ボサノヴァの女王ことアストラッド・ジルベルトが、先日亡くなりました。
83 歳でした。
このブログでも、
過去ログ「昭和 40 年代:時代と音楽-22」で紹介しております。
過去ログで「ボサノバって、トロピカルな「わびさび」だ!」
と断定して恬として恥じないセンセでありましたが、
彼女のヘタウマとしか言いようのない脱力感あふれる歌い方と、
わびさびの代表ともいえる南宋画、あるいは文人画と、
両者に共通する美意識を見るのはセンセだけ?
ボサノヴァ系のアルバムは、昔、たっくさん持ってましたが、
全て音楽好きの甥っ子に譲り、
今では時々 YouTube で聴くくらいです。
でも、研究室の BGM として、現在進行形で CD で毎日流してます。
いいですね! BGM でボサノヴァを聴きながらネズミの解剖をするのも!
いずれにしましても、
ラテン系とアフリカ系がブラジルで会合して初めて生まれた音楽、
ということができると思います。
フュージョンしただけでは不可能で、
やはりそこには何人かの天才の存在がありました。
どうぞ「昭和 40 年代:時代と音楽-22」をお読みになってください。
ここでは、彼女の代表アルバムのいくつかをご紹介して
終わりにいたします。
アントニオ・カルロス・ジョビンの「 Wave 」もおまけに付けときます。
合掌・・・。
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