今月のウクライナ-37

安倍元首相が手製の銃で撃たれ、亡くなられた・・・。
昨日のお昼の NHK TV ニュースを開けた途端、飛び込んできた。

ビックリした!

世界中がビックリした!!

日本人もアメリカ人も中国人も、みんなビックリした!!!

バイデンもトランプもメルケルも、プーチンですらも、ビックリした!!!!

理由がさっぱり分からない。
分かるのはただ一つ、数こそ少なけれ、おかしな人間が一定数は必ずいる、
ということだ。
民主主義云々とか言ってるが、そんな大それたもんじゃない。
おかしな人間がおかしなことをしでかした、ということなのだ。
幕末から戦前にかけて頻発した
明確な政治目的をもったテロリズムと混同してはいけない。
センセの世代では、
右翼青年による社会党の浅沼稲次郎の刺殺事件を思い起こさせるが、
今回の事件には、そんな深い政治的動機などないだろう。
おかしなことをするおかしな人間は、たぶん、未来永劫に、一定数、
生まれ続ける。
生物、あるいはヒトと言うべきか、の宿命なのだ・・・。

・・・心よりお悔やみ申し上げます。



さて、アッシリアが隆盛を誇るころには
文明世界も東西に大きく広がっていきました。
この時代にはイラン系の連中が中東に大きく勢力を伸ばす一方で、
ギリシャ半島には多くの都市国家が生まれ、
ユダヤ人がカナンの地に自分たちの国家を打ち立て、
「海の民」であるペリシテ人(パレスチナの名前の由来)とケンカの毎日。
フェニキア人が航海の民として勢力を伸ばし、
カルタゴを始めとして多くの地に植民~移住して、
地中海を我がものとするような時代です。

これらユダヤ人もフェニキア人も、セム系の人々です。

東では商王朝が周によって滅ぼされ、
その後に春秋戦国時代へと突入していく時代です。

日本においては、北九州に水田稲作技術が到達し始めた時代です。

その後にアッシリアが滅ぼされるころともなると、
インドでは仏教が興り、
アナトリアの地はイラン系とギリシャ系の確執の場となり、
中国では春秋戦国から秦の時代を経て、
劉邦が打ち立てた「漢」の時代となっていく時代です。

この時代までには現代文明の礎(いしずえ)が完成し、
特にギリシャと中国においては
百花繚乱ともいうべき勢いで多くの学問が花開きます。
そのような中で、
ギリシャにおいてはヘロドトス、漢においては司馬遷という、
名高き歴史家が生まれます。
両者共に、
後世の我々にとって、
当時の地誌、民族、歴史を知るうえで
無くてはならない貴重な記述を残してくれた、
「知の巨人」ともいうべきお二方です。

西ではスキタイ、東では匈奴が活躍する時代に突入します!