システム管理者: 2011年1月アーカイブ

研究室のご紹介 その一

|

 喜源テクノさかき研究室のお仕事は、食用微生物の研究です。
微生物にも色々ありまして、伝染病や感染症をもたらす悪いやつもいますが、
味噌や醤油、あるいは糠漬けなどの漬け物やヨーグルトなどを作る際に働いてくれる微生物も
数多く存在します。これらを食用微生物と呼びます。具体的には、麹菌(こうじきん)や酵母菌(こうぼきん)、そしておな乳酸菌-2-2.jpgじみの乳酸菌酵母-1-2.jpgなどです。左の写真が乳酸菌。右の写真が酵母菌です。



 

これらの食用微生物について、喜源テクノさかき研究室は日夜研究しています。

喜源テクノさかき研究室が坂城町に来たのは、平成13年のことです。
それまでは、東京大学のすぐ裏手、湯島の一角に研究室を構えてました。
すぐとなりには、徳川家光の乳母、春日局のお墓があるお寺がありました。
東京の真ん中からいきなり風光明媚、空気清明な坂城に引っ越してきてまず驚いたのは、
お店が無い、、、。
幸い50m先にコンビニが一件あったので、初めの頃はそこで命をつないでおりました。

研究室は1階が実験室、2階には、事務室と図書室があります。
2階には、さらに、当研究室の研究室長の中山博士が住んでます。

そうです!中山博士は、当研究室住み込みの研究員なのです!
一日24時間、一年365日体制で日夜研究に励んでいる、誠に奇特な方だと言えるでしょう、、、。

でも、通勤時間はわずか3秒!ドアの向こうは仕事場です。
東京郊外から都心まで、毎日毎日地獄のラッシュアワーの中で通勤を繰り返しておられる
ビジネス戦士たち、ごめんなさい。
でも、私も数年前まではそうでした!

研究室のご紹介 その二

|
喜源テクノさかき研究室のメンバーは、室長の中山博士、助手の前沢留美子さんと
同じく助手の腰原菜水さんの、総勢わずかに3名。
たった3名の研究室ですが、研究内容は濃ゆい!

ここでは前沢さんと腰原さんのお二人をご紹介いたしましょう。後ろが前沢さん、手前が腰原さんです。
因みに写真は、本人の希望で、後ろを少しピンぼけにしておきました。

室員.jpg前沢さんは、地元坂城町の出身で二児の母親。
研究室が出来たときからのメンバーです。
実験のお手伝いの他に、研究室の清掃、
研究器具の洗浄、ネズミの世話、
培地や試薬の調整など、
実験を支える基礎的なお仕事を主体に
やってもらっています。
手先が器用なのと整理整頓を心がけてくれるので、
研究室には無くてはならない人材です。

腰原さんは、穂高町出身。
長野市の栄養関係の学校を卒業された後、平成16年に研究室にやってきました。
学生時代は陸上の選手。長距離ランナーだったので、
耐久力には自信あり!
彼女の仕事は、乳酸菌や麹菌などの培養関係の実験が主体です。
持ち前の持久力を生かして、地道な実験を根気よくやってもらっています。
因みに書道は五段の腕前なので、室長はなるべく彼女の前では
字を書かないようにしています。
字をかくつもりが、恥をかくことになります、、、。

この過去記事について

このページには、システム管理者2011年1月に書いた記事が含まれています。

前のアーカイブはシステム管理者: 2008年12月です。

次のアーカイブはシステム管理者: 2011年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。