今月のウクライナ-178

ヤクート人
ろしあサハ共和国.jpgロシア・サハ共和国  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39696935による

ヤクート人.jpgヤクート人の夏至の祭  JATM 様の HP より
https://www.jatm.co.jp/%e3%83%a4%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%88%e4%ba%ba%e3%81%ae%e5%a4%8f%e8%87%b3%e7%a5%ad%e3%82%8a%e3%82%a6%e3%82%b9%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%83%95/ 

N88%。本人たちはサハ人と称し、ロシア・サハ共和国に住んでいる。
ヤクルトとは全く関係が無い。
人口は 60 万人にもなるので、ナカナカの勢力を有する「少数民族」です。
トルコ系の言語を話すので、
本人たちは「自分たちはトルコ人」だと思ってる可能性大であるが、
遺伝子を見ても分かるとおり、もともとはウラル語を話していた。
歴史のとある時点でトルコ語に乗り換えたようだ。
匈奴とか突厥とかに脅されたのだろう。
ウイキによれば、
彼らは古代北ユーラシア人と呼ばれる連中から
10〜20% 程度の遺伝的流動を受けているとのことだが、
古代北ユーラシア人の影響は多岐にわたっているのは明らかなので、
彼らだけに限った話ではないと思う。
古代北ユーラシア人に関しては興味深い話が満載なので、
そのうちお話したいと思いますが、
彼らに関する研究自体が進化の途次にあるので、
現時点では、決定的な話とはならないかと・・・。
北部のヤクートはトナカイを飼育しながら半遊牧的狩猟採集民であるのに対し、
南部のヤクートはウマやウシの畜産にも従事。
両者共にゲルに居住し、夏と冬に居住地を移動する。
宗教的には本来はシャーマニズム。
ロシアの影響により、現在ではロシア正教が多数のようだ。以上、ウイキより。


ユカギール人
ユカギールの居住域.jpgユカギールの居住地域  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=114441799による 

ユカギール人.jpgユカギール人  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8780119による

C2 31%、N 31%、Q 31% の三種混合!
北東アジアでも最古の民族の一つと考えられ、
昔はより広範域に住んでいたと考えられている。
本来の母語はユカギール語で、これはウラル語族との同系説が有力。
これにチュクチ・カムチャツカ語族、エスキモー・アレウト語族も加えた
ウラル・シベリア語族を成すとする説もある。
現在では多数がヤクート語かロシア語を使うようになっており、
ユカギール語は話者が200人以下で絶滅の危機にあるとのこと。
以上、ウイキより。


チュクチ人
チュクチ人の居住域.jpgチュクチの居住域  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=114441736による

チュクチの家族と犬.jpgチュクチの家族と犬  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=12098500による
手前のワンくんはシベリアン・ハスキーだそうです。

N58.3%Q12.5%C24.2%
言語的にはチュクチ・カムチャッカ語族に属するチュクチ語を話す。
海岸に定住して海獣狩猟や漁撈を営む「海岸チュクチ」と、
内陸に住んでトナカイの牧畜を営む「トナカイチュクチ」に分けられる。
シベリアン・ハスキーは元々はこの民族に飼われていた犬であり、
そりを引っ張るのが仕事であったが、
その後に佐々木倫子のマンガで一躍有名になり、
アパートで飼われるなどして堕落した・・・。以上、センセの偏見による。

チュクチの家族の絵.jpg昔のチュクチの家族を描いた絵  ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=868806による
ナンカ、極北~シベリア~北米一帯は、
みんな基本的に似たようなカンジですね。
チュクチに関する情報が YouTube に載ってますので、リンクします。
英語ですが、ナカナカ面白いです。
また、RUSSIA BEYOND というサイトでも面白い記事と写真がありますので、
これも張っときます。
このサイトはロシア政府の公式サイトなのかも知れませんが、
政治色のない情報も多いので、気にせずに覗いてみて下さい。
センセのしょうーもないブログよりもよっぽど面白い!

さらに続きます!
だんだん日本に近づいてきます。