今月のウクライナ-6

痛みを伴う経済封鎖!
西側はインフレ、ロシアはハイパーインフレ必至か!?

ウクライナ、二重スパイを射殺!
KGB 出身のプーチン、諜報戦は朝飯前!

ロシア国内の反戦デモ、広がりを見せるもプーチン支持率は上昇!
プーチン、「そういうことだ・・・」

トルコ、仲介役を買って出る!
エルドアン、「取り合えず、存在感を示しておくとするか・・・」



さて、フィンランドです。
原理的にも現実的にも不倶戴天の敵同士、
と見られていたナチスドイツとスターリンソビエトは、
1939 年 8 月、唐突に、独ソ不可侵条約を結びます。

「欧州の天地は複雑怪奇なり!」との言葉を残して
平沼騏一郎内閣が瓦解したという有名な一件ですが、秘密条項として、
ポーランド分割とバルト三国のソ連への編入、そして、
フィンランドをソ連の支配下におくという密約が交わされておりました。

1939 年 9 月 1 日、ドイツ機甲軍団はポーランドに進攻し、
一気呵成にこれを制圧!
東から攻め込んだソ連とポーランドを二つに分割し、
互いに自国領としてしまいます。

ソ連側に組み込まれたポーランドにおいて、
ソ連軍は、かの有名なカチンの森事件を引き起こし、
早くもソ連式統治法を示します。知らない方はググって下され!

カチンの森事件は、
その後にナチスドイツが東ポーランドに進攻した際、
明るみに出ることとなりました。
ドイツはこれをプロパガンダに利用する一方で、
ソ連はナチスドイツのせいにするわけですが・・・。

さて、一方のソ連は、同年 11 月、
50 万にものぼる大軍をフィンランド国境に揃え、
航空機による大規模な爆撃に続き、数千台の戦車を押し立てて、
フィンランド領内に怒涛の如く進攻し始めました。宣戦布告もなく。

世に言う「冬戦争」の勃発です。

圧倒的に武器、兵力で劣るフィンランド軍ですので、
世界中の誰もがフィンランドの降伏は時間の問題、と考えていました。
ところがここで奇跡が生じた!
マンネルヘイム将軍率いるフィンランド軍が至る所でソ連軍を撃破し、
早々に侵攻を食い止めたのだ!

スキー部隊や火炎瓶による戦車攻撃、雪に偽装した狙撃兵らの活躍が有名です。
この時にフィンランドは、総人口の 20 %にものぼる動員を行った、
と言われています。

冬戦争 スキー部隊.jpg          白色の服でカムフラージュしたフィンランドのスキー部隊
          ノルディック、バイアスロン競技の原点でしょうか?
          ウイキより


この時のソ連軍にはスキー部隊はなく、雪上を徒歩で行進。
スターリンによる将校の大粛清により、
まともな戦い方も知らない部隊で編成され、
神出鬼没のスキー部隊によって徹底的に叩きのめされます。
結果、 3 万弱の戦死者を出したフィンランド側に対し、
ソ連側の戦死者~凍死者は 2~30 万に達したそうです。

スターリン嫌いのフルシチョフは「 100 万だ!」と言ってたそうですが・・・。