疲労・休養・栄養・運動-4
続きです。
以前にも書いたように、疲労回復~時間効率の追求のために、ドリンク剤を5本立て続けに飲むとかカフェインの錠剤をかじるとか、色々なバカな事を試して来ました。ここでは、それ以外の事でセンセが試して来た事をお話致します。
疲労に強い体を作りたい
↓
負荷を掛けた運動をする
↓
疲れる
↓
飯を食う
↓
太る
↓
腹回りのアブラを燃やせば良い!
との発想に基づいて、燃焼系の色々なものを試してみました。始めに試したのが、脂肪の燃焼に効果があると言ううわさの「泡の出るお風呂」です。これは、知るヒトは知る機器でして、基本的には「金魚の水槽にぶくぶく泡を送る機械」の人間版です。
東北は仙台のとある機械屋が、昔、養殖魚のためのブクブクの機械を作りました。これをウナギだかイワナだかの養殖場で使ったところ、お魚が急に大きくなってしまいました。よく調べたところ、ブクブクの機械で空気中の酸素がイオン化され、それを養殖池中に送っていることが分かりました。その後機械屋さんはこれを改良し、金魚で試したところ、金魚はクジラのごとくに(冗談ですよ)巨大化!さらにメカニズムを調べたところ、イオン化した酸素分子が水に良く溶け込んで、これを魚がエラ呼吸により体内に取り込む事により代謝が活発化、食欲が増進し、餌の食いが良くなり、体が短期間に巨大化した、と言うことの様です。その後、これをヒトの浴槽向けに開発した商品が登場しましたので、センセは早速これを購入(高かった!)、試してみました。
で、その効果はと言うと、劇的な疲労快復という訳にはいきませんでしたが、ある程度の快復力は体感出来ましたので、現在でも引き続き使用しています。
ヒトは魚の様なエラ呼吸はしませんが、ある程度皮膚呼吸をするので、ある程度の効果は期待出来るかと思います。ブクブク機械から出るのは酸素イオン分子ですから、極めて反応性が高いはずです。従いまして、水中では水の分子とたちまちクラスターを形成するかと思います。その結果、少なくとも溶存した酸素イオン分子は単独では存在出来ないと考えられますので、酸素イオンによる毒性も消失するかと思われます。但し、溶けずにそのまま表面から出てくる泡には、ある程度そのままの形で酸素イオン分子が含まれている可能性はあります。その証拠に、十分にブクブクした後のお風呂場には、オゾン臭が漂います。オゾン分子はプラスの荷電で、ブクブク機械のそれはマイナスイオンだそうですが、同じような臭いがします。いずれにしましても、40℃前後のお風呂で用いるわけですから、基本的には溶存度は低いはずです。従いまして、効果のメカニズムとしては、イオン化する事によって通常の酸素分子よりも溶存度が高くなり、その結果、皮膚呼吸による酸素の吸収量が普通のお風呂よりも高くなるためだと、個人的には考えています。違っているかも知れないけど、、、。
で、結論。
「ある程度、疲労軽減に効果がある様だ。でも、腹回りには殆ど影響しない。」と言う事でした。
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