今月のウクライナ-265

朝晩は足元が冷えてくるようになった坂城町の日々ですが、
日中はまだまだ BVD 丸首一枚で過ごせます。
研究所の庭の雑草も漸く成長し難くなりましたが、
今度は逆に一斉に種をつけ始め、
これを放置すると来年が大変なことになるので、
電動狩り払い機の出番はかえって増える始末・・・
でも、たぶん、恐らく、今年の芝刈りと剪定は先週で終了、、、を期待してます ♪

さて、今週もあまりド派手な出来事はありませんでしたが、
ほかに書くこともないので WWW、とりあえず書き散らかしてみます ♪

1. ネタニヤフ、ボッチ演説をする!
NY で現在行われている国連総会の場でネタニヤフ氏が演壇に登場したとたん
多くの国々の代表団がゾロゾロと退場 WWWWWWWWWW
一部ではヤジも飛んでいたようです。
演説の時間~順番はあらかじめ分かっているはずですから
氏が登壇する前からそもそも出席していなければ良いはずなのに
わざわざ着席しておいて、その後に登壇したら一斉に退席するというのは
あからさまに分かりやすいパフォーマンスですね WWWWWWWWWW
前もってみんなで示し合わせていたのですかね ?
画面ではネタニヤフ氏の顔が大写しになっておりましたが、
まあうろたえることうろたえること・・・
あれだけボウボウと毛が生えた心臓をお持ちの方でも
やはり心中穏やかとはいかなくなるものなんですね WWW
で、当然ながらアメリカの席は満杯で、演説に対して拍手を送る。
日本の代表団は退席せず、アメリカと歩調を合わせる。
先日行われた石破氏の演説は、パレスチナ国家承認案に関して
「承認の是非の問題ではなく、いつ承認するかが問題だ」と
ちょっとわかりづらい内容でした。
ま、日本の現状においては、
このようなどっちつかずの意見表明にしか成り様がないのでしょうね。
だから自民党、右に票を奪われる、
ということに早く気づいて欲しいものですが WWW

いわゆる G7 各国の中では、当のアメリカを除いて、
ドイツ、イタリア、日本と、第二次世界大戦時の枢軸国が歩調を合わせて
パレスチナ国家未承認国となっておりますが、
何か、この問題に関して、
三か国の間で一致する理念~利害があるのでしょうかね?
ドイツの場合はナチスの行為に対しての贖罪感から、
日本の場合はアメリカの核の傘~同盟関係から、
というのはわかりやすいですが、
イタリアは何でしょうかね?
昨日、例のお目目の大きなお姉さんがしきる BS の報道番組で
NHK で昔、ワシントン支局長をされていた手嶋龍一氏が解説されてましたが、
彼が言うには、
「ドイツにはモサドの連中がたくさん入り込んでいて、
大戦中におけるユダヤ人に対する行為に対しては、
ナチ党員だけでなく、一般市民の行為に対しても詳細に調べられているため、
ドイツ人は現在でも、この問題に対してはがんじがらめになって動けないのだ」
的な趣旨のお話をされてましたが、
「なるほど~~~!」と、センセは納得しました。
何しろ連中、終戦から何十年も経ったのちでさえも、
南米などに逃亡したナチス関係者を捕まえ、処刑した、
という経歴の持ち主ですからね。
現代のイスラエル人においては、このような
「生存権に関しては一歩も譲れない」という信念が存在する、
というのはよくわかりますが、
それがあまりにも過剰~手前勝手になり過ぎている、というのが、
世界から見た現在のイスラエルの姿かと思います。

それにしても手嶋さん、相変わらず独特の話しぶりで面白いです ♪
ロシア問題でよく顔を出す石川一洋氏も、独特の語り口~三白眼の表情に加え、
特徴的な髪形でも有名ですが WWWWWWWWWW、
ご自身、あの髪形に強い思い入れがあるのかどうかは知りませぬが WWWW、
たいそう個性的なヒトで、
彼は NHK のモスクワ支局長でした。
手嶋氏とともにセンセは好きなんですけど、
あ、あと、国谷裕子さんとか道傳愛子さんとか ♪♪♪♪
少し古めの方々ばかりで恐縮です WWWWWWWWWW
脱線してしまいましたが WWWWWWWWWW

2. トランプ、急にウクライナ寄りになる!
ついしばらく前には赤絨毯でプーチンをおもてなししてたトランプですが、
ここにきて急に態度を変え、
「NATO 領土にロシア機が侵入してきたら撃ち落としてしまえ!」とか、
「ウクライナは全ての領土を取り返すべきだ!」とか、
「ロシアの原油~天然ガスを買うな!」とか言い出した WWWWWWWWWW
でも、だからと言って、何か具体的なことをし始めたわけでもない・・・
トランプがどんなにオドシをかけてもプーチンは全く気にする様子もなく、
いつもヘラヘラ笑っている・・・
The Fool on the Hill のように・・・

トランプ氏の態度の変化を見て、
ゼレンスキーはほっと一息ついてはいるでしょうが、
今後の展開がどうにも読めない・・・
トランプ政権としては本命の対中国政策に本腰を入れたいはずだが、
当の中国としてはウクライナの戦争が長引いてくれたほうが
自国に対するアメリカの関与が拡散するので都合がよい。
そうなると、つかず離れず、ロシアを陰から支援し続けるのが得策だ。
しかもこれはアメリカに対しての交渉カードとしても使える。
実際の武器~兵隊の援助は北朝鮮に任せながら
自分は黒幕としてどっしり構え、アメリカを揺さぶる・・・
その間、海軍力をジリジリと強化していく。
加えてトランプの間抜けさ加減により、
インドとの関係も改善しつつある。
現在、ロシアは、
ドローンと戦闘機を用いて NATO 側へ火遊びを仕掛けている。
何を考えているかは知りませぬが・・・
万が一にも無いとは思うが、
仮に両者、小競り合いから全面戦争になったとしたら、
アメリカは欧州大陸に相応の支援を行う必要に迫られる。
これを合図として中国は台湾を、北鮮は南鮮を、
というシナリオは以前にも提示したことがありますが、
まあ、無いとは思います・・・

が・・・

さて・・・