今月のウクライナ-171

今月のウクライナ-160」で
「最後の実験となるかも・・・」と述べたセンセですが、
先週はまたみっちりとマウスを用いた実験を 1 週間立て続けに行いました。
疲れました・・・。
で、結果ですが、んんんん・・・何とも・・・。
も少し詳しく結果を分析して、結論を出したいと思います。
事によるとまだしばらく実験が続く可能性も・・・。

さて、そうこうしているうちに世界情勢にも幾分の展開が生じてきました。
まず、激戦が行われてきたウクライナ東部のアウディーイウカですが、
陥落しました。
陥落、と言う物言いは可笑しいかもしれず、
「戦術的撤退」がむしろ適切だとは思いますが、
昔の日本軍の「転進」とは異なり、
文字通りの戦術的撤退なのだろうとは思います。
けれども、アウディーイウカがロシアの手に渡ったのは事実です。
アウディーイウカの突出部は、当初から、あまり戦略的価値は無い、
あれはロシア軍を引き付けて挽き肉の山を築く戦略だ、
とも言われてきましたが、
実際にそのような経緯をたどり、
刑務所からガンガン送られてきた囚人兵は文字通りに挽き肉化され、
同時に多量のロシア軍戦車~車両が屑鉄の山と化しました。
このようにしてロシア軍の相当数を東部に引き付けている間に
ウクライナ軍はドニエプル川を渡って橋頭保を設け、
南部攻勢を仕掛けていたわけですが、
如何せん兵隊~兵器~弾薬すべてが足りず、攻勢も停滞し、
結局はアウディーイウカ撤退のやむなきに至った、ということでしょう。
ロシア軍は、今後はアウディーイウカの兵力を他方面に向ける可能性もあり、
そうなりますとウクライナは南部橋頭保も放棄し、
東部戦線も、より西方に移動する可能性も生じます。

早急な弾薬の供給が望まれるわけですが、
共和党の反対により米国の追加資金供与が停滞しております。
弾薬不足はこれが最大の原因なのでしょうが、
独仏がウクライナと単独の安保協定を結び、
両国は軍備の追加支援を約束するなど、
良いニュースもあります。

軍事ではありませんが、
プーチンに対する最大の反対勢力のシンボルであったナワリヌイ氏が
収監されていた極北の監獄で死にました。
「突然死症候群」だそうです。
「ああそうか、突然死症候群だったらしょうがないよね?」
とは誰も思わないでしょうし WWW、
同時に彼の死がプーチンの再選を阻む可能性もないわけですが、
プーチン政権のイメージのダメージのダメ押しにはなるかと思います。
これだけダメダメが溜まっているプーチン政権に
もう一つダメを乗っけてもあまりインパクトは無いとも思いますが・・・。

それにしても、F-16 はいつ現れるのでしょうかね???