今月のウクライナ-214

先週の 8 日には東京の市ヶ谷で講演を行ってきました。
講演内容に関しましては HP で紹介しましたので、ぜひご覧になってください。
講演は 2 時間にも及ぶ長丁場でした。
加えて、
講演後には東京のメンバーたちと飲めや歌えやの打ち上げ会を行いまして
週末はいささか疲れてしまい、
せっかくのお天気の 3 連休も
室内でグタ~っとひっくり返っておりました・・・。
3 日目は一応回復してゴルフの練習に行ったのですが、
疲れの上塗りとなりまして、
昨日は研究所から早引け・・・。
情けないですね。

さて、この 1 週間のうちにも世界では色々あったようです。
以下、数回にわたって、ランダムに、
とりとめもなくお話していきたいと思います。

あの「アメリカ発見!」で有名なコロンブス氏。
これまでもスペイン人なのかイタリア人なのかで揉めていましたが、
先日、本人の骨と息子ちゃんの骨を用いて DNA 分析を行った結果、
セファルディック系のユダヤ人であると決定した、との報道がありました。

コロンブス.jpgクリストファー・コロンブスの画像  ウイキより
リドルフォ・ギルランダイオによる
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1225145


西暦 132 年に始まったユダヤ人の二回目の反乱(バル・コクバの乱)ですが、
ローマのハドリアヌス帝によって徹底的に鎮圧されることとなりました。
詳しくは「今月のウクライナ-122~125」をご覧になってください。
結果、ディアスポラと呼ばれるユダヤ人の拡散が生じましたが、
今のスペインの地であるイベリア半島に移住して行った連中もおりました。
スペインのことをヘブライ語でセファルディと言うので、
彼らをセファルディック系のユダヤ人、或いはセファルディムと呼びます。
ドイツから東欧~ロシアに移住して行ったユダヤ人のことを
アシュケナージと呼びますが、
アシュケナージに次ぐ勢力を有していたのがセファルディック系ユダヤ人です。

で、この報道ですが、センセは 14 日の THE JAPAN NEWS で読みました。
YDNAmtDNA 分析を行ったと書かれておりましたが、
どのようなハプロタイプであったのかは書かれていない。
で、本日ネットで色々調べたのですが、引っ掛からない・・・。
論文そのものを読みたいのですが、どうにも取っ掛かりが得られない・・・。
しかたないのでサッサと自分で YDNA のハプロを決めました WWW。
で、結果。
たぶん、J1 or J2 だと思います。サッカーとはかんけーねーです。
mtDNA に関してはどうでもいいです。
核DNA に関しては、「今月のウクライナ-125」でも書いたように、
多少のコーカサスの血も入っていたかも知れません。
仮にコロンブスがセファルディムであったとしたら、
15 世紀、レコンキスタ終期の「カトリック両王」時代に
恐らくは改宗を迫られたのかと思われます。
この例を見ても、結構普通に改宗とかあったのでしょうね。

カトリック両王.jpgカトリック両王の図  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=242399