今月のお悔やみ

本日の坂城はべちゃ雪どた雪の一日でしたが、
バート・バカラックが死んでしまいました・・・。94 歳・・・。

彼に関しては、過去ログ「昭和 40 年代:時代と音楽-23」で詳しく書いてます。
まことに数多い彼の名曲もそこでほぼほぼリンクされてますので、
いまさらここに貼るまでもないと思います。
でも、センセの過去ログサイトは行ったら戻ってこれないので、
いくつかの過去ログを覗いたら
色々手を尽くしてナントかここまで戻ってきてくだされ!

彼の曲は上記サイトだけでなく、
センセのブログの色んな所にちょくちょく貼られてます。
それだけ彼の曲は、
センセの青春のヒトコマひとこまを彩る BGM として
無くてはならないモノであることを意味するものです。

数多い彼の名曲の中で最初にセンセのココロに入ってきた曲が、
This Guy's in Love with You」です。
センセが中学の 2 年か 3 年生の頃です。
新宿の W 中学に東西線を利用して通っていたセンセですが、
これまで飯田橋で総武線から東西線に乗り換えていたのが
ようやく日比谷線と繋がり、
おかげで帰り道、日本橋や銀座で下車するのが便利になった頃です。

音楽やおしゃれなどに関心が芽生え始めたその頃、
学校からの帰り道に日本橋の高島屋や銀座の三越、松屋、松坂屋に立ち寄り、
VAN やら KENT やらのブランドを品定めしておりました。
W 中学の生徒は本革の立派な手提げカバンにこれまた本革の靴を履き、
白いズックの肩掛けカバンにこれまたズックの靴を履いた地元中学の生徒連とは
大きく異なる出で立ち。
今から思えば、
百貨店のお姉さん方に結構からかわれていたような気がします・・・。
当時はからかわれているとも分からず、ただ顔を赤くするだけでしたが・・・。

時には九段下で降りて神田まで歩いて雑誌「丸」の古本を探したり、
そこから三省堂を経てすずらん通りから共立女子中を横目に見て竹橋に・・・。

地元小学校から共立に入学していった女の子のことを
フッと思い出してみたり・・・。

This Guy」を聴くと、そんなことこんなことあんなことが思い出されます。
Guy には程遠い、いまだ「This Boy」の、中学時代のセンセでありました。

合掌・・・。