実験の連続で疲労が重なってブログの更新が出来なかったセンセでしたが、
センセよりもはるかに年上のトランプ氏はまことに疲れ知らず。
精力的に活動、というか迷動、と言おうか、し続けております。
で、石破首相との会談、良かったんじゃないのでしょうか?
石破氏、多くの関係者と相談して助言をもらい、
予行演習に余念がなかったとのハナシですが、
あの、ヒキ●●●のような独自の風貌にさしものトランプもタジタジ・・・。
今回は冗談も交えて和やかな雰囲気で初会見が行われましたが、
今後、何かハナシがこじれたら、
教えてもらった「結論から先に述べる」方法なんぞハナから無視し、
彼独自のいつもの手法を用いて、
とくとくと長時間にわたって搦め手から論理的に持論を展開して下され。
トランプ、しびれを切らして赤鬼のごとくに怒り出すでしょうが、
そのときは石破氏、
お得意の白目をむいた形相で上目遣いにトランプを睨むとヨロシ!
加えて体中からアブラをじゅるじゅると噴き出すとなおヨロシ!!
さらに出来れば口をカッと開き、
粘着性の舌をカメレオンのごとくに突出させてトランプの出鼻をくじけば
あおヨロシにあかヨロシにあのヨロシ!!!
児雷也石破!の異名を捧げてあげませう!
適当なサイトより勝手に頂戴させて頂きました。感謝 ♪
石破ガンバレ~~~ WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW!
応援しとるぞ~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さて、以下、真面目にお話いたします。コホン・・・。
多くのヒトが言っているように、
故安倍晋三氏の余韻がトランプの中に残っているのは間違いないと思います。
以前のブログでも書きましたが、
安倍氏がトランプのココロを掴んで離さなかったその理由は、
安倍氏の特異なキャラクターのせいも当然ありますが、
同時に、
トランプ氏が孤独なオトコであることも大きな理由だと思います。
これもすでに以前述べましたが、
トランプ氏は自分の父親の影響を強く受け、そのために
「強くなくてはならない!負けてはならない!自分の誤りを認めては負けだ!
負けを認めるくらいなら、百回でも嘘をつくほうがましだ!」
との強迫観念の下にこれまでの人生を過ごしてきたお方です。
このため対等な友人関係を築くことができず、
若者言葉で言うところのマウンティングを常にとり続け、
自分よりも下位、あるいは彼に忠誠を尽くす人々で
自分の周りを固めてきたオトコです。
そのため、本心からの友人なんぞ一人も居りませぬ。
すなわち、典型的な独裁者の孤独をかこつオトコ、ということです。
ヒトラーやスターリンほどではないでしょうが・・・。
そんなオトコにとって、
朗らかなキャラを本質的に有する、いや、有していたシンゾーは、
死ぬか生きるかのビジネスの世界で過ごしてきたトランプにとって
唯一、心からの話が出来たオトコだったのだ、と思います。
たぶん、間違いなく、
女房のメラニア夫人よりも愛していたんじゃないかな~と思います。
個人的想像ですが、
トランプにとって女性とは、
「心からの愛情をやりとりする相手ではなく、一種のトロフィーのようなもの」
と考えている、
と思ってます。
で、そんなシンゾーの面影が、
部分的であるにせよ、
児雷也石破にも投影されたのかも・・・。
他の要因として、
やはり戦後一貫して揺るがぬ日本の対外政策が挙げられると思います。
戦後の日本の繁栄が
アメリカによる強力な安全保障の下に築かれてきたことは明らかです。
また、折に触れた政権交代の局面もありましたが、
基本、自民党による安定した政権運営が行われてきたことも事実です。
某 K 国のようなクーデターのごときものが発生する余地もなく、
強力な民主主義が根付いている国であることも間違いありません。
対米印象は常に高く、
対中国の印象は、増減の波はありますが、基本的に低く、
特に近年は非常に低く、
80 年代の日米経済戦争も収まり(日本の譲歩のせいですが)、
21 世紀になってからは、
両国間に争いごとらしきものは皆目見当たりません。
すなわち、アメリカは、日本という国を、
揺るがぬ民主主義に基づいた非常に信頼できる国家である、
と見なしているかと思います。
一旦、お昼ご飯といたします。
続きは午後から。
・・・・・・・・・・・・・・・
で、午後となりました。
北海道銀行女子のカーリング試合があるのですが、
ガマンしてブログを続けます。
で、以上から、
1)信頼しうる安定的な日本の立ち位置
2)故安倍晋三氏の影響
3)児雷也石破氏の怪異なる外見的ポテンシャリティー
などにより成功した両者の初会見ですが、
もちろん他の要因もあります。以下。
何と言っても日本の国力の低下、
特に輸出力の低下によりアメリカの対日輸入額が相対的に減少した、
というのが最大の原因でしょう。
JETRO の統計によれば、
2023 年の対米輸出の国別順位は EU>メキシコ>中国>カナダの順であり、
これら 3ヶ国プラス 1 地域連合で大部分を占めてます。
日本なんぞはドイツよりも低いくらいです。
アメリカは、これらの国々の全てに対して輸入超過となってます。
なるほど、これを見る限りにおいては、
あのようにトランプ氏が関税関税とうるさいのも理解できます。
もちろん輸入超過には正統な理由もあると思いますので、
それに対して各国がやいのやいの言ってるのでしょうが・・・。
次に国防に対する支出の増額。
これに対しては、日本はすでにトランプ氏の大統領就任以前から
増額の方向で動いていました。
その原動力の一つとなったのがウクライナ戦争の勃発であったのは
間違いないと思います。
2% という数値が妥当か否かは本質ではなく、
本日の石破総理が TV で述べていたように、
我々日本人自身が自国の国防をどうするのか本質的に考える必要がある、
というところが文字通り本質です。
過去にも何度か述べてます。
さらに、仮にトランプが日本に関税をかけるとした場合、
LNG 、液化天然ガスの輸入を求めていましたが、
これは日本にとっても朗報です。
アメリカからのエネルギーがお手頃価格で得られるならば
現在の日本の物価高の緩和に大きく貢献するのが明らかですし、
また、トランプ氏は
カナダ、メキシコへの関税の発効を 1 ヶ月遅らす措置を取りましたが、
仮に 1 ヶ月後に実施されたとしたら、先日も申し上げたように、
カナダ産原油が日本へ流入してくる可能性もありますので、
どちらに転んでも日本には有利に働きます。
いわゆる WIN-WIN の関係となります。
最後に、例の日本スチール問題ですが、
ハナシを聞く限り、トランプはアメリカの面子にこだわっているようです。
要するに、例のアメリカ湾~マッキンリー山問題と同レベルのハナシです。
ということで、アメリカの面子を立てるために、
実質的な買収に近い形の名目的な「投資」という方向で、
最終的に手を打つ形に落ち着きそうです ※。
めでたしめでたし ♪
※ またまたトランプ、
「株式は 50% 以上は持たせない!」と言ってます 250210。
どうなりますやら・・・。
で、次回は例のガザ地区=リヴィエラ化問題についてお話する予定です。
では、女子カーリングを見てきます ♪
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