今月のウクライナ-290

桜前線も段々と北進しつつありますが、
ここ坂城では梅の花が満開~散り始め、
ようやくあんずが咲き始めた、というカンジ。
桜の開花は来週かな?
楽しみですね ♪

で、相変わらずタコるトランプ氏。
「壮絶なる怒り作戦 2.0」ですが、
始めは 48 時間、次に 5 日間、そして今度は 10 日間・・・
陸上作戦開始の準備が整うまで待っているのかもしれませんし、
突き付けた 15 項目にものぼる要求に対する
「肯定的な」回答を待っているのかもしれません。
でも、多くの方々が指摘するように、
イランとしては飲めるような内容ではありませぬ・・・
最近になってルビオ氏も「数週間で終わる」とか言ってますが、
どこに根拠があるのか、
ボス共々、単に「三味線を弾いている」ようにも思えます。

トランプとルビオが三味線を弾いている.jpgGemini に作らせてみました ♪♪♪
「♪ I wonder if the plum blossoms have bloomed yet ?
Are the cherry blossoms still not ready ?」


トランプは海兵に加えて空挺部隊も投入しつつありますし、
さらなる兵隊を本国から送るという情報もあります。
となりますと、ホントにカーグ島を占領する可能性もありますし、
カーグ島の地理的位置を考えれば
まずはホルムズに近接するいくつかの島々を占領して
ホルムズ通過を容易にしたのちにカーグへ、
というパターンが最も可能性のあるシナリオとなります。

これまでのトランプの軍事行動を見る限り、
一撃必殺~一撃離脱のパターンばかりです。
これでこれまで上手くいったので、今回も、
ということだったのでしょうが、
「骨を切らせて骨を切る」戦略を取る革命防衛隊の抵抗は
彼の思慮の埒外にあったようです・・・
で、仮にホルムズの島々へ海兵を送る状況となれば、
革命防衛隊としてはさらに戦線を拡大し、
前々回に指摘したように、
紅海とアデン湾との境にあるマンデブ海峡を
フーシ派に命じて封鎖するのは間違いないです。
紅海はスエズ運河の出入り口であると同時に、
途中のサウジ側にあるヤンブー港は
パイプラインによってペルシャ湾岸と繋がっているため、
現在、ペルシャ湾を使えない多くの船が
ここから石油を積みだしているとのことです。
従いまして、
ここまで封鎖された場合、アメリカは、
あの政情混沌とする国、イエメンにまで
Boots On the Ground する必要性に迫られます。

で、「壮絶なる怒り作戦 1.0」では
イランはアメリカ側と協議の最中に攻撃されたわけですから、
イラン側が今回の協議に関して疑心暗鬼となるのは当然のハナシ。
一応パキスタンが仲裁国となって両者の間を取り持つようですが、
個人的に不思議な気がするのは、
なんで中国が仲裁しないのでしょうかね?
プーチンが関与しないのはウクライナで忙しいから、
ということで理解できますが、
中国は、現在、そんなには忙しくない・・・
加えて多くの石油をイランから購入しているという実際的な理由も存在します。

キンペー氏、不気味なほどに、今回の紛争に関して無言ですね。
キューバに関してもセンセの忠告を無視し続けてます WWW
確かに自国のタンカーは無条件に通過できてるわけですが、
今後、米軍部隊が増強された場合、中国船籍のタンカーが米側に臨検、
下手すると拿捕される可能性だって無きにしも非ず。
また逆に、うまい仲裁結果を得ることができれば、
キンペーはトランプに対して極めて大きな「貸し」を作れるはずです。

さらにまた一方で、アメリカ側の武器弾薬の不足により、
THAAD を含む多くの ammunition が韓国から中東へと振り向けられています。
ウクライナ向けであるはずのものが中東へ、という情報もあります。
さらには沖縄の海兵隊員もそろそろアラビア海に到着する頃です。
すなわち、極東米軍の抑止力が現在低下している状況です。

そのような中で、普段あれほど日本近海で嫌がらせをしてくる中国軍ですが、
やけに静か・・・
やはりキンペー vs トランプ会談に向けてあまり派手な動きは見せたくない、
という思惑があるのでしょうか?
また、昨年の 12 日戦争からベネズエラ、そして今回の「壮絶なる怒り作戦」と、
次々に繰り出してくるアメリカの軍事力とその運用を注意深く見守っている、
そしてその経過と結果を精密に分析する、
加えて、
ネット上でおちょくられている自国製の防空システムの脆弱性の検証など、
「机上~実験室レベルの案件を実践の場で観察~検証できるまたとない好機」、
などと捉えているのかも知れませぬ・・・

米軍側としても、
今回の一連の戦いで多くのデータを収集分析できたわけですが、
これらは中国~ロシアに対して「手の内を見せた」という見方もできます。
このような demonstration がライバルに対する抑止力となるのか、
あるいは逆に利するものとなるのか、
恐らくはその両者を必然的に含むものであるとは思います。

で、ウクライナ以降、武器そのものの性能~性格の進化のみならず、
運用~戦術の進化など、
「戦争」が様々な分野における技術革新を促す要因となる、
と言うのは昔から言われてきたことではありますが、
ここまであからさまに目の当たりにする時代を生きるものとは、
まことにもって思わなんだ・・・
恐らく、第一次世界大戦から第二次世界大戦に至る時代に生きた人々も
同じような感覚を覚えていたのかも知れませぬ・・・

で、そうだとしたら、この先にあるのは?
おお~やだやだやだやだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


※ つげ義春氏が死にました。88 歳でした。
過去ログの「昭和30年代の思い出:総集編-5」で雑誌ガロの話をしていますが、
白戸三平、つげ義春、花輪和一など、いずれ劣らぬ独特の画風と内容で、
これらの独創性が「強すぎる」漫画家さんを輩出していたガロは、
昭和 40 年代の「裏」の雰囲気をホントに強く醸し出していた雑誌でした。
昔の NHK のコメディー番組、
「お江戸でござる」によく出演していた杉浦日向子氏も、
ガロにマンガを描いていたときがありました。
「かたき討ち」を題材としたマンガとかを覚えてます。
杉浦先生、その後は江戸時代を専らとする時代考証作家となりましたが、
咽頭ガンにより 46 歳で死去されました。
上記の作家の方々のうち、生残されているのは花輪氏のみです。
これらの方々のマンガはセンセは昔から好きでよく読んでおりましたが、
実のところ、当時においても、
一般の人々の間ではあまり知られておりませんでした。
当時のセンセがつげ義春のマンガの話をし始めた結果
破局に終わった「悲しい恋の物語」も枚挙にいとまがありませぬ WWWW

・・・・・・も、このハナシはやめませう WWWWWWWWWW

合掌・・・












今月のウクライナ-289

さて、高市 - トランプ会談。
アメリカ側からの評価は「95 点!」だそうです。
基本、センセを含む多くの方々が考えていたであろう
「法律の枠内で援助する。加えて米産の石油を今後より多く購入する。」
という常識的なセンで落ち着きました。
自衛隊の関与に関する具体的な方法は未定。
米産石油に関しては、
どうやらアラスカ油田開発への投資ということらしいです。

今回のホルムズ海峡封鎖に関して個人的に驚いたのは、
過去に何度も痛い思いをしてきたにも関わらず、
未だに日本は 95% にも上る原油を中東に依存していたという事実です。
ホルムズ~マラッカ~バシー海峡の船舶安全航行に関する
シーレーン云々の話はすでに 50 年以上も前から議論されていました。
詳しいことは分かりませんが、恐らく、日本政府としては、
備蓄量を増やすという、
最もお手軽な方法で対処可能と決定したのでしょうね。
それこそ憲法上の制約もありますしね WWW
今回の結果を見ても取り合えずはこの方法で間違ってはいないようですが、
根本的な解決法ではないのは言うまでもありませぬ・・・

で、今回の結果を受けて石油購入先を分散させるのは
根本的な解決法の一つであるのは間違いなく、
アラスカ石油のみならず、ここはひとつ、
カナダからの輸入も考えておくべきでしょう。
現在、トランプのせいでアメリカとカナダは仲が悪いわけですが、
先日のダボスだったかの会議での
カナダのカーニー首相の演説がひときわ光っておりました。

高市首相、「今月の - 270」で指摘したように、
「体感温度」がトランプ氏と相似しているがために
基本的に「馬が合う」のは分かりますし、
また、具体的な政治姿勢としても、
トランプとの蜜月を演出するのはよろしいとは思いますが、
「やりすぎ」には注意されたほうが良いと思います。
戦後日本の歴代首相に
カーニー氏のような「哲学」と「勇気」を求めるのは
日本の立場上難しいとは思いますが、
「トランプと心中」だけは避けなくてはなりませぬ!
そこのところ、ちょと心配です。
ま、真珠湾云々は単なる下手なジョークではありますので
ささっと流すのがよろしいわけですが、
うん、
あの局面での高市氏のあの振る舞いは、
個人的印象ではありますが、
取り合えずは評価できるんじゃないでしょうか ♪♪♪

さて、現状、
ホルムズを通過する船はイラン側が任意的な許可を出しているわけで、
中国はもとより、
パキスタンやインドなどが通過許可をもらっているようですが、
新情報ではイランが通行料金を徴収する/した、というハナシもあります。
で、中国ですが、中国国内にも一応油田はありますが、
国内消費を賄えるようなものではなく、
現状、世界第一の石油輸入国です。
で、現時点ではロシアからの輸入が最も多く、
次にサウジ、イラクと続くとのことです。
で、イランからの輸入も多いとは思いますし、
イラン側としては石油輸出の 8 割が中国向けとのことですので、
この点においても両者は密接な関係を維持しております。

で、今回のホルムズ封鎖を奇貨として、
ここはひとつ、
陸路での石油輸送を構築する構想はないのでしょうかね?
中国はいわゆる「一帯一路」構想により、トルクメニスタンなど、
中央アジア諸国との関係が密になりつつありますので、
鉄道網~パイプラインの敷設など、
この機会を利用して構築速度を上げていく可能性が考えられます。
パキスタンとの関係も良好ですので
パキスタン経由も考えられます。
そうなるとイラン側としても経由国への販売も視野に入り、
「反米」を維持したまま経済を維持できることとなります。
アメリカ~イスラエルとしても
パイプラインへの攻撃 = これらの国々への敵対行為となりますので、
一種の安全保障としての役割も果たせるかと思います。
たぶん中国はとっくに動いているのだとは思いますが・・・

仮に、イラン~中央アジア諸国~ロシア~中国の枢軸が確固たるものとなり、
アラブに依存しない石油~ガスの安定供給が確保できれば、
希少金属の占有とも相まって、
この時点において、
中国の潜在力はアメリカを凌駕することになるでしょうね。
インドとの関係改善に力を注ぐことにより、
アメリカ向けの輸出の一部を
世界第一の人口大国であるインドへ振り向けることも視野に入ってきます。
逆に、中国向けの米国産大豆などの農産品に「関税」をかけるなどして
アメリカに圧力をかけることすら可能となります。

柯隆氏や興梠氏が指摘するように
中国政府が発表する公式の各種数値は「水増し」されているのでしょうし、
現状の中国経済は「失われたン十年」に突入しつつあるのかもしれませんが、
中国政府はアメリカ関税対策に加えて経済停滞を打開するために
「失われた 30 年」の間の我が国政府がそうであったように、
国内消費拡大に大きく力を入れているようです。
加えて過剰生産の投資先として、欧州~アメリカから一部矛先を変えて
先に述べたような「アジア枢軸」形成への構築に力を注ぐことにより、
将来的には欧米ナシで存続可能な国家となる可能性すら視野に入ってきます。

ネットでは相も変わらず「中国下げ」のホルホル論が蔓延ってますが、
ま、確かに中国国内の格差は大きく
一般庶民のいわゆる「民度」などにもいまだ問題は多々あるかと思いますが、
大局的に見た場合、
多くの核心的な分野において、
日本はすでに後塵を拝しつつあるのではないのでしょうか?

ここで以前から何度か申し上げた
満州~石原莞爾~ヘゲモニー~ペッキングオーダーのお話をしたいのですが、
お腹も空いてきたのでまたまた中止ということで WWWWWWWWWW
済みませぬ・・・



今月のウクライナ-288

日替わりで劇的に変化するイラン情勢ですが、
前回述べたイラン最大の石油備蓄基地であるカーグ島を米軍が攻撃した!
現時点では島の軍事施設だけですが、トランプ氏、
「これでホルムズ海峡の封鎖を解除しなければ本体も攻撃する!」
と言っている。
日本の米海軍佐世保基地からは強襲揚陸艦を、
そして沖縄からは海兵隊をイランに派遣するとのことですので、
ことによると、カーグ島を占領するつもりでしょうか?
確かに海兵の上陸により成功裏に占拠できれば
石油施設は無傷のまま手に入れることができて
世界経済への影響は最小化されると同時に
イランへの打撃は最大化される形となりますので
イランの全面的降伏に繋がる可能性も出てきますが、
海兵隊員を載せた揚陸艦はまずもってホルムズを渡る必要があります。

渡れる?????????

まさか海峡の手前から上陸させて
陸上をえっちらおっちら行進するわけじゃないでしょうね?
また、イラン側も手ぐすね引いて待っているわけですから、
これ、一つ間違えば「全滅」の可能性もあるやもしれませぬ・・・

単純に「オドシ」の可能性もありますが、
仮に革命防衛隊が臍(ほぞ)を固めていたらどうなりますかね?
「骨を切らせて骨を切る」を実行したらどうなりますかね?
ホルムズに全面的に機雷を敷設する可能性もありますし、
周辺諸国のみならず、米兵もろともに石油基地を爆破する可能性も・・・

これ、単純に、トランプの、
「振り上げた拳を下すタイミングに困った挙句の大芝居」にも見えますが・・・

当分、ニュース番組から目が離せませぬ!



つづき:トルコやアゼルバイジャンに対するイランのミサイル攻撃。
「なんで?」と、当初は思っておりましたが、これ、
地理で大学受験した方には大変なじみのある名前である
「バクー油田」に関係する可能性があります。
アゼルバイジャンのカスピ海沿岸にあるバクー油田は
19 世紀に発見された世界でも古い油田の一つで、
イランやアラブ湾岸の油田よりも早くに開発されました。
当初はもっぱらロシア~ソ連向けに輸送されていたようですが、
近年になり、地中海方面へのパイプラインが開発され、
隣国のジョージアを経由して
ジェイハンと言う名前のトルコの港湾都市とパイプを繋げた結果、
地中海方面への輸送が可能となったとのことです。

バクー油田.jpgThomas Blomberg - https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4536714による


パイプラインや油田そのものを狙ったわけではないでしょうが、
湾岸諸国に対する攻撃などを見ても、要するに、
オドシをかけて石油の輸出を止める狙いがあったようです。

で、このトルコのジェイハン経由の石油ですが、
イタリアやスペインなどの地中海諸国向けの海上輸送以外にも
スエズ運河を経由して紅海からインド洋に抜ける経路がありますので、
仮にホルムズ封鎖が拡大延長されたとしても、
この経路を利用して石油を獲得できる可能性は残っているわけです。

で、紅海とアデン湾の境には
ペルシャ湾とオマーン湾の境のホルムズ海峡に相当するマンデブ海峡があり、
その根元にはイランの手先であるフーシ派が牛耳るイエメンがあります。
どういう訳か
このような状況においてもイエメンのフーシ派はおとなしくしておりますが、
仮にトルコ~スエズ運河~紅海経由で石油を輸送する例が出てきた場合、
イランの要請により、
フーシ派がここを通るタンカーなどに攻撃を開始する可能性も
ゼロではありません。
そうなった場合はアメリカは当然イエメンにも
関与せざるを得なくなります・・・

中東.jpgGoogle 地図より


トランプは新たなイランの最高指導者に対して WANTED し始めましたが、
いくら排除したとしても、
マトリョーシカ状況となるだけのような気もします WWWWWW





今月のウクライナ-287

いよいよホルムズがムズムズしてきました!
革命防衛隊、やる気満々!!
対するトランプ、タコるタコる!!!

たぶん、ヘグセスの言う
「イランの軍事設備の 90% は壊滅させた!」は正しいのかとは思いますが、
「イランの軍事設備の 90% は壊滅させた!と、ボクは思う・・・」
というのがより正確なところなのではないでしょうか? WWWWWWWWW

この数日で炸薬量が 2 トンもある弾道ミサイルを飛ばしまくってますし、
シャヘドによるタンカーや貨物船、沿岸諸国の製油所を含む各種施設の攻撃も
続いています。
とうとう我が国のコンテナ船も
恐らくは撃墜されたシャヘドの残骸による損傷を受けましたし、
タイやその他の国々の船が、ドローンのみならず、
先日書いた「イラン式震洋」による攻撃を受け、
現在激しく炎上中!!!
さらには機雷まで敷設しつつあるとの情報も入ってきました!

対する米軍、たくさんの機雷敷設艦を沈没させたと言ってますが、
機雷なんぞはそこら辺のボートがあれば簡単に海中へ投下できます。
なんなら芦ノ湖の白鳥ボートでも一個くらいなら運べそうな気もします WWW
冗談だけど・・・
で、ニュースの映像でも流れてますが、
繫留型機雷なんて、ホント大昔から変わってないのですね!
これに加えてミサイルで敷設するタイプのものもあるとのこと。
以前にも書きましたが、
完全水中航行型の自爆型水中ドローンなんぞが開発されれば
これは究極の「貧者の決定打」となりますね!
現時点では陸上からの制御は困難でしょうが、
すでに空中ドローンなどでは有線制御のものもありますし、
AI の発達に伴って、いずれ開発されるかと思います。※

「さかなクン」の出番かも・・・

※ すでにウクライナで開発されているようです。
その名は Marichka(マリチカ)! 260313

で、当初トランプは「米軍艦船による船団の護衛」なんぞを言ってましたが、
「やっぱし怖いのでやらない・・・」と、早くもタコり始めた WWW
で、「機雷を撒いたら 20 倍返しだ!」とも言ってましたが、
これもタコる可能性大だわ・・・

あれだけ開戦 1~2 日目、本人曰く「テッテ的に叩いた!」はずですので、
これ以上どこを叩くのでしょうね?しかも「20 倍」とのことです。
で、ペルシャ湾の奥深くにカーグ島という島がありますが、
ここにはイラン最大級の原油積み出し拠点があります。
ここを叩けばイラン経済はにっちもさっちも行かなくなりますが、
トランプはこれを叩く?
叩くのは簡単ですが、たぶんやらないと思う。
なぜか。
これを潰せばイラン経済のみならず、
世界経済全体の崩壊すら視野に入ってくるから。
長期にわたる原油価格高騰は多くの物品の高騰を招き、
物流が滞り、
農産品にも影響し、
加えて関税の影響も加わって国家間の貿易が滞り、
世界全体が景気後退に陥る可能性もある・・・
世界経済がブロック化し、
その先は・・・

「オイオイ、どっかでいつか見たことのある光景じゃないか!」

当然ながらアメリカ中間選挙は共和党の惨敗・・・
トランプは残りの任期を人々の怨嗟のただ中で過ごす羽目に陥る・・・

じゃ、カーグ島の代わりに一体どこに 20 倍の攻撃をしかける?
考えられるのは、ダムや発電所など、都市のインフラ施設。
けれどもこれらを破壊されて困るのは現体制に不満を持つ多くの都市住民。
体制への不満がアメリカに転嫁される危険があるし、
世界中からはアメリカに対して轟轟たる非難の嵐。
「民衆蜂起による体制転覆」なんぞも雲散霧消。
もちろん B-52 の絨毯爆撃によるテヘラン大空襲なんぞは
21 世紀の戦争では絶対にやってはいけませぬ!!!

で、トランプ氏、「少数の精鋭部隊により濃縮ウランを排除する!」
なんてこと言ってますが WWW
限りなく不可能に近い「児戯に等しい」作戦だと思います。

じゃ、トランプ氏、どうする?
やっぱし「ネタニヤフのせいだ!」と癇癪を爆発させるのが関の山
じゃないでしょうかね WWWWWWWWWW?




今月のウクライナ-286

前々回でイランはバカだと書きましたが、
白絹かけて BK に訂正いたします。
なぜか。

イスラエルとアメリカの諜報部の活動があまりにも凄まじかったから・・・

ハメネイ師の自宅下には大規模な地下壕があったそうで、
それも地下に何重にも張り巡らせていたそうです。
加えて周りの防犯カメラはすべてハッキングされており、
さらには氏の日々の行動の一部始終が筒抜けであったとのことです。
氏が爆殺されたとき、
速攻で証拠の写真がホワイトハウスに送られたところをみると、
近しい関係者の中に密通者がいる可能性が指摘されてます。
従いまして、生き残りの幹部連には相当の疑惑が向けられているかと・・・

イラン大統領、現時点では存命ですが、大丈夫ですかね WWW?

で、早くも新しい指導者が選ばれた。
ハメネイ師の次男坊で、名前がジタバタとかドタバタとかいうオトコ・・・
で、一応 TV でも顔出ししていますが、いつまで持ちますかね WWW
何しろイスラエル・アメリカ連合軍は緻密な諜報網と最新の AI を駆使して
ほぼ完全なる航空優勢を一気に確保してしまいましたからね。
居場所さえ分かれば、バンカーバスターでも落とされてオヤジのもとへ・・・
という結果にもなりかねませぬ・・・

で、一部報道では、生き残りの幹部の間で意見の相違が見られるとのこと。
前々回でセンセが疑問に感じていた周辺のアラブ諸国への攻撃ですが、
今回、イラン大統領が公に謝罪し、
今後は攻撃しないことを軍に命じたにも関わらず、
その後も相変わらず攻撃が行われている・・・
加えて NATO 加盟国であるトルコ、EU 加盟国のキプロス、さらには
過去にはイラン領であったアゼルバイジャンにも打ち込んでいる・・・

このような状況で新たな敵を作るのはイランことだと思われますが、
革命防衛軍としては何らかの意図があるのでしょうね。
たぶん、周辺諸国が「もうヤメテ!」とか言って、
アメリカに停戦をお願いする、なんかを考えてる???

で、つまりは、国際政治の視点を持つ大統領と頭カッカした軍部との間で、
やはり、現下の対応に関して方向性の違いが生じているのでしょうね。
となりますと、トランプとしてはイラン大統領と交渉したいのでしょうが、
あの国の最高指導者はイスラムの聖職者でなくてはならないので、
やっぱし「アッラー・アクバル!」を叫ぶオトコでないとダメみたいです・・・

で、ヘグセス戦争長官の言うことには、
アメリカ・イスラエル連合軍は初回の攻撃で
イランの攻撃力のほとんどを沈黙させたとのことですが、
その後の周辺諸国へのミサイル~ドローンによる攻撃を見る限り
未だ相応の攻撃力を維持しているようにも思える。
確かに長距離弾道ミサイルや艦船などの大型兵器は
ほぼほぼ壊滅状態となったのかも知れませんが、
シャヘドなどの比較的お手軽な「貧乏人の兵器」などは
未だ多数を保有していてもおかしくありません。
さらに言うならば、前回述べたように、
ホルムズを長期にわたって封鎖すれば「イランの勝ち!」
と言ってもよいわけですので、
これはシャヘドとイラン式「震洋(しんよう)」だけで OK なのでは?

シャヘドは弾道ミサイルのような大型の発射台を必要としませんし、
射程も 2000 km もあるので、
イラン内陸部の山岳地帯からの発射も可能です。

グーグル地図を見ればわかると思いますが、
イラン国土の大部分は荒涼とした山岳地帯です。
いくらほぼ完全な航空優勢を確保したとしても、
あの地域すべてを監視下に置くのは困難でしょう。

昨日見た映像では、地下壕に多数のシャヘドとミサイルとともに、
な、ナント、あの F-4 ファントムが後生大事に保管されている・・・
しかも迷彩塗装まで施されて WWWWWWWWWW
迷彩塗装を施された骨董品が地下に安置されている・・・
そういえば、あの F-14 トムキャットはどこにいるのでしょうかね?
センセとしては、個人的に、
F-4 ファントムや F-14 と F-35 との格闘戦を見たくて見たくて
心の底から待ち遠しいのですが WWWWWWWWWW
いずれにしましても、
イラン人が物持ちが良いことだけはよく分かりました WWWWWW

で、トランプは
「ホルムズを通過する船舶にはアメリカが保険をかけてあげる」
などと言ってますが、
いや、どれだけ多くの保険をかけてもらっても
ドローンが飛び交うあの狭隘な地域を航行するのは誰でもイヤなはず・・・
ましてやドンドコ燃えるアブラを満載したタンカーにおいてをや・・・
「アメリカの軍艦で防御してあげる」などとも言ってますが、
確かにシャヘドで軍艦を轟沈するのは不可能でしょうが、
タンカーはこれらの兵器による攻撃を想定して造られてはおりませぬ・・・
実戦により鍛え上げられた「対ドローン兵器」に優れたウクライナに頼んで
「対シャヘドドローン」などを考えているようですが、
いや、時間がかかるでしょ。

先週の金曜日に発表されたアメリカの雇用統計値は市場の予想を大きく下回り
失業率も 4.4% へと悪化・・・
ガソリン価格も急騰しています・・・
トランプ氏はイランに「これまでにない大打撃を与える!」とか
「特殊部隊を送り込んで濃縮核ウランを奪取する!」とか言ってますが、
日替わりで変わるトランプ氏の言葉ですので、
ホントにやるのかやらないのか、
もはや誰にも分かりませぬ・・・

そのうち上手くいかないことが分かりだすと
「ネタニヤフのせいだ!」と癇癪を爆発させるような気がするのは
センセだけ WWWWWWWWWW ???





今月のウクライナ-285

戦闘、依然として継続中!
ホルムズ海峡ではパラオ船籍のタンカーが炎上!
クウエート上空では米国戦闘機 F-15 が墜落、イラン側は「撃墜!」と発表!※
沿岸諸国に対して多数のシャヘドが撃ち込まれる!
サウジの大型石油プラントに対してドローン攻撃!
アメリカではイラン政権支持者による銃乱射で死者が!
※ クウエート軍による誤射だそうです 260303

サウジの例の皇太子がトランプをそそのかしてイランを攻撃させた、
との情報もあります。
これ、誰かが意図的にリークしたのですかね?
ホントだとしたら、今後のイラン vs サウジの構図は決定的となりますね!
あの皇太子、以前には自国のジャーナリストを暗殺した過去もありますし、
個人的には腹黒い印象のあるオトコです。
それにしても、やはりトランプ氏、
イスラエルとサウジに尻を叩かれて開始した、
という印象が強い今回のイラン攻撃です。

TV の解説などでも言われているように、
「落としどころ」がまことに不透明ですが、
革命防衛隊が沈黙するまで叩くつもりでしょうかね?
いずれシャヘドもミサイルも枯渇するでしょうが、
その間イランが腹をくくってホルムズを封鎖すれば
原油価格は高騰し、
世界中の物価が高騰し、
その影響はアメリカ国内にも大きく波及するはずです。
ただでさえ現状、関税による物価高に苦しんでいるアメリカ人、
車社会のアメリカにおいてガソリン価格すら上昇しだしたら、
あ、こりゃ中間選挙はボロ負けだわ・・・

ベネズエラの成功に気を良くし、
ネタニヤフとサルマンにおだてられて始めたこの戦(いくさ)。
ハメネイ後継者との DEAL やら
民衆蜂起による政権転覆やらをどうやら当てにしているようですが、
捕らぬ狸の何とやらに近いものがあるような気がします。

繰り返しますが、
イランが腹をくくっていくさを長引かせるだけで
世界経済は悲鳴を上げることとなり、
共和党の票が逃げだす結果となる・・・
ホルムズ封鎖は
リヤル紙幣がもはや紙屑に近いイラン自身をも痛める形とはなりますが、
あのような形で最高指導者を爆殺された以上は、
少なくとも頭がカッカしている今の革命防衛隊の連中は、
「骨を切らせて骨を切る!」
くらいの意気込みでやり抜く可能性は否定できない・・・

本日の原油先物は当然のごとくに窓を開けて高値で始まった・・・
同じくドル円も窓あきで開始・・・
もはや「有事の円買い」は過去のもの・・・
円安になっても輸出は伸びず、
輸入額が増えるだけの昨今の我が国・・・

ホント、混沌いや増す世の中となったものだ・・・







今月のウクライナ-284

トランプ氏、イスラエルに引き続いてイランを攻撃し、
ハメネイ氏の爆殺に成功した、と報道されてます。
イラン政府は否定しています。
まだどちらが正しいのか、分かりませぬ・・・
ま、そのうち分かりますからそれまで待てばよろしいだけです。

で、やはりピンポイントで個人を狙った攻撃だったわけですが、
仮に本当にハメネイ氏が死亡したのだとしたら、
もうホントに、心の底から、
「イランてバカな国だなあ~・・・」と言わざるを得ない・・・
それも「あきれるくらいバカな連中だなあ~・・・」と、
天を仰いで慨嘆せざるを得ない・・・

同じ過ちを何度も何度も何度も何度も(以下、省略)繰り返す・・・
しかも相手側から何度も何度も何度も(以下、省略)警告されているのに
面白いように繰り返す・・・
最高指導者をピンポイントで狙うと公言されているのに「自宅」で爆殺される
という・・・

いや、まだ本当のことは分からないのですけどね!

センセは自分では自分のことを
慎ましくて温厚で、あまり目立たない地味なオトコだと考えているので WWW
「バカ」などというあからさまな表現を使うのはまれ。
どうしても使いたいときは白絹(しらぎぬ)かけて「BK」とか、
「首の上が不自由なヒト」とか、
「脳内にお花畑を敷き詰めているかた」とかの穏やかで婉曲な表現を用いる。

・・・白絹かけて包めども、知能はほのかに出でにけり・・・

というカンジ。

しかしながら、今回の場合は婉曲表現では済まされない水準なので、
申し訳ないが、
「バカ」そのものの直截的な表現を用いました WWW
不快に思ったイラン人にはごめんなさいします WWW

で、イランに関しては以前から何度も言及しておりますので、
まずはこれらをお読みになってくだされ。
書いた本人からみてもナカナカ良く書けております WWW
古代中東に関しては「-33」くらいから、
古代ペルシャに関しては「-133~143」くらいから、
そして肝心の近代イランから昨年のバンカーバスターにかけては
「-253~257」にかけて書いてます。

これらを読んでくだされば最早あなたもいっぱしの中東情勢専門家、
というわけにはいきませぬが WWW
この地域の不安定さに関して基本的な知識は得られると思います。

で、仮にハメネイ氏が死んだと仮定して
今後のイラン情勢の行方を考えるわけですが、
先の「12 日戦争」の時と同じく今回もイスラエル主導であった事実から、
トランプ氏よりもむしろネタニヤフの思惑が主要因で、
トランプ氏の個人的思惑、例えば 11 月の中間選挙対策とか、
などは、あったとしても、副次的なもの、
と言えるのではないのでしょうか?
仮にネタニヤフの思惑が今回の攻撃の主要因であったとしたら
それは「イランによる核開発の阻止」ということですが、
しかしながら前回の攻撃で
イランの核開発は相当にダメージを受けているのは明らか。
また、ハメネイ氏を殺害しても、
氏自身はすでに相当な高齢である(あった)ことを考えれば、
氏の後継者が程なく後を襲うのも明らか。
「体制の転覆を図る」とトランプが言ってますが、
甘すぎるでしょ。
ベネズエラやキューバと違って中東の大国たるイランですので、
ちょいちょいと民衆のデモが発生したところで
その民衆の道徳的規律を統括するイスラム教による統治を
ひっくり返すことは至難の業です。
一般的なイラン人の間に
現在の経済的困窮をもたらしてきた現体制に対する
根強い不満があるのは明らかですが、
この動きと現在アメリカに亡命中のパーレビ王子の動きを連動させるのには
無理があります。

そもそもパーレビ国王が亡命を余儀なくされた原因の一つは、
自国民、特に貧しい地方の内陸部などに住む住民などが
唯一の心のよりどころとしているイスラム教に対する理解の足りなさにあった、
と言っても過言ではないのでしょうか?

今回の爆撃によって仮にハメネイ氏が爆殺されたとして、
それに対して喝采を叫んだ人々ももちろん多いのかもしれませんが、
一方で、
小学校が爆撃されて多数の小学生が死亡したという報道もありますので、
これに対してイスラエル~アメリカに対して
さらなる敵愾心を抱いた人々も多いかと思います。
現体制を支持する「愛国者」もいるでしょうし、
支持しない「愛国者」もいるでしょう。
両者ともに「愛国者」なのです!
従いまして、
両者に共通する「愛国」に対して冒涜を浴びせるようなやり方は
上手くいかないのは明らかです。

ゲマインシャフトとゲゼルシャフトという概念を用いても良いかもしれませぬ。

で、イスラエル~アメリカ両国ともに
陸軍を送り込むには至らないことも明らかですので、
仮に体制の崩壊を目指しての今回の攻撃であったとすれば、
頼りになるのは民衆の蜂起だけですが、
上記したように、
無理筋かと思われます。

ならば本当に目指していたのは何か、ということですが、
「時々思いついたように爆撃して慢性的に封じ込める」
ということなんぞを考えているのでは?
ある意味「モグラたたきゲーム」みたいなカンジです。
IAEA の協議なんぞを当てにする必要もなくなりますし、
ヒズボラやハマス、あるいはフーシ派などへの影響力も封鎖できるでしょう。
またぞろイランが「悪さ」し始める兆候が見られたら再度攻撃する、
これを繰り返す。
で、そのうちイランの体制派、嫌気がさして、ホントに体制を投げ出す、
などということを狙っているのかも???

このような方法は時間はかかりますが、
地上部隊を送ることに比べれば比較的安価に実行できますし、
「力」の差が圧倒していますので、
実効性の高い方法と言えるかも知れませぬ・・・
ある意味、これまでイランが自身の proxy を使って行ってきたことを
より強い形でイランに対して行う、
ということなのかも知れませぬ・・・

いずれにしましても、
も少し様子を見ていきませう! ※

※ 書き終えた直後、
イラン国営放送からハメネイ氏の死亡が確認されました!

お昼を食べに(狐どん兵衛)お湯を沸かして TV をつけたら、
例の NHK の利根川アナウンサーが
ハメネイ氏の死亡がイラン側から発表されたと報じた!
で、イラン側も報復のミサイルを飛ばしているが、
どういうわけか対岸のアラブ沿岸諸国の国際空港にドカドカ着弾している!

WHY ???

なんでアラブ?しかも国際空港??分からん・・・※
※ アメリカの同盟国 ~ アメリカ軍事拠点の存在、という理由らしいです。
それにしてはホテルなどにも着弾してますが・・・ 260303

いずれにしましても、
強制的にも自主的にもホルムズ海峡は実質的に当面閉鎖だ。

直ちに頭をよぎるのは石油。
解説の方によれば、日本は備蓄があるから当面の心配はないそうだが、
当面とやらがどの程度続くのか不透明。
市場は明日開くが、原油先物、窓を開けて高値で始まるのは見え見え。
高市首相、就任早々から奇問難問山積状態でありますが、
このような状況に対処できるヒトとして国民が選んだのが彼女、
というわけですので、
これは「働いて × 10 回」くらい働いてもらわなくてはなりませぬ。
でも、円安と相まって、単なる 2 年程度の対食料品消費税減税などでは
対処できなくなるやもしれませぬ。

で、ハナシを戻してハメネイ氏。
死亡して喜ぶ人々と悲しむ人々の両者がいるでしょうが、
悲しむ人々にとっては、氏は「殉教者」となります。

「死するハメネイ、生けるネタニヤフとトランプを走らす」

の状況になる可能性もあるわけです。
すなわち、イランの内乱です!

「イラン内乱テヘラン混乱、夜になって ~ 火がついて ~ ♪♪♪」
の状況です WWWWWWWWWW

1979 年の内乱時には、
ムジャヒディン・ハルクなどという共産主義イスラム組織すら登場しました。
シリアやイラクの混乱ぶりを見ても、
あそこら辺のイスラムの連中は何をもって徒党を組み、
何をしでかすか分かりませぬ。

ま、今後の成り行きを見守っていくしかありませんね・・・

※ ニール・セダカ氏が亡くなりました・・・
センセの世代では、
「チューチュータコかいな」とか
「カレンダー・ガール」が有名です。
プレスリー後、ビートルズ前、の時代です。

また、過去ログの「坂城散歩道-31」の最後の方にのせた
Laughter in the Rainもはやりました。
これは 1970 年代の曲ですね ♪

謹んでお悔やみ申し上げます。


今月のウクライナ-283

いきなり春めいてきましたね!
でもいずれ「寒の戻り」もあるでしょうから気を抜かないこと!
血圧も上り下りの日々。
鼻の周りがティッシュで擦りむける日々でもあります WWW

さて、
この一年間世界を振り回してきた暴君トランプの終焉となるのでしょうか、
アメリカ連邦最高裁がトランプ関税に対して「NO!」を叩き突き付けました!

アメリカの法律なんぞ良く知らないセンセですので
以下の記述には色々と間違いもあるかと思いますが、
一応常識としては、「最高裁の判決は最終の判決」と考えてよいのでしょう。
とりあえずは三権分立が機能した、と考えてもよいのでしょう。

で、今後の成り行きに関しては専門家にお聞きしたいのですが、
あのトランプのことですから
最高裁の決定を無視して振る舞う可能性もあるわけです。
一応現時点では、
別の法律を根拠にして一律 15%(最初は 10% と言ってた)の
関税をかけるとか言ってます。
仮にこれまでの税率を御破算にして新たな税率をかけるとした場合
これまで払ったお金を戻してくれるのでしょうかね?
それともあれはあれ、これはこれ、ということでしょうかね?
日本の場合は
以前の交渉の結果 15% になりましたので変わらないわけですが、
ブラジルのように交渉を拒否していた国の現在の関税率は 40% ですので
ブラジルにとってはウハウハの結果となります。
現在ケンカ中のカナダは 35% なので、
これまたウハウハの結果となります。
自動車や鉄鋼にかかる関税と、
カナダやメキシコに対する関税とはそもそも枠組みが違う、
というハナシもありますが、
詳しいことはセンセは知りませぬ・・・

日本の場合はアメリカに巨額の投資を行うことを約束することで
15% に抑えられたわけですが、
これは投資ですのでいずれリターンが期待されます。
直前には US スチールの買収話もありました。

新たな関税の発効は 24 日からというので目の前ですが、
何よりもまず供給網の構築のやりなおしを必要とする企業も多いでしょうし、
投資関連の企業においては全く先が読めない状況ともなりますので、
これはしばらく相当に混乱が続く形となるでしょうね。
で、このような混乱による嫌気が長引けば、
現状、ただでさえ、ICE やエプスタイン問題で揺れている
トランプ氏の支持率にさらに大きな影響が及ぶのは必至。
11 月の中間選挙の共和党の負けは確実となってしまいます。
トランプ氏、憲法を改正して三期目を目指すことは自ら否定しておりますので、
来年以降の 2 年間は「よたよたアヒル化」した政権となってしまいます。

で、ならば次の政権はどの党が、だれが担うのか、というハナシとなりますが、
共和党でしたら第一候補がヴァンス、次点がリビオというのが順当でしょう。
対する民主党ですが、これが見当たらない・・・
オバマ氏のような、若くてイキのいいオトコが見当たらない・・・
せいぜい現カリフォルニア州知事あたりでしょうが、どうでしょうね?
大統領、特にアメリカのそれは「個人的資質」WWW が最優先されますので、
議会では劣勢の共和党から大統領が選出されてもおかしくはありません。
ま、同時に行われる議会選挙で多数を獲得すれば文句ナシではありますが・・・

で、このような国内問題から目をそらすためでしょうか、
イランに対してオドシをかけている・・・
個人的には国内問題とは別のハナシだとは思いますが、
ペルシャ湾に空母打撃艦隊を送って揺さぶりをかけている・・・
対するイラン、相変わらず威勢のいいことを言ってますが、
いつものように何もできないでしょう・・・
情報では、イラン国内に張り巡らせたモサドの情報員を使って
イラン政権内の重要な個々人をピンポイントで標的にするようですが、
上手くいくでしょうか?
恐らくはベネズエラでの結果に気をよくしての作戦だとは思いますが、
仮にうまくいけば支持率に多少の好影響を与えるだろうとは思います。
が、失敗したら致命的ですね。
ヴァンス~リビオの線もなくなるような気すらします。

で、新たな「キューバ危機」が生じつつあります。
こちらは盟友であったベネズエラがひっくり返り、
加えて最後の頼みであったメキシコも石油の輸出を拒否。
で、このままでは国体が崩壊するのは時間の問題ですが、
ここにきてロシアが手を差し伸べています。
手を差し伸べるのはよろしいが、成功するでしょうか?
プーチンはトランプと裏取引をするのでしょうか?
個人的にはキンペーの出番だと思うのですが・・・
というのは、新たな「キューバ危機」を奇貨として、
キューバに手を差し伸べることによって
アメリカの喉元に刃を突き付けることが出来るわけです。
で、これを台湾の交渉材料として使うことが出来るわけです。

キンペーはなぜやらないのでしょうかね?
いきなりのベネズエラ陥落でしたので、
全く準備が整っていなかった、ということでしょうか?

仮に当面キューバが生きながらえることが出来たなら、
キンペーは戦略を考え直したほうがよろしかろうと思います。

いや、別に中国の肩を持つわけではありませんよ!
単なるセンセの妄想の発露であります。




高市氏、圧勝する WWW

鍋の蓋を開けてみたら、瞬間的に吹き上がりました WWWWWWWWWW

昨日の坂城町はホントに寒くて、
たぶん、一日中 0 ℃以下だったと思います。
センセのクルマ、型落ちのジムニーですが、四方にツララをつけつつ
研究所、買い物、そして最後に投票所、と走り回りましたが、
ツララの一つも欠けることなく、いや、さらに発達しながら
最後まで張り付いておりました・・・

で、投票を済ませて投票所の門を出ようとしたら、
出口で寒そうに立っていたオジサンがアンケートを求めてきた。
出口調査ってヤツですね。
以前は画板の上の紙に鉛筆で 〇✖ したものですが、
今回はタブレット上に電子ペンでチェック。
簡単ですね ♪
で、調査のオジサンは寒空の下で一日中立ちんぼう・・・
寒さで体を壊さないか、心配になりました。

で、帰宅して風呂に入って夕食を摂ってビール片手にオリンピックみてると
7:55 になったら場面が変わって、
画面右上のタイマーが 8:00 に近づくのをドキドキしながら眺めていたら
いきなり飛び込んできた自民党当確者の数!!! 
その後も続々と増え続ける自民党当確者の数!!!
一向に伸びない中道の数!!!
画面はあっという間にまっかっか!!!

で、さすがに途中で飽きて眠りにつきましたが、
翌朝に改めて TV で最終結果を見たところが
自民単独で 2/3 を確保!!!
すんげ~~~高市!!!
立民 + 公明は完全にクラッシュ!!!
過去の小泉氏や安倍氏のデジャブだわ・・・
いや、それ以上かな?
昨日の予想では自民が圧倒するだろうな~とは考えてましたが、
さすがにここまでくるとは思わなんだ・・・

加えておなじみの立民のお歴々の方々が軒並み落選・・・
ほぼほぼ唯一当選した野田氏も速攻で引責辞任を表明・・・
立民、もはや消滅したも同然だわ・・・
立民に限らず左派系は全て討ち死に・・・
如何に世論が変わったのか、昨日の選挙結果に如実に表れておりました。
野田氏、敗者の弁においていみじくも宣うには、
「我々は時代遅れなのかもしれない・・・」

ハイ、その通りなのです!

日本を取り巻く世界情勢を見渡してごらんなさい。
東の海の向こうにはエゴの塊のようなトランプという怪物が、
西の大陸には不動のキンペーが、
北には冷酷かつ狡猾極まるプーチンが、
これらがそれぞれ我々が日々住み慣れた、
少なくともこれまでは居心地のよかった地球という環境を
我が物顔にもてあそんでいる。
どいつもこいつも一体全体腹の中に何を飼っているのか、
これら得体のしれぬ魑魅魍魎を相手とするのに
脳内一面にお花畑を敷き詰めた「Trust Me!」で対処できるわけないだろ!!!

日本国民の政治姿勢が大きく変わりつつあるのを読み取れず、
55 年体制当時のメンタリティーそのままに、
現実の変化に対して危機感を持たず~持てず、
過去の理想論の中に安住(あんじゅう。あずみではありませぬ)して
恬として恥じることのない人々に対して国民が退場を勧告した、
というだけのハナシです。

さて、高市氏、子飼のチルドレンも増えたことだし
「国論を二分」するような政策も打ち出していきたいとのことですが、
昨日述べたように、その「国論を二分」する最大のものが「憲法改正」です。
憲法改正においては、一般の法律とは異なり、
衆議院の 2/3 をとっただけでは国民投票に向けた改正発議は不可能で、
参議院でも 2/3 を確保する必要があります。
その後に国民投票が行われ、過半数の賛成で可決、という流れです。
で、参議院の場合は 3 年ごとに定数の半分の入れ替え選挙という形ですので、
6 年の間に二回行われる選挙において圧勝する必要があります。
で、これはかなり困難な目標ですので、
「今月のウクライナ-266」の中でセンセが言ったように、
まずは衆議院で動議を提出し、
国民的議論を起こしてほしい!
当面はそれだけでよい。
というのは、
これまでは憲法改正の議論そのものがタブーであったからです。
今回の勝利を受け、憲法改正の動議提出が現実化すれば、ようやく
憲法改正を議論すること自体は悪いことではなく、
自由主義国家において本来あるべき言論の自由の姿なのだ!」
という認識が国民の間で共有されることとなるからです!

高市チルドレンは未だ未熟でしょうし(失礼!)、中には
「まずは赤坂の料亭に行きたい」とか言う連中もいるやもしれませぬので WWW
ここは志を同じくするイキのいい若手を集め、
彼らを中心として進んで行くのがよろしかろうと思います。
小泉氏を筆頭に、小林氏とか、色々おります。
若くてもあまりイキのよろしくない方々もおられますので、
組閣時には変えたほうがよろしかろうと思います。
誰とは申しませぬが、
ほら、あの、お米のヒトとか WWW

誰とは申しませぬが WWWWWWWWWW





選挙です

みなさまこんにちは!
本日は総選挙の投票日です。
坂城を含め、多くの地方で雪降る中での投票となります。
もう事前に投票を済ませた方もおられることでしょう。
センセはまだ。
午後 3 時に研究所で明日の実験の準備をしてから
地元のスーパーにお買い物に行き、
その帰り道に投票所に寄ろうと思ってます。

で、誰に~どの党に投票するかって?

それは内緒です WWW

下馬評では自民党が圧倒してますが、
午後 8 時に蓋が開くのを待てばよいだけ。
それまでは TV で前日のオリンピックの試合でも見てませう!

で、昨年の参院選では自民党が惨敗し、
参政党が躍進したわけですが、
そのことについて「今月のウクライナ-258」で分析してます。
いま読んでもナカナカよろしく書けてますので
どうぞ皆さまも、また一度、目を通してみてくだされ WWW

で、自民敗北の受け皿となっていたのが昔は立民や社民でしたが、
昨年の選挙では自民よりもさらに右寄りの参政党に票が行ったことから
「国民の意識が大幅に変化しているため」と結論づけたわけですが、
自他ともに認める「タカ派」の「タカいち番長」が総裁となったことから
少なくとも下馬評を見る限り、
昨年は参政党に流れた票が一気に自民党に還流する可能性が大。
ことによると自民党、これを見越して彼女を選んだ?
と勘繰りたくもなります WWW
キンペー氏もまた、これを見越して反日戦を仕掛けた?
とも勘繰りたくなります WWW

で、仮に与党で過半数をはるかに上回る 2/3 の議席を獲得できたならば、
これは自民党結党以来の悲願の憲法改正に向けて道が開ける形となります。
で、その場合、キンペーによる反日攻勢もまた、MAX を迎えることとなります。

高市、どうする?

千載一遇のチャンスであり、歴史に名が残るのは間違いありませぬが、
中国の反撃も、たぶん、半端ないものとなる可能性が高いちです WWW
ことによると、トランプから横槍(よこやり)が入る可能性もあります。

ナカナカ面白い展開となってきましたが、
午後 8 時を待ちませう!
ではっ!