今月のウクライナ-248

バチカンのコンクラーベも終わり、新たなカトリック教皇が選ばれました。
アメリカ人ということでひょっとしたら ??? ♪♪♪ と思いましたが、
いやもちろんホントは全然思っていませんでしたが WWWWWWWWWW、
まことに残念ながらトランプ法王とはなりませなんだ WWWWWWWWW
トランプ法王になったら国名も「バチアメリカン」と変えたりするのでしょうが
それは余りにも「バチアタリアン」!
で、中国 vs アメリカのコンクラーベはまだまだ続きます。

で、何だか最近トランプ氏のロシアに対する態度が変わってきたなあ~
と思っておりましたが、とある情報すじによると、これまでの人生で
「敬虔さ」とか「謙虚さ」とか「誠実さ」とかには無縁であった大統領氏、
例の狙撃事件によって多少は「真摯さ」が芽生えつつあるようで、
これに加えて最近では、
とあるアメリカのキリスト教関係者の言葉に耳を傾けることが多い、
とのこと。
この関係者はロシアに滞在していた最中に戦禍を目の当たりにしたとのことで、
彼の口からウクライナ戦争の本質について色々教わり、
態度を変えつつあるのでは?
とのこと。

いや、「何をかいわんや」でしょ。
そもそもが大国の大統領ともある者が、
ウクライナ戦争の詳細を知らずして自ら仲裁するだのしないだの、
挙句の果ては侵略された側を「侵略されたお前が悪い!」だの、
放言の数々を世界的ライブで発信してきたこのお方。
今度は一介の宗教関係者を側に置き、
耳を傾け、
漸く態度を改める気になった?
漸く真実に目覚めたのはヨロシイが、
なるほど、
ラスプーチンとか道鏡とか、
こういう輩が政治に介入しだすとどういう結果になるか、
少しは歴史を学んでほしいものです。
ただし、
件(くだん)の宗教関係者は
そのようなタイプの人物ではないとは思いますが・・・。

で、ならば、ラスプーチンならぬただのプーチン、
KTM の握り具合がちょいと足りぬと感じて
グイと力を込めて握り返すかも・・・
トランプ氏、イテテテとばかりに前言撤回するかもね WWWWWW

いや、実は、これに関連する話題は以前から事欠きませぬ。
マスク氏の DOGE 政策の一環として、
あの有名なアメリカの海外向けラジオ放送、
Voice of America を閉鎖するとのハナシがありますが、
VOA の代わりに OANOne America News というラジオ局に
肩代わりさせるとの噂があります(The Washington Post)。

VOA はそもそも第二次世界大戦真っ最中の 1942 年に生まれ、
当時の敵国であったドイツと日本に向けて米国の正統性を主張すると同時に
相手国の戦意喪失を誘う目的で開設されたものです。
日本にも「東京ローズ」なんてのがありましたが、
何処の国でもこんなことはやるものです。
で、戦後の冷戦時代にはこれが対ソ向け放送となりましたが、
時代が落ち着くにつれて政治色は薄れ、
アメリカ文化の紹介や、自由主義~民主主義の啓蒙、英語教育の推進など、
アメリカの「教育ラジオ」的な存在となりました。

センセは中学の頃から FEN、Far East Network を聴いておりましたが、
これは日本に駐留している米軍ならびにその家族向けの放送で、
VOA のような教育的なものではなく、
内容の 80% が流行(はやり)の音楽で占められているものでした。
現在では FEN じゃなくて AFN、 American Forces Network となりましたが、
内容的にはどうなのでしょうかね?
現在のセンセは全く聴いてないので分かりませぬ・・・。

FEN に関しては過去ログで詳しく書いているので
ぜひお目を通してくだされ!

で、脱線してしまいましたが、
VOA に代わる OAN、すなわち One America News というラジオ局ですが、
専らトランプ氏の発言などを一方的に垂れ流す放送局らしく、
ま、いつものことなのでそれには片目をつむりますが、
驚くことに、過去には、
クレムリンから融資を受けるロシアのプロパガンダを配信する業者から
情報サービスを受けていたとのこと!!!
すなわち、
ロシアにとって不利な内容は一切報道しない放送局とのこと!!!

実のところ VOA を完全に OAN に肩代わりさせるのか、
あるいは OAN からも配信させますよ、ということなのか、
いまだちょいと分からない点がありますが、
そもそもがトランプ氏のロシアとの繋がりには
これ以外にも全く持ってブラック極まるところが多々ありますので、
このような要因を度外視して、
彼のロシア政策に対して客観的観点からやいのやいの言っても無駄なのでは?
と思うわけであります。

今週はこれまでっ!