坂城散歩道-14

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みなさんこんにちは!ご機嫌いかがですか?
センセはご機嫌すこぶるワロシ!です。

なぜか。

林道攻めで二回もコケたから・・・。

いや別に「攻めた」などという大したものではありませぬ。コケずにナントカ登り切れば良い、というレベルの走りだったにもかかわらず、コケた・・・・・・二度も・・・。


前回ご紹介した太郎山林道、分岐点までは走りやすいが、分岐からはヘアピン急坂のガレ場が続く。加えてここしばらくの雷を伴う大雨のおかげでガレに加えてヌタも混じり、一瞬、登るのに躊躇しましたが、生来のHDさ加減のおかげでイケイケ~とばかりに突っ込んだあげく、コテン・・・。
なんとか持ち上げて精神的ダメージ未だ癒えないままにさらに突っ込むと、あれよあれよという間もなく再び、コテン・・・。

この急坂のガレ場を過ぎると赤土となって登りやすくなりますが、そこにたどり着くまでに早くも二度もコケて、ココロが折れた・・・。
今回は太郎山西峠から大峰山まで縦走すべく、前回の反省も含めて「おにぎり」もペットのお茶も二個ずつ用意していたのに、しっぽを巻いてすたこら下山した・・・。ガレ場の急坂をUターンするのも冷や汗もので、そこからひたすらローギアでトロトロ降りてきた・・・。あ~情けなや恥ずかしや・・・。

要するに、これまでの林道は「前座」だったんだね!

Youtube とかには、文字通り「道を踏み外した限りなくヘンタイに近いヒトたち」がトンデモ林道をアタックしている動画がよく載っていますが、もちろんそれに比べれば何でもないような場所ではあります。でも、ここをストレスなく登りきることができるようになれば、少なくとも坂城の林道のほとんどは心楽しく走破できると思います。なので、再度のチャレンジを心深く決めたセンセでありますが、次回も間違いなく何度もコケると思いますので、工具類はもちろんのこと、クラッチレバーなど、いくつか予備の部品を購入し、膝あて防具なども装着して、も少し準備してから再チャレしたいと考えてます。コケてケガすることはあっても死ぬことはない場所ですので、あとはココロの問題です。長野も梅雨に突入しましたので、バイクもしばらくお休み。空いた時間を利用して、いろいろ準備を整えようと考えています。

それにしても、バイクを購入してから未だ1年経っていないうちに総計11回コケた!まだまだ記録更新しそうだ!金鵄勲章に加えて紫綬褒章までもらえるかも!ヤッホー!!!HD



で、コケ話だけでは面白くないので、太郎山と大峰山の間を走る「林道大久保線」をご紹介します。大久保線、ほとんどが舗装路なのでバイクで走ってもつまらないのですが、終点が登山口となってますので、登山する方々のためにも一応紹介しておきます。
坂城町の横尾方面から侵入します。







入横尾の守護神、速素戔鳴(はやすさのお)神社。文字通り、スサノオノミコトを祀る神社です。


神社の石碑。神社を右に眺めながら長野高速の下を横切ると、ゴルフ練習場に出くわします。


ゴルフ場.jpg山の斜面を利用した練習場です。


林道入り口-2.jpg林道入り口。舗装路です。


林道大久保線 標識-1.jpg大久保線の標識。


植林地.jpgつづら折りの舗装路の両側は開けており、杉の若木が植林されています。
正面は太郎山。


開拓の碑.jpgしばらく行くと、趣(おもむき)のある場所に出ます。石碑などがある。


開墾記念碑.jpg開墾記念碑です。昔、森林を切り開いて、ここを開拓したんですね!
先人の苦労が偲ばれます。


分岐点-2.jpgほどなく分岐します。舗装路を道なりに行くと登山口。右の分岐はダート。
で、勇んで右に曲がってダートを進むと、草が生い茂っていて走れない・・・。Youtubeのヘンタイ連はそのまま突っ込むかもしれないけど、イノシシやらクマやらが道を荒らしまくっていて、ノーマルな方々は突っ込まない方が良いと思います。


あやめ.jpg





















道の両脇には、季節柄、たくさんのアヤメが咲いていました。


イノシシ?クマ?の糞.jpgきれいなアヤメの花の横には、道のど真ん中に大きなフンが・・・。イノシシ?それともクマ?大体直径20 cm ぐらい。よく見ると、獣の毛や甲虫の外殻、さらには植物の種子もたくさん観察されます。んんん~、クマのような気もしますが、不思議なのは多くの植物の種。だって、まだ初夏ですよ!?
道の両側は例によってひどく荒らされてますが、偶蹄類に特徴的な蹄(ひづめ)の跡が見当たらない・・・。かと言って、クマの足跡も確定できない。蹄の跡の方が残りやすいことを考えると、やっぱ、クマかなあ・・・?大きさや形態的にもクマの可能性が高いが・・・。

結局、確定できませんでした。


松林.jpg途中はアカマツ林。先日は、坂城町の山々に沿って、ヘリコプターが超低空飛行しておりました。たぶん、松くい虫駆除のための調査を行っていたのだと思います。


眺望.jpg途中の眺望。正面の三角山は岩井堂山。手前は杉の若木。


眺望-2.jpg眺望その二。左手は虚空蔵山頂上。


大久保線終点.jpg林道大久保線の終点です。ちょっとした広場になっていて、登山者の車、数台は停まれます。ここから登山口になりますが、草ぼうぼうで、分かりづらいです。

今回コケた太郎山分岐を征服するまで、山歩きはここから登ろうかなア・・・と考えているセンセでございます。クマが怖いけど・・・。

ではっ!

大久保線地図.jpg

坂城散歩道-13

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みなさまコンニチハ!気持ちの良い天気が続いてますね!少し汗ばむくらいの陽気です。カッコウも鳴き始め、坂城町もすっかり初夏の装い。この時期、日差しは強いけれどさわやかで、センセが一番好きな季節です。

さて、坂城町を取り巻く峰々をすべて踏破しようと良からぬたくらみを企てているセンセですが、先週の土曜日は太郎山林道から太郎山に登り、さらに虚空蔵山まで縦走してまいりましたので、ご報告いたします。

分岐点.jpg
太郎山林道の分岐点。ヘアピンを山側に上るのが本道らしい。前回は直進したので行き止まりになった。
今回は分岐点から登山口だと勘違いし、ここでバイクを降り、登山靴に履き替えて登り始めました。朝の10:30でした。


西作業道.jpg
西作業道をやり過ごし、さらに登ります。


林道-2.jpg
コナラ、ミズナラ、クヌギ、ケヤキの新緑が美しいです。
セミが合唱してましたが、たぶん、エゾゼミだと思います。


林道-3.jpg
これはカラマツ林。ここのダート道、次回はバイクでチャレンジするぞ!


東作業道.jpg
稜線に到着!太郎山コースに挑戦だ!所要時間4時間40分とのこと・・・。
昼飯用意してない・・・。小さなペットボトルのお茶も、この時点で半分くらい飲んでるし・・・。大丈夫かな?


道しるべ-1.jpg
で、まずは太郎山山頂を目指しました。


太郎山登り.jpg
直坂だけど、さほど急ではない。


太郎山山頂-1.jpg
到着!山頂はよく整備されていて、公園みたいです。
家族連れや老夫婦、あるいは単独で、合わせて4組総計8名の登山者がおりました。皆さん上田からお越しのようで、坂城ルートはセンセだけ・・・。

写真は上田方面を臨む図。


太郎山山頂-2.jpg
証拠写真。


太郎山山頂-3.jpg
有名なお地蔵さん。


太郎山山頂の梨の花.jpg
白い花が満開!梨の花にしか見えませんが・・・。


すみれ.jpg
こちらはスミレ。タチツボスミレもたくさん咲いていたけれど、これは正真正銘の「ス・ミ・レ」です。


山ツツジ.jpg
この時期の長野の里山を彩るのが、ヤマツツジ。きれいですね!

で、虚空蔵山に向けて下山を開始したところ、道に迷った・・・。途中に標識があったので、見ると、大峰山方面に向かっているようだ。ヤバイっす!
幸運にも登山道に一人、年配の方がポツネンとタバコをくゆらしている・・・。道を聞いたら近道を教えてくれました。ヤレヤレ・・・。
里山といえども道に迷うとセンセの帰りを待っているセローくんに会えなくなるので、ヤバイっす・・・。

初めの道しるべの場所(西峠)に戻り、ここから一路、虚空蔵山を目指しました。


山椒.jpg
山にはポツリポツリと山椒が自生しています。クロアゲハも飛んでました。


山吹.jpg
山吹も満開。みのひとつだになきぞかなしき・・・。


紫ケマン.jpg
ムラサキケマンの花。


イチリンソウ.jpg
イチリンソウの群落。


草花-7.jpg
ウスバサイシンですかね?
白い花はチゴユリ。


草花-2.jpg
コクサギ。


草花-8.jpg
アマドコロ。


オシダの群落.jpg
オシダの群落。


標語-1.jpg
おなじみの標語。日本語ならではの言葉遊びだね!
で、たくさん撮ってます。


奇岩.jpg
上田側にある怪しい岩。


ウリハダカエデ.jpg
ウリハダカエデ。秋の紅葉が待ち遠しいね!


標語-2.jpg
だそうです。
ということで、下の写真。


桑の古木.jpg
桑の巨木。


山ツツジ-2.jpg
ヤマツツジをもう一枚。


標語-3.jpg
こういうのがありました。で、下の写真。


起き上がりの松.jpg
なるほど!
でも残念ながら、松くい虫で息も絶え絶え・・・。


峯の展望台.jpg
峰の展望台。突端からは、上田方面が一望できます。
ここら辺から道はドンドン急になります。


岩登り-1.jpg
岩登り、その一。


おおのぞきから坂城方面.jpg
登った先には絶景が・・・。こちらは坂城方面。真ん中を走るのは長野高速道路。


フジ.jpg
フジの花も満開です。


岩登り-2.jpg
岩登り、その二。


亀井城跡.jpg
登った先が、亀井城跡。村上氏が作った「村上連珠砦」の一つです。


積城跡.jpg
その先にあるのが、積城跡。四畳半の「お城」でやんす ***。


岩登り-3.jpg
さらに続く岩登り、その三!もう、死ぬ!!!
手前右に、なにげにダンコウバイの若木が・・・。


虚空蔵山頂上前.jpg
って、ひょっとして虚空蔵山頂上???


虚空蔵山頂上より上田方面.jpg
やったあ~~~!虚空蔵山頂上!
狭い頂上には、男女混合の先行パーティーが居りました。上田方面から登って来られたとのことで、なんでも途中でカモシカに会ったとか・・・。

で、頂上の標識を撮影したはずなのに、なぜか撮れてない!なぜだ???
前回、「のぞき」サイドから登ったときは撮り忘れ、今回は確かに撮ったのに映っていない!
みなさん、信じてください!センセは確かに頂上を極めたのですう~・・・。

で、ここから引き返しました。お昼ご飯も食べずに、もうフラフラ・・・。
ペットボトルのお茶も、あと少ししか無い・・・。



大崩と上田.jpg
途中の峰から東方を撮影。左にふたすじ崩落の跡があるが、あれが地獄沢の大崩落。右サイドが上田方面。


西峠.jpg
ようやく西峠に戻ってきた・・・。もう、目まいはするわ足は動かないわで生きた心地もしないが、ペットボトルに20 mlくらい残っているお茶、半分で喉を潤した。ここからは林道をひたすら下るだけだ。


林道-4.jpg
帰りの太郎山林道。


セロー.jpg
ようやくセローくんのところまで戻ってきた。残り10 mlのお茶を飲み干し、一路帰宅。もうヘバヘバで、スタンディングなんぞしないでベッタリ座って、てれっこてれっこ帰ってきました・・・。

結局、朝10:30くらいから登り始め、セローまで戻ったのが午後15:00くらい。ほぼ標識どおりの4時間半の道行でした。昼飯無し、小さなペットボトル1本だけという、いくら地元の里山といえども無謀でしたね!次回はもっと準備して行きます。文字通りの「疲労困憊」の一日でした。帰宅後は、速攻でシャワー~ビール~塩サバ+お茶漬けの昼食でした。缶ビール、立て続けに3本空けてしまいましたが・・・。

地図-2.jpg
今回のルート。例によって、赤が舗装路、青がダート、黄緑が徒歩です。トホホホ・・・。


地図-1-1.jpg
第二研究所から見たところ。位置関係がバッチリです。


航空写真.jpg
航空写真。ようやく坂城町の南方の尾根(赤)を踏破しました!
以降は東方にチャレンジ!とりあえず、太郎山と大峰山の尾根筋(黄色)を走破する予定です。


坂城散歩道-12

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みなさまこんにちわ!気持ちの良い毎日が続いてますが、連休はいかがお過ごしですか?センセは相変わらずバイクで林道巡りしてます。昨日は前回走った勝負平(しょうぶだいら)林道の分岐点の左側、太郎山へと続く太郎山林道を走ってきました。本当はそのまま太郎山に登る予定だったのですが、午前中はマウスの世話などいろいろ用事もあり、また、初めての道ということもあって、とりあえず「下見」をしてきたというカンジです。道順に沿ってお話していきますね!

まず初めにいつもの水晶林道を走りました。
水晶林道-1.jpg
新緑がきれいですね!こうしてみると御堂川もナカナカ雰囲気がありますが、実際はちょろちょろの川・・・。ここで渓流釣りができれば、センセにとって坂城はほぼ完璧な町なんですが・・・残念!


水晶林道-2.jpg
もう一枚。道は登るに連れ、さらにガレていきます。
このあと庭の手入れのため、第二研究所へと向かいました。


第二-1.jpg
現在の第二研究所の様子。なかなか整ってきたでしょ?アメリカハナミズキの花が満開です。


第二-2.jpg
裏からみたところ。手前のザクロの木は、まだ葉をつけていません。あと三年ぐらいすると、とてもきれいな庭になると思います。


キジの雄.jpg
「ケーンケーン」とキジがうるさいので、見ると目の前に!シャッターチャンス!ちょとボケた。これは雄。

・・・キジも鳴かずば、撮られざらまし・・・


キジの雌.jpg
こちらは奥さんの方です。仲むつまじいこと・・・。ちょいと遠目だったので、引き延ばしました。
で、キジの写真も撮れましたので、ここから太郎山林道へと向かいます。


太郎山林道分岐点.jpg
先週もご紹介した分岐点。今回はここを左に登っていきます。
するとほどなく、たくさんの小学生たちに会った。二名の先生たちに引率されて、どうやら遠足のようだ。先生たちがセンセに気づいて(ややこしいですね!)道を空けてくれました。どうもありがとう!
地元のTVで放送していたけど、どうやら今時分は地元小学校の遠足シーズンらしい。


太郎山林道-1.jpg
太郎山林道、ずっと舗装路かな?と思っていたけどそうじゃなく、途中からナカナカ雰囲気のあるダートが結構長く続く!水晶林道はガレ道に加えて側面が御堂川に面した崖なので、コケたら一発で100%あの世逝き。勝負平林道は走りやすいが、ちょと短い。太郎山林道は、ガレたところも一部あり、ヌタ場も一部あり、丸太越えも一部あり、轍(わだち)の深いところも一部あるが、基本的に広めの赤土路で、対向車が来ても楽にすれ違えるし、これは練習にもってこいの林道だ!ヤッホー!!!


林道終点.jpg
林道終点。この先はテープが貼られていて、立ち入り禁止。で、歩いて入っていったが、すぐに落石で道がふさがっていた。
この時、目の前5メートル先を立派な雄のヤマドリがトコトコと・・・。残念ながらカメラは間に合いませんでした・・・。
本日はキジといいヤマドリといい、トリに縁がありました。でも林道を走っていると、ヤマドリは結構目にします。あの尾羽はきれいですよね!

つくづく思うのですが、動物写真て難しいですね。プロのヒト達は大きなカメラを抱えて辛抱強くチャンスを待つのでしょうが、それで飯を食うのではない素人連にはそんな悠長な真似はできません。で、カメラのメーカーに提案。目視で認識したと同時にシャッターが降りるような、そんな画期的なウエラブルのカメラを作ってください!人工知能の時代ですから、その気になれば可能なのでは?


林道終点-2.jpg
同じところを反対方向から。セローくんはすでに泥だらけ。小学生の遠足連が帰った頃を見計らって、下山します。


北アルプスを望む.jpg
太郎山林道の途中から、西方の見晴らし。北アルプスが美しい!


唐松の林.jpg
大峰山方面。カラマツがようやく葉を付け始めました。大峰山はまだ冬枯れのまま。


中腹のさくら.jpg
山麓から中腹にかけて、さくらが満開。春霞のようで、美しいです。


太郎山林道-2.jpg
太郎山林道の多くはこんなカンジ。すごく走りやすいです。
林道を走り終え、調子に乗って千曲川の河原に降りていきました。


河原-2.jpg
河原道はこんなカンジ。


千曲川の堰.jpg
千曲川の大きな堰(せき)。カゲロウやトビケラなどの川虫が羽化する時には、これを捉えようとする多数のツバメが水面すれすれに飛び交います。


堰-2.jpg
堰の写真をもう一丁。右手の山でえぐれてるところが、先週ご紹介した「のぞき」です。


河原-1.jpg
河原の芦原はこれから伸びてきます。その後はヨシキリがキリキリとうるさく鳴き始めます。これを狙って(托卵=たくらん)山から下りてきたカッコウが鳴き出すと、坂城の初夏の到来です。


地図 170503-2.jpg
















本日のルート。例によって、赤線が舗装路、青線がダートです。
東京とかの大都市に住んでいると、オフロードバイクを買ってもダートに到着するまでが大変で、たぶん、走行距離の98%くらいは舗装路を走る羽目に陥ると思いますが、坂城に住んでますと、上で見るように、ダート走行の占有率が高いです。ですので、センセのセロー、昨年買ってから未だ走行距離は500 kmそこそこですが、ダートの走行率は相当高いと思います。コケた回数も多いですけど・・・(これはさらに増える予想)。

本日は、水晶林道から太郎山林道、最後は千曲川の河川道と、ダートのオンパレードでした。で、一日のほとんどをスタンディングで過ごしてましたが、太股も全く痛くなりません。ようやくスタンディングポジションを体得したようです。ようするに、座位の場合は太股でタンクを挟み込むように、立位ではスネ(ブーツ)でタンクを挟み込んでコントロールすればOKなわけですね!太股が痛くなるのは、加速減速時や上り下り時に重心移動してしまうのを太股でこらえるためなわけです。ブーツでバイクをホールドすることによって体の重心とバイクが一体化するので、太股でこらえる必要もなくなり、自在にバイクが扱えるようになります。感覚的には、じゃじゃ馬を馴らすカウボーイってカンジかな?座席にどっかり座って運転するアメリカンタイプのリッター車とは、全くの別世界ですね!

因みにセンセが20代の頃に初めて購入したバイクは、「昭和40年代:足立区の移り変わり-5」でご紹介した、ヤマハXT200です。ネットで拾った写真を貼っときますね(無断でスイマセン)!懐かしいです!

ヤマハXT200で思い出した、昔のコケ話をいたします・・・。
XT200.jpg
20代の頃、東京に住んでいたセンセは、しばしばXT200にテント一式を積み込み、千葉の養老渓谷にキャンプがてらの釣行としゃれこんで居りました。京葉高速で首ごと持って行かれそうになりながらも(オフ車のメットは高速に弱い)なんとか到着。奥養老渓谷にテントを張り、日が昇ってる間はハヤとかギギ(ギバチとかカバチとかも言う)を釣り、日が落ちて夕食後は、懐中電灯を頼りに川底のカマツカを探しに出かけます。サワガニやカジカガエルもたくさん居て、カジカガエルの「コロロロロ~」という美しい鳴き声が渓谷一面に響きます。夜、テントで寝ていると、ニホンジカの「ピイーッ!」と言う鳴き声が闇を裂き、耳を澄ますと、テントのすぐ近くまで忍び寄っているのに気づいたりもしました。
翌日、テントをたたんで、今度は林道巡り。丁度梅雨の頃でしたので、しとしと雨が降っておりました。ダート道は雨だろうがナンだろうが構わないのですが、突然目の前にコンクリート製の橋が現れました。それも結構新しいヤツ。
で、雨のため、コンクリートの表面にはうっすらと赤土が積もっておりました。まだオフ車の怖さを知らないセンセでしたので、警戒することもなく、無邪気にもそのまま橋に乗り上げたところ、ナンの前触れもなくいきなり転倒!いわゆるフロントが滑ったということです。で、結構速度も出てたし、センセはバイクの下に挟まれたままバイクと共に10数メートル滑り、そのまま橋の欄干に激突!

今から思えば欄干があって助かった!欄干の無い橋なんて、林道にはいくらでもあるからね!

で、幸運にもケガもなく、バイクを起こしたセンセでしたが、今度はエンジンが掛からない!XT200はキック方式で、いっくらキックキックキック~~~!しても掛からない!!!携帯も無い時代ですので、途方に暮れたセンセでしたが、一つひらめいた!

「ハハ~ン、これはキャブのフローが流れてしまったのだな!」

そこでキャブレターを開け、チューブをチューチュー吸ってガソリンを流入させてからキックしたところ、ブルルン!と4スト単気筒空冷エンジンが目を覚ました!ヤレヤレ・・・。
この時のガソリンの味、今でも口の中に残ってます。

この時、本当に、橋の欄干が無ければ、今頃センセはこんなブログを書いても居なかったろう。でも、バイクの下敷きになって滑っていても、不思議と死ぬ気はしなかった。なぜか?
答え:普通、このような状況の時には、「過去の思い出が走馬燈のように脳裏を駆けめぐる」とか言われているけど、そんなことなかったから・・・。


でも、ホントに過去の出来事が走馬燈のように脳裏を駆けめぐったら、いやだな・・・。そう思いませんか?だって、あれやこれやのヒトさまに言えないような「恥ずかしいことの数々」が、何も死ぬ間際に脳裏を横切らなくってもいいじゃありませんか!!!



さて、センセは根っからのオフロード派で、オンロードタイプにはまったく興味がありません。もちろん、風を直接に感じながら走るバイクの姿、車体を通じて感じるエンジンの振動、加速と機動性など、バイクそのものに大いに魅力を感じるのは当然ですが、同時に、深山幽谷に分け入って、ある時は渓流釣り、ある時は山登り、そしてある時はキャンピングと、センセにとってのオフロード車とは、自然の中に一人身を置くための手段の一つみたいな感覚があります。ですので、いろいろコカしながらも取っ組んでいるブレーキターンやアクセルターン、フロントアップなどの練習も、基本的に、林道で安全にバイクを扱うための手段、という位置づけです。
バイクでも何でも、自分が熱意を傾けて取り組むことに対し、その目的を明確にしておくことって、重要です。でないと、まわりにずるずる引きずられ、本来自分が目指していたところとは違う方向に行ってしまう、というようなことがしばしば生じます。特にバイクの場合、これ、重要です。
スピード目的のヒトは、それはそれで結構だと思います。でも、「スピードが一番で、それ以外は駄目!」なんて考えを持っていたり、「リッター車以外はただの自転車!」とか、「100 kmでコーナーに突っ込んで初めて一人前!」とか、HD(Horse and Deer)じゃないの?時々こんな連中が居りますので、近づかないようにする方が無難かと思います。そのうち重大な事故につながる危険性、無きにしもあらずです。

自分の目的や守備範囲を明確にしておくことで、情熱の注ぎ具合~お金や時間の使い方~仕事との兼ね合いなどが初めて具体化でき、心の満足も得られます。くれぐれも「見栄」など張らず、自らに固執する頑固さも、時には必要かと思います。

ナンか、バイクで人生訓・・・。たまには良いかな?

それではみなさま、良い連休をお過ごしください!

坂城散歩道-11

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みなさまこんにちは!お元気ですか?
大型連休目前ですが、坂城もようやく春本番を迎えつつあります。朝はまだまだ寒いけど、日中はホッとするような陽気が続いてます。ソメイヨシノは花を落としてしまいましたが、代わりに八重桜とアメリカハナミズキが満開!ヤマボウシやコナラ~ミズナラ~クヌギの若葉が芽吹きはじめた一方で、ブナの葉っぱはまだお休み、という現状です。

さて、坂城散歩道-9でお伝えしましたように、坂城町をぐるっと取り巻く山々を全て踏破すべく、2月の和合城跡を皮切りに、先週は陣馬平から「のぞき」経由で虚空蔵山まで登ってきましたのでご報告いたします。

バイク-3.jpg
今回は昨年買ったセロー250で林道を進み、林道終点で登山靴に履き替えて稜線を走破する段取りです。で、写真はセンセがセローにまたがったところ。勇ましいですね!カービン銃かナンか背負ってそのまま突撃しそうなカンジ・・・。因みに「セロー」って、「カモシカ」という意味。やたらとカモシカに縁があるセンセです。


林道入り口.jpg
林道入り口。養護施設のすぐ横にあります。初めは舗装路になってます。


林道分岐点.jpg
しばらく走るとダート道との分岐点。舗装路をそのまま行くと、太郎山へ。ダートを右に折れると陣馬平(=勝負平)。


ダート入り口.jpg
ダート入り口はこんなカンジ。水晶林道と比べてメチャクチャ走りやすい。


ダートの道.jpg
途中の砂利道。カーブでリヤをグッと踏むとザザッとお尻を振る。これがダートの楽しさ!


コブシの花.jpg
林道終点。コブシの花とカモシカクン。ここで靴を履き替える。ジャケットも脱ぐ。その場にそのままおいとくけど、盗るようなヒトも居ないだろ・・・。


登山口.jpg
登山道入り口。写真じゃ勾配が分からないネ!


標識-1.jpg
すぐに稜線に到達。まずは、前回登った和合城跡方面(西方)へと向かいました。


カタクリ.jpg
カタクリの花がちらほら。


タチツボスミレ.jpg
タチツボスミレが今を盛りと咲いてます。


草ボケとタチツボスミレのコラボ.jpg
クサボケもたくさん咲いてた。右奥はタチツボスミレの群落。


さくら.jpg
サクラの花も・・・。マメザクラ?かな???


さんしゅゆの花.jpg
ダンコウバイ?アブラチャン?サンシュユ?遠目からは分かりませぬ・・・。


アゲハチョウ.jpg
ヒメオドリコソウの花にアゲハ蝶が!まだ4月なのに!


タテハチョウ.jpg
これはキタテハ(だと思う)。まだ4月だが・・・。


ヌタ場-1.jpg
途中に見つけた水たまり。イノシシのヌタ場。


ヒキガエルの卵.jpg
ヒキガエルの卵がたくさんあった。


ヌタ場-2.jpg
さらにヌタ場。


イノシシの足跡.jpg
イノシシの足跡。


イノシシの糞.jpg
イノシシの落とし物。行儀の悪い連中だこと。まわりには地面を掘り返した跡がたくさんあった。カモシカは良いけど、イノシシとかクマとかに遭遇するのはゴメン・・・。


松食い虫.jpg
マツクイムシにやられた赤松が至る所に・・・。マツタケの産地、上田~坂城の被害は甚大です。



和合城跡.jpg
前回登った和合城跡を見下ろす。
ここからだと、一の郭、二の郭、三の郭が一目瞭然だ!
ここから引き返し、虚空蔵山方面(東方)へ!


陣馬鳥越山頂上.jpg
陣馬鳥越山の頂上が目の前。


陣馬鳥越山.jpg
ここからさらに東へ向かいます。


虚空蔵山.jpg
眼前にそびえる虚空蔵山。その途中に大きくえぐれてるのが、「のぞき」と呼ばれる大堀切。この大堀切を下って、急坂を登るぞ!


のぞき登り口.jpg
「のぞき」最下点からの登り口。階段状になっていて、登りやすい。
・・・と、これがくせもの・・・。


胸突き八丁.jpg
初めは鼻歌まじりで登っていたが、ここからが胸突き八丁・・・。「登る」と言うか、「しがみつく」と言おうか・・・。ま、死ぬことはないとは思うけど、心の準備だけはしといた方が良いと思う・・・。


坂城町方面.jpg
ようやくの虚空蔵山頂上(標高1077メートル)から坂城方面。春霞がかかって、今ひとつの眺望。


上田方面.jpg
反対側が上田方面。真ん中を走るのが新幹線。



下り道.jpg
下り道。やっぱり写真じゃ落差が伝わらない・・・。でも、このロープのおかげで大いに助かりました。


セローとコブシ.jpg
お留守番をしていたカモシカくん。コブシの花がきれいですね!


お留守番セロー-2.jpg
さ、再びセローにまたがって、一路ダートをまっしぐら!明日から新たな実験だ!人生、最高っっっ!!!


地図-1.jpg
本日のルート。赤線が舗装路。青線がダート道。黄緑色が徒歩です。「坂城散歩道-9」の航空写真と見比べてください。


坂城里山 太郎山コース-3.jpg
第一研究所から見たところ。


aaa.jpg
第二研究所のすぐ裏が虚空蔵山。赤線が本日の走破道。次回は「のぞき」から登るのは「除き」、太郎山から頂上を目指します。

本日は「のぞき」で男女三人のパーティと会いました。丁度虚空蔵山から下山途中らしく、這々の体(ほうほうのてい)だったカンジ・・・。また、セローで帰宅の準備をしている時、車が一台林道を登ってきました。聞くと、昆虫の調査をしているとか・・・。みなそれぞれに目的を持って山に登るようですね!

それにしても「のぞき」の大堀切、本当に村上義清が作ったのですかね?あれ、相当の大工事ですよ!当時の坂城の住人だけじゃ無理だから、やはり上田とか塩田平とかの連中も動員して掘らしたのですかね?おまけに当時は山城周辺の木という木は全て切り落としていたでしょうから、大雨が降ったらたちまち土砂災害が生じたのではないのでしょうか?確かに江戸時代とは違って兵農分離が明確ではなかった時代ですし、隣村との争いも頻発していた頃ですから、「強力な領主」は百姓連にとっても大いに必要だったのかと思われますが、それでも年貢はごっそり取られるは、雑兵としてしょっぴかれるは、土方仕事に徴用されるは、山の木は切られるは、敵方が来れば青田は刈り取られて女房子供は人質に奪われるは、端境期には飢えが襲うは、いやはやなんとも大変な時代ではありました。そんな日常であったればこそ、「天下布武」であろうがなんだろうが、どのような手段であろうとも、天下統一こそはManifest Destiny! であったのでしょうね!

連休はさらにこの流れが続く予定です。この一年で、どこまで登れますことやら・・・。ではっ!(クマに遭遇しませんように・・・)