マホメットが 40 歳のとき、
岩山の洞窟で何者かに押しつぶされそうになる感覚を得た。
それが大天使ガブリエルによる神の啓示であった、ということですが、
間違いなく、大天使は、
得意技のガブリエル寄りで土俵際までマホメットを追い込んだ、
ということなんでしょうね!
さすが大天使!体も横綱級だったに違いありません。
マホメット氏、打っちゃり技も効果なく、そのまま土俵を割ってしまい、
その後は一神教の神「アラー」をひたすら信じる人生を歩むこととなります。
ではアラー、最近ではアッラーと記載されるのも多いですが、
アラーの神とはどのような神様なのか?
メッカのカーバ神殿ですが、
誰しもが名前くらいは知っているイスラム教の有名な建造物です。
黒い布?かなんかで覆われているあの四角い物体です。
毎年たくさんのイスラム教徒がここを詣で、
しばしば多数のヒトが踏み倒されるなどしてニュースとなります。
カーバと言う名称はアラビア語で「立方体」という意味だそうですが、
マホメットがイスラム教を説く以前には、
このカーバ神殿の内部には
数百に上る数の多神教の神々の偶像が祀られていたそうです。
で、これらの神々の頭上に君臨するのがアラーの神、
あるいはカーバ神殿そのものがアラー神、
というようなカンジの理解で OK かと思います。
興味深いことには、このカーバ神殿内部には、この当時であっても、
アラー自身の像は無かった、と考えられていることです。
で、さらに興味深いことには、マホメットの考えとしては、
「今月のウクライナ-117」に登場した旧約聖書のアブラハムですが、
彼と彼の息子の一人がカナンの地から砂漠を横断してメッカまで来て
そしてこの地にカーバ神殿を作ったのだ、と考えている点です。
つまりマホメットにとっては、
ユダヤ教とイスラム教、さらにはキリスト教も同根の宗教であり、
兄弟の教えである、と本気になって考えていたと思われます。
彼が聖書を読んでいたのかどうかは分かりませんが、
少なくとも 6 ~ 7 世紀のアラブ地域では、
ユダヤ教とキリスト教の一神教の教えが、
信者の数としてはともかく、
知識としては幅広く行き渡っていた、
と考えられます。
たぶん、ペルシャのゾロアスター教の教えなどにも
一定の影響を受けている可能性があります。
で、それはそれとして良いのですが、センセが思うに、
一体全体なぜ彼は一神教を、文字通りに「体を張って」唱えたのか、
なぜ従来の多神教ではダメなのか、
一神教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれぞれに、
果たして本質的に多神教を否定するような合理性があるのか、
各々の教義、それ自体の中に、他の条件ナシでそれ自体の理屈に基づいて、
要するにアプリオリに、
「だから多神教は駄目なのだ!」
と言うような、合理的な理由~説明は見いだせるのか、
ということなんですけど、
難しかったですかね?
カーバ神殿 ウイキより
Muhammad Mahdi Karim Facebookhttps://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=75866248による
コメント