今月のウクライナ-281

連日の降雪で、長野は厳寒の日々です。
連日の熱戦で、大相撲は千秋楽です。
で、連日のあい変わらずのトランプです・・・

PXL_20260112_002319512.jpg雪の研究所と千曲川対岸の山々


トランプ、またタコりました。
トリプル安におののいたのか欧州の反発にひるんだのかは知りませぬが、
グリーンランドに対する実力行使はさすがに控える模様です。
で、グリーンランドの防衛力強化と資源開発に関して
より実効的な話し合いを進めていくようですので、
これはこれでよろしいのではないでしょうか?

最初からそうすればよいだけなのに、
相手側のプライドなぞ無いに等しい態度で振る舞うものだから
いらぬ反発を招くだけでなく、
逆に中国やロシアに付け込まれる余地を作り出すのがトランプ流・・・

「カナダが中国と貿易協定を結んだら 100% の関税をかける!」
などとまた言い出してますが、
協定を結ぶ最大の理由が自分にあることを知ってるのか知らないのか、
開いた口が塞がりませぬ・・・
というか、またタコるのも見え見えではありますが・・・

で、国連の安保理の代わりにするつもりでしょうか、
「平和評議会」なるものを提唱し、
仲間を集めだした・・・
一応、戦闘終了後のガザ地区に関する枠組みを取り決めるような
暫定的な組織のようですが、
腹の中では安保理に取って代わるような組織にしたいと思っているはず。
で、永代議長としてトランプ自身が就任するとのこと WWW
で、現在のところ、中東和平に直接関わる組織との触れ込みなので、
イスラエルを始めとする中東諸国の多くが評議会に参加の意思を示している。
イスラエルと仲の悪いトルコも参加を表明しているところをみると、
なるほど確かに
「地域限定」の組織としては何らかの成果を生み出すかもしれない。
けれども仮に恒久的な組織として発展させようと企んでいるのであれば、
これは「心ある」国々から猛反発を食らうのは必至だ。
早くも西欧~北欧諸国は参加拒否を表明した。

で、問題は日本だ。
今現在、解散総選挙の真っ最中なので高市氏は態度を表明していないが、
選挙後には何らかの意思表示をしなくてはならない。

どうする高市?

個人的には、参加すべきではないと思う。
日本が中東問題に深く頭を突っ込む必要はないし、
何よりもまずその「評議会」そのものがそのうちタコる可能性も大ありだ。
そんな「いかがわしい」組織に頭を突っ込むよりも、
現状の安保理をより良い方向に改革することに関与するほうがよっぽど良い。
そのためにも、現状低下しつつある日本の「国力」を回復し、
世界における日本の存在感と発言力を増していかなくてはならない。
まずは EU 諸国、特にドイツの尻を蹴っ飛ばして
日独両国が常任理事国入りする必要がある。
イタリア抜きで WWW
あいつらヘタるから WWW

ま、言うは易しのハナシではありますが・・・

で、トランプの中国に対する態度が今一つ分からないところがあるために
アメリカは台湾を見捨てるのではないのか?
という疑問が湧いてくるのも分からぬことではないのですが、
「いや、トランプの態度と国家としてのアメリカの戦略とは異なるであろう」
というセンセの見立てを今回示そうと考えていた矢先に
アメリカ国防省が「国家防衛戦略」を発表した!
で、そこには台湾を含む第一列島線の防御態勢の強化が明白に謳われています。
先に発表された「トランプ・ドクトリン」においてもちゃんと書かれてます。

そうなのです!
センセが言いたいことは以下の通り!

アメリカの描く太平洋防衛ラインにおいて、
日本列島を含む第一列島線が最も強力な防御ラインなのです!
その理由は、日本列島は、すなわち、「不沈空母」であるからです!
このラインが抜かれたら、
すなわち「不沈空母」が沈められたら、
太平洋上のアメリカの防衛ラインは一気に脆弱化してしまいます。
グアムなんぞは瞬殺されるでしょうし、
グアムが抜かれたら、あとはハワイしかありませぬ。
ハワイが抜かれたら、金門橋までまっしぐら!
パナマ運河も封鎖!
トランプの言う「西半球」の安全は、
太平洋の安全が確保されて初めて有効に保障されるものなのです!

で、「不沈空母」たる日本という概念は、
センセの記憶が正しければ、
故・中曽根首相が提唱した概念だったと思います。
で、この「不沈空母」が不沈であるためには
まずもって韓国が健全である必要がありますし、
さらにはしっかりとした南西諸島の防御が必要であるに加え、
台湾が「西側」である必要があるのです。

そういう意味において、
韓国~日本~台湾は極東の安全保障において
緊密な連携を保つ必要がありますし、
さらには、繰り返しになりますが、
トランプが言うところの「西半球」の安全保障においても
最重要な地域なのです!

台湾が抜かれれば日本の南西諸島は中国と直に接する形となり、
フィリピンが脆弱となり、
バシー海峡が危うくなり、
海上輸送が怪しくなり、
海上封鎖とまではいかなくとも輸送コストが上昇し、
通貨安と相まって物価はさらに上昇!
戦争に至らずとも日本を窒息させることが可能となります。
また、中国側としては、第二線まで進出可能となりますので、
グアムを孤立化させることも容易となります。

で、以上から、トランプ本人はいざ知らず、
アメリカの国防としては、第一列島線の確保は至上命題なのです!
で、そういう意味において、
アメリカは日本を含むこれらの国々に対して
さらなる防衛費の拡充を要求してくるでしょうが、
そしてそれが妥当であれば特段よろしかろうと思いますが、
あのトランプですから
またトンデモない額を吹っかけてくる可能性がありますので、
日本や韓国としては、これに対処する必要があります。
この時、この「不沈空母」という概念が役に立つのです!
すなわち、日米同盟はアメリカが一方的に日本を助けるものではなく、
日本の存在そのものがアメリカ本土防衛を担っているという認識、
すなわち日米同盟は「片利共生」ではなく「双利共生」であるという認識を
トランプの脳裏に叩き込んでやらなくてはなりませぬ!

以前のブログで現職の李大統領が当選したとき
あの「日本ガ~!」の雄叫びが返ってくることを期待しましたが WWW
李大統領、えらくマトモになってしまい、
現状の日韓関係はこれまでになかったほどに良好です。
台湾のみならず、
半島の有事もまた日本に重大な結果を及ぼすことを考えれば、
両国は将来を見据え、
このまま良好な関係を維持していけたらホントに良いことだ、
と考えてます ♪

※ 安青錦、二場所連続優勝おめでとう!!!
  横綱も目の前だっ!!!