今月のウクライナ-104

またまたへんちくりんなオトコが現れて奇妙なことを仕出かした。
幸いなことに 2B 弾レベルであったが、
もう少し知能が高くて本気のホンコのオトコであったら
非常にヤバイ状況であった。
世情が風雲急を告げるような時代であったなら
そのような行為が生じる可能性はゼロではない、
という点においては理解もできるが、
現状の日本国はそれには程遠い状況だ。

・・・少なくとも現在は。

G7 を構成する近代的民主主義国の一つであるこの国の総理大臣を
どうにかしたところで何だというのだろうか?
何か変わるとでも思っているのだろうか?
本当に革命的に何かを変えたいのであれば
常日頃から「AB 独裁政権ガー!」とか言っていた
現行の「日本革命党」にたくさん票を入れて
第一党にしてあげればよいだけのはず。
それがいくら頑張っても第一党になれないのであれば、
そこには立派な理由があるはず。

ま、非常に数は少ないけれどもおかしな連中は常に一定数いる、
というだけのお話なんでしょうけど・・・。

それにしても紀州和歌山の雑賀(さいか)の衆、ヤバイっす!
SP に先んじて赤が強烈なヘッドロック!
これに続いて青が加勢!
ここで勝負あったわけであるが、その後ノコノコと緑が WWWWWW。
緑はね ・・・WWW、ちょっとね ・・・WWWW。
お電話もされなかったようだしね・・・WWWWW。


さて、中央アジアにトルコの名を冠たるものとしたアシナ氏の突厥であったが、
ご多分に漏れず内紛から分裂し、
その後はトクズ・オグズなどの従属部族や唐の攻勢により消滅。
西においては突騎施(テュルギシュ)族のような連中が一旦は引き継いだが、
カルルク族によりこれも滅ぼされる。
9 姓のオグズの中でも最も強力であったウイグル族が程なく主導権を握り、
ここにウイグル可汗国が生じたことは「今月のウクライナ-94」で述べました。

トルコ民族の拡散-5.jpg8 世紀から 9 世紀の状況。
カルルクとパシミルは 9 姓ではないが、9 姓とは同盟関係にあったようだ。
マジャールはトルコ系ではない。
キルギスは本来はトルコ系ではないユニークな部族。そのうちお話します。

751 年、イスラムのアッバス朝と唐の軍隊が戦った有名なタラスの会戦では
当初、唐側についていたカルルク族がアッバス側に寝返ったために唐は大敗!
その後、カルルクはイスラム化して行きますが、そのうちお話します。
この頃、満州あたりで頭角を現してきたのが契丹(きったん)。
これもそのうちお話します。

だんだんこうやって、トルコ系の連中が中央アジアに拡大して行きました。