さて、先日引退を表明したばかりのカナダのトルドー首相ですが、
トランプに対して引退前の最後っ屁をかました!
アメリカからの輸入品に対して 25% の報復関税だ!
メキシコのシェインバウム大統領もやる気満々!
近々に対抗措置の発表があるだろう。
アメリカ向けのカナダの輸出品目の中で、
原油や天然ガスなどのエネルギー関係は重要な品だ。
これに 25% の関税をかけるということは、
当然ながら、少なくともアメリカ国内のエネルギー価格には
上昇圧力がかかることを意味する。
一方でトランプは世界の原油価格に下方圧力をかけている。
自国のシェールに対しては、
「掘れ、ベイビー、掘れ!」と、文字通り発破をかけている。
自国のエネルギーだけで需要が賄えるのであれば問題はないが、
賄えない。
特に今後、莫大な電力を必要とする AI 関係が伸びるにつれ、
海外からのエネルギー供給を増やしていく必要がある。
仮に、これらにも関税をかけるとするならば、
エネルギー価格が上昇し、物価が上昇し、AI への下押し圧力となる。
より低価格で供給できる(との触れ込みの)中国製 AI に押される形となる。
現時、アメリカ国内の経済は好調で、
FRB のパウエル議長は、今回、さらなる一段の利下げを見送った。
これに対し、トランプはどういうわけかドル安がお好みのようで、
FRB にも下押し圧力をかけている。
安いドルで多くのエネルギーを自ら作り出した高値で買うつもりでいる。
矛盾の塊である・・・。
で、グリーンランド。
デンマーク政府はトランプへの対抗措置として、
グリーンランドを含む北極圏に対する防衛費の増額を決めた。
たぶん、自分たちでやるからおめ~は手を出すな、
と言いたいのだと思います。
で、当のグリーンランド住民ですが、興味深い調査結果が出てます。
住民の 85% はアメリカ人となるのは嫌!分かる・・・。
45% はトランプの提案を脅威と感じている。分かる・・・。
で、43% はトランプの提案を興味深いと感じている。なるほど~~~!
これは「今月のウクライナ-230」でセンセが感じていたことそのままだ!
グリーンランドの住民は、
現行のデンマーク政府の下での自治領という立場に対しては、
「悪くはないけどできれば独立したい」というカンジであろう。でも
「トランプの下でアメリカ人となるのは絶対にイヤ!」であろう。でも
「アメリカの資金で資源を開発し、輸出が出来れば OK !」であろう。加えて
「アメリカの軍事力の傘の中に入りたい!」であろう。
であるならば、アメリカはグリーンランドを自国領とするのではなく、
資金援助と軍事援助を約束しつつ独立派を支援するのが得策であろう!
昔パナマでやったように!
で、パナマ運河。
これは無理筋だと思う。
軍隊を派遣する?
血が流れる。
1964 年のように。
トランプが嫌いな血が流れる・・・。
トランプは、
ことによると中国と一朝事あらば、
を想定しているのかも知れませんが、
アメリカ太平洋艦隊はハワイを拠点としている。
わざわざパナマ運河なんぞ通って太平洋には出てこない。
そもそも戦後の米海軍空母打撃群は
パナマ運河通過を想定せずに建設されている。
で、トランプいわく、
「いや、軍事ではなく、通行料が問題なのだ!」
・・・んんんと、どういうことかな?
ということで調べたところ、
♪ 面白いブログを見つけました WWW。
なるほど~~~、パナマ政府が相当にがめついわけね!
これではトランプが文句言うのも当然だね!
でもその場合、中国は?
中国、関係ないじゃん!
パナマに関しては、なるほど、パナマ政府はがめつい!がめつ過ぎる!!
トランプ氏、ここはぜひ、お得意の DEAL!をかましてくだされ!
で、自国だけでなく、
日本を含むすべての国々の通行料を減額させるのに成功してくだされ!
そういう目的であるならば、100% くらいの関税をかけても OK 牧場!
センセが許す!
で、アメリカ湾。
これはもうお隣の某 K 国と同じレベルでお話になりませぬ・・・。
こういうところで彼のお里が知れる・・・。
マッキンリーに関しては、オバマの決定がつまらぬ案件。
いずれにせよ、自国内のことだから、どうでも良い案件。
でもアメリカ湾は「自国内」のことじゃない。
メキシコ大統領がカチ~ンとくるのは当たり前。
で、Google が早速こびへつらって
自国版の Google Map ではアメリカ湾と記載しているそうだ。
日本版の Google Map を今見たところ、
ちゃんと「メキシコ湾」と書いてある。
♪ 上出来だと思う WWWWWW。
そこでセンセから提案。
今後は太平洋は「東日本海」、
オホーツク海は「北日本海」、
インド洋は「南西日本海」、
カリブ海は「東パナマ日本海」、
大西洋は「東アメリカ日本海」と呼ぶことにいたしませう WWWWWW!
で、何かとお里の知れるトランプ氏ですが、
ネット上では、一定数のトランプ支持派がいる。
トランプ、並びに彼の取り巻き連が打ち出す政策の数々は
深謀遠慮の末に打ち出されたものであり、
センセのような浅謀近慮のオトコには分からないものである、
トランプの、一見すると奇想天外にも見える言質~行動は、
実は彼の天才を証明するものである云々・・・。
彼の取り巻き連の一人一人をここで羅列しても仕方ありませぬが、
皆さま揃いもそろって香ばしい方々ばかり・・・。
センセを含めた世界中の観衆は、
野盗の群れにも似た彼らがいつ何時仲間割れを起こすのか、
ワクワクドキドキ、
おもしろがりつつも期待しつつ、
毎日の世界報道に片時も目を離すことができませぬ・・・。
今後も注視していきませう!
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