今月のウクライナ262

この 1 週間、特に言うべきほどのことも起こりませんでしたが、
取り合えずザザッと概観して行きませう。

1.
韓国大統領、訪日する
前のユンたんから交代して韓国の新たな大統領となった李(イ)在明氏。
ユンたんの時代に比較的穏やかとなった日本と韓国の関係でしたが、
「共に民主党」のイ氏と言えば反日の印象が強かったので、
彼が大統領になったら早速にロウソク大行進でもやらかすのかと、
あの「日本ガーっ!!!」の雄たけびが半島に再びこだまするのかと、
個人的には大いに期待して胸躍らしておったのですが WWWWWWWWWW
初の外遊先としてアメリカを通り越して日本を選び、
石破総理と卒のない会談~共同記者会見を行って、
大いにセンセの期待を裏切ってくれました WWWWWWWWWW
冗談ですが WWWWWWWWW

経済的実力の上昇に伴って文化的にも存在感を増しつつある国ですので
国民としての自信も深まり、
つまらぬプライドに拘泥する必要が徐々に薄らぎつつある、
ということでしょうか。
あるいはまた、ロシアとの関係強化の結果
軍事的圧力が強まりつつある北朝鮮の存在が、
さすがの「左派」においてすらも、
「日米韓のさらなる連携強化の必要性がこれまで以上に増しつつある」
との認識に至りつつあるのでしょうか?※
ちょっと分かりませぬが、
いずれにしましても、
個人的には、あの、
「日本ガーっ!の雄たけびが消えた K 国なんか K 国じゃね~だ!」と、
ひとり TV の前で駄々をこねるわがままジジイであります。
※ 今後のトランプ会談のための情報収集目的もあったようです。
午後 7:00 の NHK ニュースで言ってました。

余談ですが、今回のイ大統領の訪日には
自民党の日韓議員連盟の関与も大いにあると思われますので、
例の「石破降ろし」の鎮静化にも繋がる可能性もあるのでは?
どうでもいいことですが WWWWWWWWWW

2.
トランプ大統領、ゼレンスキー大統領 + 欧州諸国首脳と会談する
で、トランプ氏、従来とは打って変わり、
ウクライナ~欧州側にとって比較的安堵するようなことを言っているようだ。
で、2 週間以内にゼレンスキー vs プーチン会談が行えるようになる、
などとも言っているようだ。
でもトランプの 2 週間は 2 ヶ月から 2 年くらいのことを意味するわけだし、
ロシアの「あの」様々な条件をウクライナが飲む可能性は 0% だし、
前回書いたように、今回もまた「タコ・DEAL」に終わるのは見え見えだ。
「上手くまとまらなければオレは降りる」的なコメントも発しているようで、
早くも「タコの予防線」を張っているようにも見える WWWWWWWWWWWWW

いずれにしましても、
トランプ氏の言葉をそのまま無邪気に信じるようなやからは
今では絶滅危惧種も同然。
現状はロシアがやや有利に進めつつあるウクライナ戦線ですが、
時間の経過はロシア経済に不利に働くと思われますので、
ウクライナとしては、
アメリカからの大幅な軍事援助の増額が見込めなくても、
この先数年を耐えることによって風景が変わってくる可能性もある。

YouTube
なんかを見ていると、前線の戦いの主流はまさにドローン!
無線のドローンだと妨害されるので、
有線のドローンを飛ばすのは良いが、
戦場はドローン用のファイバーだらけとなり、
兵隊が戦場を進むと体にファイバーがまとわりついて歩けない・・・
などという何とも形容しがたい光景すら上がってる・・・。
さらにはドローン迎撃用のドローン、
飛んでる相手方のドローンを網で捕獲するドローン、
AI
搭載型のドローンまで登場するなど、
21
世紀の戦争がこのような形となるのをいったい誰が予想した???
自衛隊では、戦争初期に活躍したトルコのバイラクタル型のドローンを
大量購入予定とのことですが、
いや、もう、あのタイプは時代遅れじゃないの?
加えて、自分で作れないの?
先日、上海で「人型ロボットの選手権」みたいな大会が開かれていましたが、
ナカナカ面白かった。
この分野、以前は日本が先陣を切っておりましたが、
他分野同様、すでに中国にお株を取られているようですね。
昔は「人型ロボットなどは趣味の範囲内であり、
実際の環境では何の役にも立たない」、
などと悪く言うヒトも多かったのですが、
ヒト型から派生して、イヌ型~ネズミ型~トリ型(ドローンそのもの)など、
戦場や災害現場などに投入したら活躍する可能性は大いにある。
今後は、恐らく、より小型化し、
昆虫型ロボットや昆虫型ドローンなどが登場する可能性もある。
ヘビ型~ムカデ型~カニ型なども・・・
AI 搭載の魚型ドローンだったら自律的に推進できるので、
水面にアンテナを突出する必要がなくなって
終始、水中での活動が可能となるため、
探知される可能性も低くなる。
これを利用して、
コバンザメ型など、
艦底に多数が張り付くことのできるタイプの開発なんぞはどうだろうか?
各匹の搭載量は少なくとも、
数が揃えば戦艦だって爆砕できる可能性もある。
フェロモンセンサー(化学物質探知)と AI を組み合わせて自律型とし、
爆薬の代わりに・・・や × × × を搭載するなどすれば、
特に膠着した陣地戦などにおいては相手を酷く悩ます可能性も大いにある。
このような発想から、
「応用昆虫学」的な学問に大きな予算を付ける国も現れる可能性もある。
いや、すでに、ひそやかに行われていることであろう。

3.
トランプ氏、相変わらずつまらぬことをしまくる
「オレはプーチンに KTM なんか握られてないぞ!」とばかりに、
先の会談でプーチンの胸元に指を突き付けて談判する自分の写真
わざわざと公開した WWWWWWWWWW
対するプーチン、ニタニタ笑ってますが WWWWWWWWWW

第一次政権時の大統領補佐官で、その後に袂を分かち、
現在はトランプ氏を批判するにおいては筆頭とも言うべきボルトン氏。
トランプ、ボルトンが現職の時に不正を働いたとして、
FBI
を差し向けて家宅捜索を行った!
すでに CIA FBI も粛清して自分の意のままに動かすトランプ!
先日は「治安維持」を名目に、ワシントン DC に州兵を送り込んだ!
加えて今度は ニューヨークとシカゴにも同様に送り込むと息巻いてる!
前回のロス同様、いずれも民主党の牙城だ!
自国の都市に自国の州兵を送り込んで得意満面してる暇があるなら、

Send Boots on the Ground of UKRAINE !!!


今月のウクライナ-261

アラスカ・アンカレッジで行われたトランプ vs プーチン会談ですが、
国際刑事裁判所から逮捕状が出ているプーチンですので
基地に到着後、
たちまちにアメリカの警察に逮捕~連行されるかと期待しておりましたが、
もちろん逮捕もされず WWWWWW、
トランプ大統領から暖かな出迎えを受けておりました WWWWWWWWWW
赤い絨毯の上を共に歩く両者の横には
最新鋭の第五世代ステルス戦闘機である F22 が並び、
上空には、
イランにバンカーバスター爆撃を行ったことで有名になった B2 が飛び、
最終的には両者、
トランプ専用リムジンの「野獣」、すなわち "The Beast "に乗り込んで、
会談の会場へと移動して行きました。
取り合えずプーチンに一定のプレッシャーを与えた上で取引を行おうとの
子供っぽい意図は伺えた仕掛けではありました。

で、会談の内容ですが、
現時点(250817 15:00)で得られている最新の情報では、
ロシアがほぼほぼ押さえている東部二州であるドネツクとルハンスクは
州として丸ごとロシアに割譲、
南部は現状維持、すなわち現行の戦線結果を維持したまま停戦、
アメリカはウクライナに対する EU の軍事支援を認めるが、
自ら軍隊を送ることはない、
などなどが漏れてきています。
但し、現時点では、これらがどこまで正しいのか、判然としません。

で、トランプ氏、
ゼレンスキー大統領と 18 日にワシントンで会談を行うとのことですが、
仮に今回の結果が本当に上記の内容であるとしたら、
ウクライナにとって飲めるはずがないのは見え見えです。

ということは、今回もまた、
トランプ氏がタコ・DEAL をやらかすのも見え見えです。

そもそもが、ロシアに圧力をかけるためと言って
ロシア産の原油を購入している国々に
50% の二次関税をかけると言ってる大統領ですが、
それはそれでよろしいかとは思いますが、
その最大の購入国である中国には未だに掛けていない。
延長に次ぐ延長を行っている・・・
可哀そうなのはインドなり・・・加えてブラジルも・・・
親の因果が子に報うわけでもアルマーニのスーツ、
早い話が、
弱い相手には強く出て、
強い相手には弱く出るという、
典型的ないじめっ子タイプの見下げ果てたオトコ・・・

加えて、
「こんなに紛争解決に努力しているのだから
ノーベル平和賞をもらっても当然だ!」と言うことで、
ノルウエー財務相に自ら電話をしたという WWWWWWWW
財務担当大臣のストルテンベルグ氏が自国の街角を歩いている時に
彼の携帯に突然トランプから電話があり、
その旨要望されたという WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW

いや、「今月のウクライナ-238」でセンセは確かにそのお話をしましたが、
まさかホントにやるとは思わなんだ WWWWWWWWWWWWW
おまけにノーベル平和賞担当者が財務大臣であるのも初めて知った WWWWWW
冗談ですが WWWWWW

今回は電話をかけただけですが、
仮にノーベル平和賞の委員会がトランプに賞をあげるのを拒否した場合、
やっぱし大西洋艦隊をノルウエー沖に派遣するのでしょうかね WWWWWWW
個人的には大いに期待しておるのですが WWWWWWWWW
冥途の土産に是非、目に焼き付けておきたいものです WWWWWWWWWW
前代未聞の出来事として歴史の教科書に載り、
未来永劫に語り継がれていくことでしょうね WWWWWWWW
自分のことが大好きな自己愛気質のトランプ大統領ですから、
自分のことが歴史の教科書で未来永劫に語り継がれていくことを夢見て
今晩は布団キックをすることもなく、
満足して眠りにつくことでしょう WWWWWWWWWWWWWWWWWWW

※ 岩井明愛さん(お姉さんのほうね ♪)が
米ツアー、ポートランド・クラシックで優勝! 
史上初の双子での優勝に加え、史上4組目の姉妹での優勝!
日本女子、ホントにスゴイ!!! 250818



今月のウクライナ-260

暑中お見舞い申し上げます ♪ ※

※ 本来は、立秋後は「残暑見舞い」と書くべきなのでしょうが、
これは日々の体感とかけ離れた表現ですので、
ここでは素直に「暑中見舞い」と致します WWW


TV はほとんど見ないセンセですが、
右松健太氏の「深層ニュース」とか、
松原氏とか反町氏とかの BS のニュース解説などの番組は
「ちゃんとした」専門家を揃えて
「しっかりと」深掘りして議論~説明してくれますので大変重宝で、
センセもよく見ております。

・・YouTube ですが・・・

豊島晋作氏の場合はご自身が一人で解説されますが、
これも質が高くてお勧めの番組ですね。
ソリちゃん、例の件で干されてしまいましたが WWW
あのお目目の大きなお姉さんがしっかりと代行してくれてますので、
大いに安心しております WWW

で、例の関税の件で、
「約束が違う!」と言うことでやいのやいのしておったわーくにですが、
急遽渡米して戻ってきた赤沢大臣が言うことには、
基本的にはアメリカサイドの技術的な間違いなのでいずれ訂正される予定、
その間に発生した関税分はその後に還付されるであろう、とのハナシ。
で、野党やらマスコミやらネットやらでは
「合意書を交わしておかなかったからこうなったんだ!」
との非難の声があがってますが、
昨晩の「深層ニュース」に出席されていた専門家お二人のおハナシを聞く限り、
このような技術的ミスはアメリカとの交渉ではよくあるとのこと、
で、そもそもが第一次トランプ政権時に締結した日米貿易協定を
当のトランプが第二次政権発足と同時に反故にしたことが下敷きにあること、
などが指摘されてました。
石破首相の国会答弁などでもトランプ大統領のこのような傾向を踏まえ、
敢えて明確にしなかった旨の答弁をしていますので、
それはそれで妥当な対策だったのではないでしょうか。
仮に文書化しておいたとしても、
あれだけ大変な手間暇かけて作成した前回の日米貿易協定ですら
簡単に反故にするお方を相手に交渉するわけですから、
どれだけ意味があるのか、
反対に、性急に文書化を追求するあまり、
日本側に「より不利」となる内容に陥った可能性だって存在します。
ま、今後、訂正後に、最終的にトランプ氏のハンコをもらう際には
ひと悶着あるやも知れませぬが WWWWWWWWWWWWW

小西得郎氏ではありませぬが、
何と申しましょうか、 ← 懐かしい WWW
日本の方々は、基本、昔から生真面目なヒトが多く、
それがために、トランプ氏のような、
生真面目さから「3 億光年」くらい離れた人格を相手にする場合、
しばしば手玉に取られ、翻弄される傾向にある、
とでも申し上げられるでしょうかね WWWWWWWWWW
その点、センセとしては、石破首相のバヤイ、むしろ、
あの分厚い脂肪層に包まれたお腹の奥深く、
たぶん、膵臓やら胆嚢やらが存在するエリア付近に、
何と申しましょうか、
ごくごく普通の生真面目な日本人の規範からは超越した、
あるいは逸脱した WWW、
より原理的~普遍的な「ナニか」をつかさどる哲学臓器が存在し、
石破氏は、
そのような臓器から分泌される哲学ホルモンに基づいて政治を行っている、
あるいは行うことを志している、
というカンジが致します。
恐らくは、それがゆえに、却って、哲臓を持たない、
物事の表層的な面しか感知できない方々からは理解されず、
疎んじられるのでは?
とまで思ってます。
政治の世界において、
いわゆる「ポピュリスト」と呼ばれる方々などとは
180度に対蹠的な地点に立脚しているおヒトである、
とも思います。
石破氏の采配を見ていると、
何と申しましょうか、
昔の小泉純一郎氏を彷彿とさせる、と感じるのはセンセだけですかね?
小泉氏は「自民党をぶっ壊す!」と言って
実際には自民党を圧倒的勝利に導いた一方で、
石破氏は何も言わないが、
実際には自民党をぶっ壊しつつあるように見える、
という違いはありますが WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW

具体的な政策の傾向などは、もちろん、両者一致するわけではありません・・・
また、必ずしも、当然ながら、センセは、
石破首相の言うこと成すことの全てに賛同するわけではありませぬ WWW

さて、いよいよ夏休みです ♪♪♪♪
センセはお墓参りを済ませた後は、全面的に、
論文書きと庭仕事に励む所存であります。
熊五郎氏も、
何と申しましょうか、
どうぞ夏休みを取って下さるよう、
心よりお願い申し上げます WWW


今月のウクライナ-259

先日、研究所のお隣にクマが出ました ♪
朝の 6:30 くらいに目撃されたそうです。
研究所から 10 メートルくらい先。目の前です。
昨年も 20 メートル先で目撃されましたが、
たぶん、同じ個体だと思います。
熊五郎です。 ← 仮名:センセが名付けました ♪
昨年の出現時は動画も撮られていたので、貼っときますね ♪♪♪♪
研究所にはクマの足跡は見当たらなかったので
研究所に立ち寄ることはなかったようですが、
このところ毎晩イノシシが出てきて
センセが丹精込めて作った花壇を荒らしまくり!
プンプン丸 !!
ホントに腹が立ちます。
何か上手いイノシシよけの方法が無いものか、思案中・・・

さて、シリアもタイ vs カンボジアも小康状態なのでいったん中止。
相変わらずトランプのお話です。

7 月のアメリカ雇用統計値が期待外れ。
それだけじゃない、先月~先々月の発表値が大幅に下方修正され、
関税の影響が鮮明に!
6 月以降の雇用統計値において
明らかな影響が認められるようになるんじゃないか?
と、「今月のウクライナ-247」で書きましたが、
実はすでに 5 月の時点で明らかとなりつつあった、
ということですね。
で、株や為替など、普段から色々と投資を行って
常日頃から様々な統計値に目を配っておられる方々の間では常識ですが、
アメリカの雇用統計値は発表後に修正が入るのが当たり前。
当たり前なんですが、今回の修正の幅はさすがに大きい!
80~90% 水準の大幅な下げ幅です!
確かにこのような修正の幅はセンセでもあまり記憶にない。
で、これが上方修正であれば
トランプもウハウハ言って何も起こらなかったんでしょうが、
8~9 割も下げたんで「あったまに来た!!!」らしい・・・
実に分かりやすい安定走行のトランプ氏です。
ここまではよい・・・
ここからがスゴイ WWWWWWWWWW
トランプ、この修正が意図的なものだと考え、
アメリカ労働省の担当局長の解雇を命じた WWWWWWWWWWWWW

いや、センセはアメリカの法律なんぞ全然詳しくないので分かりませんが、
そんなこと可能なんですかね?あの国では???
発表の後で修正値が入るのが当たり前のアメリカ雇用統計発表ですが、
基本、構造的に、正確な値を弾き出すのが困難な事情があるのでしょうね。
それが必然的なものなのか、あるいは省庁側の怠慢にあるのかは知りませぬ。
仮に省庁側の集計操作~計算方法に問題があるのならばそれを洗い出し、
徹底的に修正するように指導するのが大統領の役目だと思いますが、
そうでなく、雇用統計値を作成する前のデータ収集などの段階で
正確なデータを期日までに収集することなどにおいて現実的な困難さがあり、
これらが必然的に不確実性を与えてしまう要因となるため、
毎月の第一金曜日の発表においては、
取り合えずその時点で得られた結果をまずは発表し、
その後に得られた情報を加味してより正確な修正値として再発表する、
などというシステムとなっているのでしょうか?
詳しい方にお聞きしたいです。

で、仮にそうであるとしたら、担当局長の責任などと言うのはお門違い。
あるいは、事によると、
トランプ自身の関税政策のために雇用市場が混乱している、
そのために雇用データの収集に困難さが生じる、
その結果、このような形となって表れた、
という可能性だって十分に考えられます。
仮に局長氏が意図的に行ったとしたならば、その場合、
なぜ、今月の段階で発表したのか?
6~7 月の段階で大幅な下落を示した方がむしろ効果的ではないのか?
などという疑問も生じます。
「効果的」というのはトランプを貶めるためには、という意味ですが・・・
いずれにせよ重要なことは、
これらの数値が真実であるとするならば、
トランプ関税の影響がここにきて目に見えて現れ始めている、
ということを意味するものだと思います。

一方で、消費者物価指数、いわゆる CPI ですが、
やや上昇してはいるものの、
やはり明白なインフレの傾向は未だ明らかではない。
となりますと、ここに来て、
「9 月のドルの利下げは決定的!」とは言えるでしょう。

おかげさまで、先日の日米~米欧関税交渉の妥結を受けて上昇した
ダウジョーンズと日経平均株価は大きく下落!
久しぶりに 150 円台に乗せたドル円も
次々にストップを巻き込んでナイアガラ瀑布のように激落!
PC の前で泣いた方々も多かろう WWWWWWWWWW

局長の解任指示と相まって、
「FRB の理事の一人が任期前に退任する」との発表もあった。
おかげで、
「パウエル議長の退官前にトランプの息のかかった人間を一人、
すんなりと送り込めるようになる」との見方もある。
いずれにせよ、こうなりますと、この先、ドル安方向に向かうのは確実。
今回の株安~ドル安局面ではお金は債券に向かったようで、
前回のようなトリプル安には陥らなかったようですが、
今後、雇用の停滞と共に物価の上昇が現実化してきたならば、
アメリカ経済としては相当にヤバイ状況が現出してくることになる。

すでに MAGA 運動も分裂気味ではあるし、
雇用と物価という、
経済指標の中でも国民生活に密接に関連する指標が悪化し始めたならば、
これはさすがの岩盤支持層でも離れていかざるを得ないでしょう。
まだまだ不確実であり、いまだ様子見の状況ではありますが、
この先どうなりますことやら・・・
いつもながらに不謹慎ではありますが、
どうしてもワクワクドキドキ感の止まらないセンセであります WWW


山下美夢有選手、全英オープン優勝おめでとう!!!
勝みなみ選手が 2 位で竹田麗央選手 が 4 位もすごい!!!
最近の日本人選手(女子ね ♪)の活躍が凄くて嬉しいけど、
たまには国内に戻ってプレーしちくれ~~~♪♪♪♪ 250804


今月のウクライナ-258

さて「今月の世界」ですが、この一週間も色々ありました。
まずはわーくにの選挙から!

ナカナカに興味深い結果となりましたね!
自民党が大幅に議席を失うのは確実視されていましたが、
その受け皿が従来の選挙とは大きく異なる・・・
いわゆる 55 年体制時においては
現在の社民党=当時の社会党が専ら受け皿となっておりましたが、
より現実に立脚した左派政党を!ということで
現在の立憲民主党が台頭して受け皿となり、
実際に一時期、政権を担当するまでになりました。
その後に安倍政権となって自公連立による政権が続き、また、
ほぼ同時期に維新の会のような中道右派政党が出てきましたが、
「自民にお灸!」的な政局においては、
やはり受け皿としての第一党は立民、
すなわち左派政党であるのが普通でした。

ところが今回の選挙において、
従来であれば大きく議席を伸ばしたはずの左派系はほぼほぼ横ばい、
あるいは減らした政党もあり、
彼らとしては全く期待を外される結果に!
で、自民の票を大きく横取りしたのが、
5 年前に立民から分かれた中道右派と言うべき国民民主党と、
同年に結党した新政党である参政党であった。

で、参政党ですが、
色々やいのやいの言われているので
「どれどれ」と思って HP を開いて見てみましたが、
いや、個人的には特に強い違和感は感じない・・・
もちろん個別の政策~公約に関して好悪~是非感はありますが、
それはどの政党でも同じ。
あまり右だの左だの言う曖昧な政治言葉は使いたくありませんが、
便利だし、
大雑把な方向性としてはあながち間違いではないので、
定義次第ですが、
ここでも細かな定義なしに使っていきます。
で、参政党の場合は、確かに右寄り政党と言えるでしょうし、
ある意味、自民よりも遥かに右寄りな側面がある、とも言えるわけで、
色々指摘されているように、
アメリカの MAGA 運動や、
ドイツの オールタナティブ政党などとの共通点は認められる。
けれどもよく見てみると、違う点も多々ある。

で、参政党の具体的な政策や選挙公約などは置いといて、大事な点は、
自民党の従来の保守性に不満を持っていた人々の受け皿となったのが参政党
ということではないでしょうか?
「保守だ!保守だ!」と何十年にもわたって言って来たにもかかわらず、
ちっとも実行に移さないで解釈と妥協と地盤の維持に励んできた結果、
こういう結果となって表れた、
ということなのではないのでしょうかね?

これを単に
「SNS の発達の結果だ!」
「政治に対してふざけている!」
「戦後日本の自由と平等に対する挑戦だ!」
などとヒステリックに叫ぶのはお門違いではないでしょうか?
その証拠に、
前回の都議選などで目に付いた「ふざけた政党」は
軒並み議席を失っているではありませんか WWWWWWWWWW
逆張りパフォーマンスがお得意の党首を持つあの政党も
ちっとも躍進しないではありませんか WWWWWWWWWW
加えて今回、投票率も増加しているではありませんか WWWWWWWWWW
人々、特に若いヒトたちの、社会の現状に対する意識が高まっている、
と、素直に解釈するのがよろしいのではないでしょうか?

ことによると、
自民党の社民党化への始まりとなる選挙、だったのかも知れませぬ・・・
これは、今後の歴史が教えてくれることでしょう。


さてお次!
アメリカと日本の関税交渉妥結成る!
これを受けて日米共に株価は急上昇!

で、交渉の結果、関税率は 25% から 15% に引き下げ。
近年の円安を考えれば、むしろ「お釣り」が来るのでは WWWWWWWWWW
で、アメリカの自動車関連業界、特に労組は猛反発しているようだが、
GM にせよ、ステランティスにせよ、
現時、トランプ関税で売り上げ~利益共に大幅に減少。
イーロン・マスクのテスラに至っては何をかいわんやの状況。
で、彼らの反発は、日本が 15% に決定した一方で、
メキシコやカナダから輸入する自分たちの車が 25% なのは可笑しい!
と言うもの・・・
なるほどね WWWWWWWWWW
これまで一生懸命に最適解を求め、
漸く導き出した部品の供給網~最終組み立て工場などの連立方程式が
大統領のツルの一声で一気にひっくり返ったわけですからね WWWWWWWWW
こうなりますと大統領、
今後の個別交渉が延々と継続する羽目に陥る可能性すら出てきますね。
単純に「見えざる手」に委ねておけば、
もっと立派な仕事をする時間とエネルギーが
十分に確保できたかも知れないのですけどね WWWWWWWWWWWWW

で、関税引き下げの代わりに
アメリカへの巨額な投資、軍事費の増加、航空機や農産物の輸入拡大
が求められた。
けれどもこれらは全て日本の国益に合致するもので、
ある意味、「前倒し」に相当する交渉結果、と言えるでしょう。
ネットの声は相変わらずの玉石混交で、
ずいぶんと誤解したご意見もあるようですが、
トランプ氏の「大言壮語」は、あれは国内の支持層向けのものですので、
いちいち真面目に反応しないようにお願い致しますよ WWWWWW

で、個人的、あるいは客観的に見ても、
今回の石破氏の交渉はナカナカに上手くいったと思います。
担当された赤沢氏、本当にご苦労さまでした ♪♪♪♪
ベッセント氏と共に、顔を売ることに成功したと思います。
石破氏、たぶん、センセのブログを読んで、
一生懸命練習したんだと思いますけどね WWWWWWWWWW
冗談ですよ WWWWWWWWWW


さらに続きます。
センセの「トランプは KTM 握られ症候群だっ!」説が
ここに来て俄然現実味を帯びてまいりました WWWWWWWWWW
例のエプスタイン文書のハナシです。
詳細はジェフリー・エプスタインでググって下され。
たっくさん引っ掛かりますので WWWWWWWWWW

で、トランプ氏、どういうわけか、
ここにきて躍起になってオバマ氏を攻撃している WWWWWW
ホント、子供のように分かりやすいおヒトですね WWWWWWWWW
この件に関して
これまで盤石だと思われてきた支持基盤である MAGA 派において
文書の開示を求める一派と非開示派との間に反目が生じつつある。
エプスタイン氏に対する手紙の内容をリークした WSJ に対して
訴訟まで起こしている WWWWWWWWWW
やればやるほど「俺はクロなんだあ~~~~~!!!」
と言っているように見える WWWWWWWWWW
どんなにロシアに対してオドシをかけても
プーチンは全く気にする様子もなく、
今晩もキエフ空襲に余念がない。
ネタニヤフも全く気にする様子もなく、
ガザ地区における非人道的行為に余念がない。
そらね、そうでしょうよ。
どんなにオドシをかけても、
KTM 握られているんじゃね WWWWWWWWWW
これが世界中に明らかとなれば、
関税どころの騒ぎではないよね WWWWWWWWWW
将来の歴史の教科書に載っちゃって、
学校の先生が小学生に教えてるとこを想像して、
夜中にベッドの上で
布団を蹴りまくるトランプ氏の様子が目に浮かびますね WWWWWWWWWW

では、
次回はシリア情勢とタイ~カンボジア情勢についてお話する予定です。


対熱射反射装甲 1 型 丙、のご紹介

毎日猛烈な暑さの中、センセは午前中は実験を、午後からは山で芝刈りを、
じゃなくて研究室の庭でエンジン式刈払い機による草刈をしておりますが、
夕方に帰宅すると頭はクラクラ、体はアツアツ、
目まいはするわ吐き気はするわ頭痛はするわで大変な日々を送っております。
で、あ、こりゃ歳のせいだな ♪ なんてのんきに構えておりましたが、
どうにも様子が違うような気がする・・・
で、よく考えたら、あ、こりゃ熱中症というヤツなんじゃないかい?
と漸く気が付きまして、対策を講じた。
で、ホームセンターなんかで売られている
暑さ対策の空冷ジャケットを着るのがよかろうと思って見に行きましたが、
値段が高い!
あんなに高いとは思わなんだ・・・
で、自分でこさえることにした 以下 ♪♪♪

日よけ装備-2.jpg俄然お得な中山式対熱射反射装甲 1 型 丙
これに竹やりでも持たせれば、立派な足軽そのものですね WWW


段ボールはスーパードライ 350 ml × 24 本入りのものを使用。
アルミホイルは八十二銀行で口座を作ったときに貰ったものを使用。
ジップロックは、ホントは単なるそこらへんにあったビニール袋を使用。
保冷剤は、お中元なんかに入っていたものを捨てずに溜めていたヤツを使用。
で、実質的にほとんどタダ!

で、昨日早速試してみた!
バッチシだっ ♪♪♪♪
昨日の坂城の気温は 35℃ だ!

1 時間刈払いして休憩してさらに 1 時間刈払いして後片付けして帰宅したが、
体はビクともしない!
体温も上昇していない!!
おまけに保冷剤も冷えたままだ!!!
これは保冷剤の上からもう一枚フタをすることが奏功しているのであろう!

保冷剤もさることながら、
段ボールにアルミホイルを張り付けることで
太陽光が反射されることの効果が大きい。
いわゆるコストパフォーマンスに優れた夏の刈払いの必需品だと
我ながら思う・・・

唯一の弱点は、太陽光は反射するが人目は吸収する、ということだ・・・
でも、夏の炎天下の田舎道にはあまりヒトが歩いていないので、
その点、安心・・・かな?

今月のお悔やみ

コニー・フランシスが亡くなられました。87 歳。
あ、まだ存命だったのか、
と言うのが訃報を聞いた時の偽らざる感想ではありましたが、
ビートルズ以前のポップミュージックを彩る歌手の一人であり、
当時の日本の歌謡シーンにおいても、
日本語の吹き替え版を歌ってヒットを飛ばした女性歌手には
代表的な方々だけでも
中尾ミエ、弘田三枝子、伊東ゆかり、青山ミチなど、
そうそうたるメンバーがおられます。
以下に代表曲を貼っていきますが、
若い方々でも知っている曲もいくつかあることでしょう!
日本語版を貼ろうかと思いましたが、
せっかくのことですから、
本人自身が歌う「英語版」を年代順に貼っていきましょう!

「Who's Sorry Now?」
「Where The Boys Are」
「Too Many Rules」

「Pretty Little Baby」
「Vacation」

いや~、どれもこれも懐かしいですね!
当時の日本人が、
いや、世界中の人々が憧れたアメリカがここには確かにありました・・・
今は大きく様変わり・・・

♪ わ~たし~の~、大好きな~ とか、
♪ too many rules、too many rules、早くおとなに、なりたい~ とか、
♪ 可愛いベイビー、ハイハイ とか、
♪ V・A・C・A・T・I・O・N、楽しいな! とか、

未だに日本語の歌詞が自然に口から出てきます ♪♪♪♪
結局、日本語版を貼ってしまいましたが WWWWWWWWWW

「スマイリー小原とスカイライナーズ」とか、
「ミッキー・カーチス」やら「平尾昌晃」とかやらも思い出されますね!
ミッキー・カーチスの

♪ 雨が降ってる日曜日、ぼうや泥んこなぜ泣くの~?

って、知ってる???

あ、和泉雅子さんも亡くなられました。
山内賢さんとのデュエット、
「二人の銀座」をあげときます。
雅子さん、その後は冒険家になって活躍されましたが、
うん、歌手を廃業したのは良い選択だったかな?WWWWWWWWWW
こういうのもありますし WWWWWWWWWWWWWWW

で、ご両名共に、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌



今月のウクライナ-257

毎日相変わらずの猛暑ですが、
関東甲信越地方の梅雨明け宣言はまだ出されておりませぬ・・・
天気予報によれば、
確かに明日以降はしばらくぐずついたお天気となるようですが、
それでも暑い・・・
これで梅雨が明けたらどうなるのか・・・
センセのビールのエンゲル係数もうなぎのぼりだわ・・・

さて、トランプ氏による関税収入のおかげで
6 月のアメリカ国家税収はドドド~~~ンと増加しているようです。
で、いまだ目立ったインフレの兆候は生じていない・・・
腹が立ちますね WWWWWWWWW
でも、これからジワジワくると思いますけど WWWWWWWWWW

そんな中でトランプ氏、
ブラジルに対して一律 50% の関税をかけると発表した!!!
しかもその理由というのが、
現ブラジル大統領のルラ氏が
前大統領のボルソナロ氏を起訴したためだという WWWWWWWWWW
自分のファンだったボルソナロ氏を邪険に扱ったためだという WWWWWW

いや、いくら何でもそれはダメでしょ。
フェンタニルや不法移民の流入阻止とかで関税を課すというのも
なんだかなあと思われますが、それ以上に、
「自分のお友達を酷く扱ったので 50% だっ!!!」って、
急性脳内熱中症で脳みそが沸騰したとしか思われませぬ・・・
しかもブラジル貿易に関してはアメリカの方が黒字。
加えてアメリカン・コーヒーの好きなアメリカ人ですが、
コーヒー豆の輸入のおよそ 1/3 がブラジル産。
いくら「産業の自国回帰」を唱えるトランプであっても
自国でコーヒー豆を生産できるはずもない。
カンザス・ネブラスカでコーヒーの大規模生産を行えるはずもない。
わずかにハワイでは生産されているようですが・・・

で、コーヒー豆やカカオ豆の生産量減少の報道が頻発する近年、
そんな中で、
多くのアメリカ人が毎朝欠かさず飲む一杯のコーヒーの価格が
今後は 50% 近くも一気に値上がりする可能性が出てきた WWWWWW
アメリカ人、これは耐えられないでしょ。
ま、日本人としては、特にコーヒーの好きなセンセとしては、
新たな市場先として
ブラジル産コーヒー豆が日本に流入してくるのは嬉しいわけですが ♪

ま、個人的には、今回の問題に関しては、
久しぶりのタコ DEAL だと思ってますがね WWWWWW


さて、イラン革命=イスラム革命です。
前回お話したように、
1978 年に発生した反政府暴動は激しさを増し、
翌 1979 年 1 月にはパーレビ国王が国外に亡命することとなります。
結果、フランスに亡命していたホメイニ氏が帰国して政権を握り、
4 月には国民投票を行って、
ここに正式にイスラム共和国が成立する形となりました。

現在のイランで見られるように、この国家の体制は、イスラム教、
特にシーア派のイスラム教義に基本的に基づくものです。
すなわち、近代国家では必須だと思われてきた政教分離ではなく、
「教」が「政」に優先する国家体制です。
ハッキリ言って、「前近代的」な制度です。
イランの優柔不断さ、
何をしたいのか分からない矛盾だらけの基本政策、
危機に対応する能力不足などなどなどなどなどなど、
個人的には、これらはすべて、この、
「教が政に優先する体制」から来ている、
と感じています。

で、アメリカとイスラエルに対するイランの敵愾心の源泉ですが、
まずは前回お話した 1953 年の米英の陰謀によるクーデター、
これにより返り咲いたパーレビ国王による西欧化政策、
その西欧化政策の急進性に対する地方~宗教的保守派の反発、
その後に発生したイスラム革命とアメリカ大使館占拠事件、並びに
それに対するアメリカの不手際な対応、
さらにはその後に発生したイラン・イラク戦争において
当時のアメリカがイラク側に立ったことなどを考えれば、
帝国主義~植民地主義に対する反発が最根底にあり、
その後のイギリスの実質的な実力低下~アメリカの台頭から
当初の反英感情が反米主義へと変質していった、
という解釈は理解しやすいです。

では、なぜ反イスラエル?と言うことなんですが、
前回も述べたように、
イランがイスラエルを敵視する理由が今一つハッキリしない・・・
パレスチナと接するエジプト、ヨルダン、レバノン、シリアの国々が
実質的~民族主義的な理由でイスラエルを敵視するのは
非常に分かりやすい。
数度にわたる初期の中東戦争においては
これらの国々が主体となってイスラエルと戦ってきましたが、
イランも加わって一緒に戦った、というのは聞いたことがない・・・
聞いたことがないどころか、
イランは 1953 年、すなわち、あのクーデターの年、
他のアラブ諸国に先駆けてイスラエルと国交を樹立している。
前回も書いたように、
イスラエルのモサドがイラン情報部設立にも関与している。

こう考えてくると、やはり、反米が先にあって、
「アメリカの背後にはユダヤ資本がある」との考えから
反イスラエルという考えに傾いた、
ということでしょうか?
あるいはそうではなく、もっと単純に、
ホメイニ氏によるイスラム・シーア派の教義においては
「イスラエルは反イスラムだ!」という解釈が導き出されるため、
自動的かつ必然的に
「イスラエルはイスラムの敵だ!」という結果となり、
「教が政に優先する体制」のために、
これを一生懸命かつチマチマと実行する結果となってしまった、
ということでしょうか?
仮にそうであるとしたら、
以前にも述べましたように、
本来は基本的に領有権争い~土地の争いであった紛争に
宗教戦争のニュアンスを持ち込んで
より混乱の度合いを深めてしまったのがホメイニ氏、
という見方も出来るかと思います。

ホメイニ氏.jpgホメイニ氏  ウイキより
不明 - 1, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=69862756による
いつもしかめっ面をしていました。
仮に存命であったとしたら、
トランプ大統領と会談する可能性もあるわけですが、
その状況をどなたか想像出来ますかね WWWWWWWWWWWWWWW
最高にエキサイティングな場面が現出するでしょうね WWWWWWWWWW
と言うか、トランプにとっては、
絶対に会談したくないタイプの御仁であるのは確実ですね WWWWWWWWW



ホメイニ氏の思想などはイスラム原理主義そのものとしか思えませんが、
アフガンなどの辺境の貧国などとは大きく異なり、
石油収入もあり、また、少なくとも 20 年くらいは
西欧的な自由を享受した経験を持つ国民よりなる大国であることを考えると、
前回も書いたように、現在のイランは、
せっかくの潜在力を生かすこともできず、
「ホメイニ氏の亡霊」によって、
何とも不安定な、
方向が定まらない状況に自らを追い込んでしまった国家である、
と言わざるを得ません・・・。
ここで一句。


ホルムズを
わたるタンカーかぢをたえ
行く方も知らぬシーアの民かな  雅仙




今月のウクライナ-256

さて「今週の世界情勢」、大きな展開はありませんでしたが、
トランプ、しびれを切らし、
適当な数値を書いたお手紙を各国に渡すとのこと WWW
石破さん、取り合えず貰っとけば?
その後どうなるか、トランプ本人すら知らないだろうし WWWWWWWWW
で、例の「大きくて美しい法案」がかろうじて議会で承認されたのを受け、
イーロン・マスクが猛烈に反発!
自ら「新党」を作ると息巻いている・・・
センセとしては「いいぞ~~~もっとやれ~~~!!!」
というカンジかな WWWWWW?
大体あの国、本来は色々な意見があるはずなのに、
二大政党に分極されてしまっているのが自らの大きな足かせになっている・・・
アメリカ国外の住民から見れば一目瞭然なのに、
何故か改革できない・・・
加えて大統領の権限が巨大過ぎる・・・
あれくらい強大な権限を持たないと、やはり、
あれくらい大きな国は分裂する可能性があるのでしょうかね?
ある意味、インドなどは奇跡なのかもしれない・・・
今や人口は中国を抜いて世界一!
今年中には GDP も日本を抜くと言われている!
あれだけ雑多な民族と言語を包含する国家でありながら、
何とか民主主義を維持してさらに、
「一国」であることに成功している。

少なくとも今のところは・・・

毎回毎回莫大なお金が乱れ飛ぶアメリカの選挙戦。
わーくにでは
真夏の運動中に「うちわ」を配ったらしょっ引かれるという WWWWWW
どちらが「民主的」かつ「効率的」なのか、
微妙なところではありますね WWWWWWWWW

さて、イランです。
帝国主義時代のイギリスとロシアの確執から生まれた
グレートゲームに翻弄されてきた過去を持つ国です。
一般的に、北部はソ連の影響下に、
その他地域はイギリスの影響下に置かれたと考えられるわけですが、
油田の多くはペルシャ湾沿岸地域に存在します。
従いまして、これらの油田は、
イギリス資本のアングロ・ペルシャ石油会社によって開発されてきました。
で、前回述べた、パーレビ国王下のイランで首相となったモサデク氏ですが、
1951 年、石油資本の国有化を図ります。
たぶん、純粋に民族主義的な意思に基づく行動だと思いますが、
これにイギリスが反発!
当時のアメリカ大統領であるハリー・トルーマンの袖を引いて
一緒にモサデク首相を引きずり降ろそうと企むのですが、
逆にトルーマン氏に袖にされる始末・・・
この当時、極東の半島で非常に大きな有事が発生しましたので、
トルーマンもそれどころじゃない。
マッカーサーもそれどころじゃない。
で、大統領がアイゼンハワーに変わった 1953 年、
大統領アイクはイギリスの提案を了承し、
MI6 と CIA が結託してイラン国軍の将軍を焚きつけて
クーデターを起こさせた!

実際のところ、
モサデク首相は特にソ連寄りというわけではなかったようですが、
第二次大戦後の新興諸国の多くがそうであったように、
民族主義的~反植民地主義的であったのは確かです。
理想に燃えて国有化を断行したのだと思いますが、
残念ながらソ連 vs 西側の冷戦構造が固定化しつつある時代であり、
現実に朝鮮半島ではドンパチやっている最中でもあり、
アイクとしてはそのような構造の中で下した決断ではある、
とは思います。
但し、アイク本人も、後日、
自らのこの決断を悔やんでいたそうですが・・・

で、モサデク首相は失脚し、パーレビ国王が自ら舵を取る形で
イランの近代化を一気に目指す国家指導型の改革へと乗り出します。

政策の内容としては、
ヒジャブと呼ばれる女性の被り物を禁止したり、女性に参政権を与えたりなど、
イスラム色を大いに薄める解放政策を積極的に行っていきます。
教育にも力をいれ、
また、アメリカ資本も大きく流入し、
さらには石油価格の上昇に伴って歳入も増加し、
知識と技術と資金を獲得した新たな市民層も生まれるなど、
国力も大きく増していきます。
一方で地方~農村地域などではこれらの改革から取り残された人々も多く、
その多くが熱心なイスラム・シーア派教徒であり、
識字率も未だ低く、
隣国のトルコ共和国がまさにそうであったように、
イケてる人々とそうでない人々との間に大きな格差が生じてしまいました。

こういう風に見てくると、特に日本人を含む西側の住民としては
パーレビ国王の改革は大変良いもののように思われますが、
やはり「急激な改革」というものは、
たとえその内容がどれほど良いように思われても、
その「急激さ」そのものが嫌がられるのでしょうね。
特に経済的格差が急激に生じると、どうしても賄賂その他、
負の側面が表に出てくる・・・
また、長年にわたって生活そのものを律してきた宗教や慣習が
外部からの影響によって急激に変わるのも、ヒトとして耐え難い・・・
このような気持ちもよく分かります。
そう考えると、日本の明治維新は上出来です!
また、日本の明治維新や日露戦争の勝利が
北欧や西アジア~南アジアに及ぼした影響は有名ですね!

センセは毎週土曜日のお昼 12:00 は、
たぬきそば~冷やソーメンを手ずから作って
BS の「関口宏の一番新しい近現代史」を見ながらチュルチュルすすってますが、
今年からは、
あのウクライナ戦争で一躍「時のヒト」となった小泉悠氏、
相方としては岩間陽子氏が解説を務めておられます。
で、昨日は「日本海海戦」をテーマに語り、
先週は旅順から奉天会戦までを語っておりましたが、
両氏とも、
乃木大将とステッセル将軍の「水市営の会見」の歌を知らなかった・・・
センセは 4 番までなら全部知ってるのに・・・
で、あれだけ戦記に詳しい小泉氏でも知らないこともあるのだなあ~と、
ほんの少しだけしょうもない優越感を抱いたセンセです ♪♪♪♪

水市営の会見.jpg水市営の会見  ウイキより
中央、左から二人目が乃木大将、その右隣がステッセル将軍です。
不明 - The Japanese book "國の光" (The light of our nation) published in 1909, foto first published by 朝日新聞 (Asahi Newspaper), パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=307168による
YouTube の画面は「明治天皇と日露大戦争」ですね!
明治天皇役は嵐寛寿郎、いわゆる「アラカン」さんでした!


で、石油を国有化したことで
民族主義的な意識もより一層に高まったであろうイラン国民でしたが、
クーデターによってプライドが踏みにじられ、また、
クーデター並びに国王による改革の背後には
アメリカとイギリスが存在していることを知ったことから、
徐々に反米、反英感情が高まっていきます。
このような形で高まる反政府運動に対して、
パーレビ国王、CIA だけでなく、ナンと、モサドの手も借りて
これを弾圧し始めます。
石油の輸出で潤っていた財政ですが、
第一次オイルショック後の反動による価格低迷によって経済も怪しくなり、
不穏な空気が漂い始め、
アヤトラと呼ばれるイスラムの指導者たちも政府を攻撃し始め、
さらには
ムジャヒディン・ハルクのような社会主義戦闘集団まで現れるなど、
騒然とした世情の中で、
1979 年、センセの世代が目の当たりにした、あの、
ホメイニ氏によるイスラム革命が勃発することとなりました!つづく!

今月のウクライナ-255

さて、「今週のイラン vs イスラエル/アメリカ連合」です。

イランはテルアビブに十数発のミサイルを着弾させることに成功し、
カタールのアメリカ軍拠点にも形ばかりに撃ち込んだので、
「我が国の大勝利じゃ ♪♪♪♪♪」と国内で宣伝しているようですが、
アメリカ側には事前に「どこそこに打つのでよろぴくね!」と
あらかじめ電話でお話をつけていたとのこと WWWWWW
制空権は完全に奪われ、
加えて自国の軍事指導者や核科学者あわせて数十人規模で爆殺され、
核施設には 14 発の GBU57 をぶち込まれ、
多くの戦闘機~ミサイル発射施設~その他を破壊され、
民間人だけでも数百人の死者を出しているにもかかわらず、
まことに能天気な「勝利宣言」ではあります WWWWWWWWWWW
つまり、イランが 根性ナシ であるのは明らかです。
地図を見るとナカナカ図体もデカい国ですし、
歴史を見ても、少なくとも古代は堂々とした国ではあったのですが、
実のところは、少なくとも現時点では、「張子の虎」にしか見えませぬ・・・

今回の「12 日間戦争」の前からすでに
イスラエルとアメリカに要人を殺害されてきたイランですが、
とにかく何もできない・・・
今になってモサドの協力者らをしょっ引いて処刑しているようですが、
ずっと緊張関係にある両国ですから、
もっと前から分かっていたんじゃないの?と言いたくなりますよね WWW
例のヒズボラのポケベル事件なんかがあったにもかかわらず、
何の対策もしてこなかった、ということですからね!
何もできないならば、
大人しく自国の経済的発展と地域の安定維持に邁進していればいいのに、
そうしない・・・
あれだけ油をもっているのに有効に活用しない、出来ない・・・
日本人だったら「ホントに MOTTAINAI!」と思いますよね WWW
油がたくさんあって有効に活用しない、出来ないもう一つの国家には
南米のベネズエラなんてのもありますが、
似た者同士でしょうかね?
ベネズエラは宗教とは無縁ですが、
チャペス時代の社会主義が未だに「心の足かせ」となっているようです。

イランにおいては、ホメイニ氏の亡霊が「心の足かせ」なのでしょうが、
自分の手下を使ってチマチマとイスラエルを挑発するのに余念がない・・・。
これではイスラエルもたまったものではないでしょう。
そもそも論として、
今回のガザ地区の悲惨さをもたらしたのは手下のハマスの連中です!
これを忘れてはなりませぬ!
もちろんそれとガザの現状とは別物ですが、
イスラエルとしては「堪忍袋の緒が切れた」ということで、
ここは徹底的にイランを叩いておきたいところでしょう。
一応、トランプが停止を「命じて」ますが、
来月初旬にも行われるであろうイラン/アメリカの協議が破綻すれば
再びイスラエルによる攻撃が始まるのは明らかで、
イスラエルのカッツ国防相は、
すでに戦闘再開に向けた指示を出しているようです。

で、イランの情けなさというか、いったい何をやりたいのか?と言おうか、
どうにもあのボヤっとした国が分からないセンセですが、
そもそも論として、
なぜあの国がアメリカとイスラエルを目の敵にしているのか、
少し調べましたので、お話しようと思います。

古代の中東に関しては「今月のウクライナ-33」辺りから、
古代イランに関しては、今月のウクライナ-133143
ササン朝を中心に述べてますのでご一読を!
その後「渤海」で止まっているのでホント、申し訳ないのですが・・・

ササン朝がアラブ・イスラムに滅ぼされたあとは
栄華を誇ったペルシャ文化は雲散霧消し、
代わってイラン人によるイスラム文化が花開くこととなります。
その後はトルコ系の王朝が入れ代わり立ち代わりこの地を支配することとなり、
13 世紀にはモンゴル、その後はチムールの支配下に置かれます。
16 世紀のサファヴィー朝を経て18~19 世紀にはガジャール朝が起ちますが、
いずれもトルコ系王朝です。

で、このイラン人の間に根強い反アメリカ感情ですが、
これの下敷きには、
19 世紀から 20 世紀初頭にかけてのアジアの動きに大きな影響を与えた
イギリス vs ロシアの対立、いわゆる「グレート・ゲーム」が、
多かれ少なかれ関与しているようです。
すなわち、伝統的に南下政策をとるロシア~ソ連に対抗して、
当時、インド~パキスタン~ビルマを植民地化し、
さらには中国にも触手を伸ばしていたイギリスは、
ロシアの南下政策を妨害するために
イラン~アフガンを中心とする中東~中央アジアを自らの影響下に置くべく、
策動を試みます。
結果、この当時のイランは、
ロシアの勢力圏とイギリスの勢力圏とに分割されてしまいます。
が、第一次大戦後、
イギリスは内戦に揺れるソ連の機に乗じてイランを保護国化!
これに怒ったイランの人々がイラン・コサック軍のレザー・ハーン大佐を立て、
彼によって 1921 年に起こされたクーデターによって、
イギリス、ソ連ともにイランから撤退することとなります。
で、1925 年、レザー・ハーンによって最終的にガジャール朝が倒され、
パフラヴィー朝が成立することとなりました。

パフラヴィー朝初代のレザー・ハーンは、
恐らくはトルコのアタチュルクに倣ってでしょうが、
イランの近代化に尽力し、
女性のヴェール着用の非合法化など、
反イスラム~親西欧的な政策を進めていきます。
が、トルコと同じく行き過ぎた嫌いがあり、
徐々に民衆の不満が高まっていったようです。

その後、第二次世界大戦中には再びイギリスとソ連の侵入を受け、
領土は分割されてしまい、結果、レザー・ハーンは王位を息子に譲り、
ここにセンセ世代が知るパーレビ国王が誕生します。

パーレビ国王.jpgパーレビ国王  ウイキより
Ghazarians - http://www.pahlavi.org/, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=56835477による
正しい名前はモハンマド・レザー・シャー・パフラヴィーとのことです。
絵、ですかね?写真ですかね??それとも AI でしょうかね???
ホント、AI の登場で厄介な世界になりつつありますね!!!


戦中にテヘランで行われたテヘラン会談において
戦後のイランの独立、領土の保全~安全保障などが取り決められ、
ここにおいてイランは漸く発展の未来図を描けるかと思われましたが、
1950 年代初頭、
時のイランの首相であるモサデクがイギリス資本の石油施設の国有化を図り、
その結果、イギリスとアメリカの介入を招く結果となりまして、
ここからイランは迷走を始めることとなりました。つづく!