昭和40年代:時代と音楽-2
さて、ボブ・ディランです。
ノーベル文学賞の発表時、リアルタイムでTVを見てました。
ニュース速報の字幕が出たと思った次の瞬間には画面が変わり、白いブラウスのオバハンが現れて、「blablabla・・・・・Bob Dylan!」と宣もうた。
今年はすでに大隅良典氏が医学生理学賞を受賞していますが、ここ数年は日本人が2~3人くらい一遍に受賞したりするのが結構ふつうだったので、センセを含めた多くの平均的日本人としては、毎年候補に挙がっている村上春樹氏も今年は取れるかも・・・取ったら嬉しいな!なんて程度に考えていたのじゃないでしょうか?
よっぽど世界文学に詳しいヒトは別として、ノーベル文学賞って、自国の候補は例外として、よその国のヒトにとっては、多くの場合、「見たことも聞いたことも、ましてや読んだこともなく今後もまず読まないであろう作品を書いた知らないヒト」が取るのがフツーですので、ま、村上氏が取れなくても、ナントカスキーとかナントカビッチとかナントカドミンゴなんていう名前のヒトがとるんだろ?なんて思っていたんじゃないのでしょうか?
それがいきなりボブ・ディランということですので、これはビックリ仰天、たまげました!
ノーベル賞実行委員会のみなさん、相当な癖玉を投げましたね!
でも、驚きはしたものの、ジワジワと、んんん、なんとなく、それもありかなア・・・、とは感じます。
個人的には好きでも嫌いでもないのですけど、1960年代から現在に至るまで、音楽家を中心とした多くの人々に強い影響を及ぼしてきたヒトであることに間違いはありません。でも文学かなア。。。という一抹のわだかまりもありますが、そもそもノーベル文学賞とノーベル平和賞って、その、ええっと、モゴモゴ・・・・・だから、あんましこだわらなくってもいいんじゃない?
で、せっかくボブ・ディランの名前がいきなり世界中を駆けめぐっていますので、1960年代から1970年代の音楽シーンに関して、世界情勢~国内情勢を縦軸に、当時のセンセの日常生活を横軸にからめ、語ってみようと考えました。それは確かに革命の予兆に満ちあふれた時代だったのです。
今日はここまで!
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