先週のクリスマス・イブには坂城でも雪が降り、
ホワイト・クリスマス・イブとなりました。
本日は大晦日・イブ。
まことに早いものですね。
光陰矢の如し!
センセなんぞは
池塘春草の夢の日々を未だ醒めもせず数十年も送ってきましたが、
階前の梧葉はすでに秋声を過ぎてすっかり葉も落とし、
枯れ枝には雪が積もるありさまです。
ホワイトクリスマス・イブの研究所
さて、
このところの世界では取り立てて驚天動地の動きは見られませんが、
飛行機事故が立て続けに二回生じました。
始めはアゼルバイジャン、お次は韓国で。
アゼルバイジャンの時は、当初はいわゆるバード・ストライク、
鳥の吸引による打撃~損傷であるとの説明でしたが、
機体の損傷跡や生存者の証言などから否定論が多く、
早くから対空兵器の可能性が指摘されていました。
ほどなくプーチンはロシアの関与を認めて潔く謝罪しましたが、
珍しいですね!
現在のロシア南部はウクライナのドローン攻撃が相次いでいるため、
ロシアの対空地上部隊が誤って迎撃してしまったようです。
生存者が言うには、
「チェチェン上空でバン!と言う音が三回くらい聞こえたのち、
酸素吸入に困難が生じたために飛行機は緊急に降下し、
カスピ海上空を低空で飛行したのち、
カザフ共和国のアクタウ空港手前までナントかきたが、
力尽きて不時着~墜落した」ということらしいです。
恐ろしいのは、
本来であればチェチェン近郊の空港に不時着できたはずなのに、
着陸許可が下りなかったためにわざわざ対岸の空港に向かった、
という点です。
一部では、着陸させると迎撃したのがバレるから許可しなかった、
とも言われてますが、
これが本当だとしたら、
まことに冷酷非道な仕打ちだと言わざるを得ません。
仮にそうだとしたら、
「やはりロシアだ、やりかねないな」
で終わってしまうのでしょうが、
今回はどういうわけかプーチン氏、早々に過失を認めて謝罪した・・・。
2014 年のマレーシア航空機撃墜事件のときも、
もっと昔の韓国航空機撃墜事件のときも、
ロシアは決して謝罪なんぞはしてこなかったのに、
今回はどうした???
「今月のウクライナ-147」で書いたように、
アゼルバイジャンと隣国のアルメニアとは仲が悪く、
アゼルバイジャンの後ろにはトルコが、
アルメニアの後ろにはロシアがついていたはずです。
アルメニアは結局ナゴルノカラバフから追い出されてしまいましたが、
何の手助けもしなかったロシアに対してアルメニア大統領は大変お怒りで、
こういうことも含め、
ロシア近傍のコーカサス~中央アジアの国家群は
ロシアに対して不信感を膨らませつつある。
今現在、対ウクライナに全力をあげつつある中で、
自分の裏庭でボヤ騒ぎが生じるのは何としても避けたい、
ここは一つ正直に謝って穏便に済ませたい、
ということなんでしょうかね?
一方の韓国、
格安便の済州(チェジュ)航空機が高速度を維持したまま強制胴体着陸!
一気にコンクリートの壁に激突して爆発炎上!
お正月の羽田の海上保安庁の航空機事故を彷彿とさせる映像です!
犠牲者の数としては
羽田もアゼルバイジャンも比べ物にならない 179 名とのこと!
乗務員 2 名以外の全員が死亡した・・・。
一部報道では、
壁に衝突の際に飛び散っている物体、あれは乗客では?とのこと!
いや、セウォル号に次ぐ韓国大惨事であるのは間違いない!
これも原因として鳥があげられていますが、
これに対しても異論が出ている。
ボーイング 737 そのものに対して疑念が生じている。
それにしても、燃料を落とす間もなく、減速する間もなく、
いきなり高速のまま胴体着陸というのは、
よっぽど緊急性が高かった、ということなんでしょうけど、
詳しくは応答記録を解析してのちに分かることではあります。
また、今回はじめて飛行機の救難信号のことを「Mayday call」
と呼ぶのを知った。
ただしこれは英語の Mayday とは無関係で、
いわんや「♪ 聞け万国の労働者~!」とも関係ありませぬ・・・。
あ、こういうのもあるよ ♪
「歩兵の本領」ですね。
ただし、元歌は「歩兵の本領」よりも古く、
明治時代の旧制一高寮歌だと言われてます。
いずれにしましても、あの国のことですから、
そのうち政治問題化し、ローソク屋さんは今から大忙しかも・・・。
ユンたん、泣きっ面にハチの思いでしょうかね?
いずれにしましても、あの国のことですから、
そのうちやっぱり思い出したかのようにこっちを向いて、
「ニッポンガ~~~!」の雄たけびを繰り出すのでしょうかね?
いずれにしましても、両事故で犠牲となられた方々には
哀悼の意を表したいと思います。
黙祷!
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