今月のウクライナ-292

坂城のソメイヨシノは満開~やや散り始め、というカンジですが、
これからは八重の桜が咲き始める季節となります ♪
まだまだ風も強く、「春に三日の晴れ無し」の時期ではありますが、
大型連休の頃ともなれば木々の若葉も色めいて、
畑や草っ原ではキジが、
川のアシ原ではヨシキリが、
そして電柱のてっぺんには山から降りてきたカッコー鳥が舞い降りて、
「ケーンケーン」、「キリキリキリ」、「カッコーカッコー」と
大合唱の季節となります ♪♪♪
山に入ると「ツイッピー、ツイッピー」と鳴く鳥が・・・
シジュウカラでしょうかね?
身も心もホッとする、ホントにいい季節となるのももうすぐ!
今からとても楽しみです ♪♪♪

さて、イランとアメリカとの間で停戦交渉に向けた交渉が開始され、
同時に戦闘も一旦は停止、ホルムズも一旦は開通かと思いきや、
大方の予想を裏切らず、
イスラエルのベイルート爆撃に端を発して再びミサイルの応酬・・・
今後の両者の出方も不透明感がいや増しております。

で、時系列的には、
まずはトランプ氏の「イランの文明は完全に破壊されるであろう!」との
犯罪的にも思える脅し文句から始まり、
その後にイラン側からパキスタンを通して停戦協議への条件案が提示され、
これを受けてギリギリの段階でトランプが二週間の猶予を与えた、
とのことですので、
これを見る限りではイランがチキッたようにも思えますが、
条件案の内容を見る限りではトランプ氏が飲めるようなものではないですし、
相手の反応に対してトランプ氏がすぐさま反応したことから、
初めからトランプ氏はタコりたくてタコりたくて仕方がなかった、
ということでしょう。
両者共に勝利宣言を出してますので、
現段階では自国民向けの宣伝合戦が続いている、
というのが現状であるかと思われます。

で、「今月のウクライナ-290」で、センセは、
「不気味なほどに中国が動かない・・・」と訝しく思っていたわけですが、
新たな情報によれば、やはり、
パキスタンの背後で中国が動いていたとのことです。※
イランとしてはホルムズという最強カードを握っておりますので
そうはたやすく交渉のテーブルにはつかないだろうと思っておりましたが、
中国がパキスタンに圧力をかけ、
パキスタンがイランをナンとか納得させた、という流れで今に至る、
というカンジでしょうか?
仮にそれなりに上手くいけば、「-290」で述べたように、
キンペーはトランプに貸しを作る形となりますので、
五月の両者の会談においては初めからキンペー有利の形となります。
※ スティンガータイプの対空ミサイルを秘密裏にイラン側に供与する、
とのハナシも入ってきました(260412)。

ま、だれの目からも明らかだとは思われますが、
両者の知能の差は「対数表示」でしか表せないレベルなのでしょう WWWW

で、お話変わり、
「今回のイラン・アメリカ戦争で一番得をしているのは誰か?」
ということですが、
一般的にはロシアのプーチンと言われてます。
要するに、原油高によって最もウハウハしているのはロシア、というわけです。
しかしながら、
ホルムズは革命防衛隊の任意のままに船の通行が許可されており、
自国イランのタンカーは当然ながら最優先で通過しているはずですので、
原油高はイランにも有利に働いている、と考えられます。
実際のところ、テヘラン市民は爆撃などで大変な思いをしてはおりますが、
食料品その他、経済が逼迫している状況ではない、との報道もされてます。
また、ホルムズ封鎖は仕入れ先の変更によりアメリカ産原油の輸出拡大を促し、
原油高はアメリカ産の価格上昇にも結び付きますので、
興味深いことではありますが、
アメリカ・テキサス州の大手石油精製会社なども
大いに潤っているということです。
「トランプはこれを狙っていたのだ!」と考えるのは穿ちすぎでしょうし、
また、石油関連の会社や株主などはウハウハ言ってはいるのでしょうが、
ガソリン価格が上昇するのは必然ですので、
一般のアメリカ人にとってはウハウハどころの騒ぎではないでしょう WWW
先日発表されたアメリカの消費者物価指数も前年比 3.3% 増となりました。
昨年度の貿易収支も、大規模な関税政策にも関わらず、
トランプの思惑とは裏腹に、赤字拡大の結果となりました。
ただし、これは、駆け込み輸入の拡大の結果である可能性も指摘されてます。
一方で、先週発表された雇用統計値は堅調でしたので、
総合的に解釈しますと、
AI に代表されるコアなアメリカ経済は堅固ではあるものの、
トランプのつまらぬ政策のせいで血流~血圧に不調が生じつつある、
というカンジでしょうか?

さてまたお話変わり、
このところのトランプ氏の演説の言葉の「お下劣さ」と共に、
やけに宗教色が滲み出ている、との指摘があります。
これは撃墜された F-15 の飛行士が救出されたタイミングが
キリストの復活祭の日と合致していたためだと思いますが、同時に、
戦争長官のヘグセス氏は改革派福音教会連合に属しているとも言われており、
本人自らも対イラン戦争を十字軍に見立てるような発言もしております。

ヘグセス 入れ墨.jpg戦争省長官、ヘグセス氏  X より
https://x.com/nabe1975/status/1971781405542961412/photo/1
中世の十字軍(crusader) の入れ墨をしております・・・
ナンとも・・・・・・・
霊長類であるのは間違いないかと WWWWWWWWWW


この政権自体がキリスト教の福音派の支持を受けていることは
良く知られておりますし、
福音派がユダヤ教徒を支持していることは周知の事実ですので、
必然的にネタニヤフが野放図な行動にでることも理解の範囲内です。
「今月のウクライナ-282」においてハロラン芙美子氏の著作を上げて
アメリカ政治に対する福音派の影響に関してお話しをしましたが、
この福音派とタカ派の大統領を描いた面白い映画を思い出しましたので、
ここでご紹介したいと思います。
それは、1986 年に封切されたデニス・ホッパー監督の「American Way」です!

デニス・ホッパーは俳優としても有名で、
自身が監督した作品でもしばしば本人が登場したりします。
最も有名な作品は「Easy Rider」
「Colors」なども現状のアメリカに通じる印象的な作品です。

で、「American Way」を YouTube で探したのですが、
画質が悪いのばかりでした・・・
とりあえず貼り付けておきましたが、
こいつはドイツ語ヴァージョンでありました・・・
ご不満の方は、
どうぞご自身でどっかから配信されるか、
あるいはツタヤで購入するかしてみて下され。

で、軽くネタ晴らし・・・

ベトナム帰りでもはや一般社会には適合できないはぐれもんの一行が
どういう訳か中古の B-29 爆撃機に乗り込み、
マスコミや政府にいたずらをしかける、という他愛もない内容なのですが、
その中で、アメリカ福音派の活動がどういうカンジなのか、
彼らはハルマゲドンをどのように思っているのか、
タカ派大統領がどのように彼らを利用するのか、
あるいは逆に彼らがタカ派大統領にどのような影響を及ぼすのか、
こういった一連の事柄が面白おかしく、
あるいはしばしば「おふざけが過ぎる」形で描かれてます。
当時、テーマソングもヒットチャートを賑わしました ♪♪♪ ※
※ 映画の最後で流れる音楽がそうです。

※ 本日午前(260412)、
二隻のアメリカ駆逐艦が機雷掃海目的でホルムズ海峡を通過した、
との情報が入ってきましたが、
この情報、いろいろと問題があると思いますので、
ちょいとうかつには信じられないハナシですね。
停戦交渉中のこの時期はガセネタが飛び交う時期でもありますので、
も少し様子をみませう!

※ たった今飛び込んできたニュース!
停戦交渉物別れでヴァンス率いるアメリカ交渉団は帰国の途へ!
今後の交渉継続は合意の模様!
誰しもが思っていた見え見えの結果に! WWWWWWWWWW
海峡を通過した駆逐艦は戻るに戻れない? WWWWWWWW
仮にホントに通過したとすればね WWWWWWWWWWWWWW