さて、というわけで、シベリア少数民族の主な連中を
北欧 → 中央シベリア → 北東シベリアの順に
ごくごく簡単に紹介していきます。
専らウイキからの引用です。
中にはフィンランド人やマジャール人のように、
少数ではない民族もおります。
中央の茶色い帯はウラル山脈です。
サーミ人
ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=95948による
いわゆるラップ人。
YDNA N が 48%、I(クロマニヨン系)が 31%。
フィン・ウゴル語。
フィン人
冬戦争時の有名な狙撃兵、シモ・ヘイヘ ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=18849139による
N 61%、I 29%、R1a (イラン・ロシア系)5%、R1b (西南欧州系)3.5%。
フィン・ウゴル語。
近隣のカレリア人、エストニア人などもお仲間です。
ラトビア人とリトアニア人の両者は R1a と N をほぼ半々に持っているので
アジア系と欧州系の混合民族だと思われますが、
話す言葉は印欧系です。
マジャール人
ハンガリーのオルバーン首相 ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=126469722による
R1a 26.1%、R1b 19.2%、I 16.4%、N 3.2%、Q 2.3%。
その他のタイプも多く含む。
マジャール語(ハンガリー語)はウラル語族に含まれる。
ブログでも何度かお話したように、
元々はアジア系でウラル語族に含まれ、
ウラル山脈南麓あたりに住んでいたが、
次第に南下してブルガールなどと混交し、
ハンガリー盆地でも色んな欧州系と混交して中欧の強国となり、
モンゴルの侵攻も撃退したまではよかったが、
オスマントルコには痛めつけられ、
その後はハプスブルグと手を組んで大帝国を作り上げたが、
第一次世界大戦後は没落し、
一時はソ連の衛星国となり果ててしまうが、
ソ連崩壊後には NATO~EU への加盟を果たし、
ヤレヤレとは思ったものの、
現首相がクセのあるオトコなので、
現在は欧州のお荷物的存在となっている。← 個人的見解です WWW。
マジャール人の移動経路と時代の推移 ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4039601による
まだまだ続きます。
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