2013年5月アーカイブ

疲労・休養・栄養・運動-12

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皆様こんにちわ!ご機嫌いかがですか?本日はセンセのご機嫌スコブルヨロシ、です。胃もたれも治りまして、体調もバッチシです。たぶん、体の冬モードスイッチも完全にOFFになり、上下線共に不通であった鼻の穴も、ここに来て全線開通と成りました。坂城の町も漸くに本格的な春本番と言うカンジで、おまけに先週週末の米国雇用統計結果もグッドサプライズ!!!誠にめでたしめでたしです。どーでも良いヒトにはどーでも良いかと思いますけど、、、。

昨日は久しぶりに近くの山に登ってきました。てっぺんまで登るのは大変なので、裾野を引っ掻いた、と言う程度なのですが、それでも、新緑がまぶしい渓流沿いの山道を、登っては休み上っては休みして、とても良い一日を過ごすことが出来ました。この時分はどこぞより渡ってきた小鳥も多く、聞き慣れない声が山々にこだまし、ビデオを持ってくれば良かったなア、と後悔しきりでありました。今年は、春は例年より早く来たものの、その後に寒波に覆われ、為に、花々もなかなか散らずに咲き残っています。研究室の隣にある大きな八重の桜もまだ咲いてますし、庭の芝桜も、例年であればとっくに散っている時分ですが、未だ満開です。昨日の山道では、至る所で山吹が満開。フジの新緑が目に鮮やかで、また、所々に「まむし草」がにょっこりと頭を出しており、これらが花をつける時分にもう一度登ってみようか、と考えています。いずれにしましても、下界の観光地は連休後半の好天気の一日だというのでどこもかしこも大勢のヒトで押すな押すなの状況かと思いますが、ここ坂城ではほんの10数分も歩けば上に述べたような有様でして、山道にはセンセ以外に誰も居りませんし、ホント、「人の行く裏道に道あり花の山」という言葉を地で行くオトコであるなア、と、色々な意味でつくづく思います。

さて、疲労シリーズもいよいよ終了間近。初回からは既に半年近く経ってしまいました。その間に多くのビッグネームがこの世を去ってしまいましたが、中でもマギーことマギー史郎、じゃなくって、マーガレット・サッチャー氏のご逝去には、心よりご冥福を申し上げたいと思います。本国イギリスに於いては彼女の評価は完璧に二分されるそうですが、センセは「自己責任の権化」と言っても間違いないオトコですので、彼女に対しては極めて高い評価を持っております。お話変わって、サッチャー氏とはある意味対極に位置するオトコ、ベネズエラのチャペス氏も亡くなられました。実は、疲労シリーズの終盤を飾る話として、ミスターチャペスのお話をしたかった為、前振り役として、サッチャー女史のお話を最初に持ってきた、と言うところです。

チャペス氏はガンで死にました。まだ58歳でした。なんか、ネット上には「アメリカの陰謀によってガン誘発剤を盛られた」とか言う連中も居る様ですが、そんな与太話はほっといて、ここでは、肥満の怖さと、何故ヒトは肥満になるのか、と言うところに焦点を当ててお話したいと思います。

チャペス氏は極めてエネルギッシュな人物でありまして、その正否はさておき、自身の信念に基づいて、ベネズエラ社会の改革に全力で取り組んだオトコでありました。当然、政敵も多かったでしょうし、仕事の量も半端では無かったでしょう。これらに対処する為、食事の量も半端では無かったであろうと、彼の体格に基づいて、判断出来るわけです。即ち、このシリーズでも再三申し上げているように、仕事の質と量を維持する~高める為に食事量を増やす、と言う行動となって現れる訳です。特に、ベネズエラに於いては、その改革をやり遂げるためには彼自身のカリスマ性に大きく頼ると言う形と成っておりましたので、回転するコマと同じく、止まったらお仕舞い、と言う状況であったかと思われます。その様な中では、健康のためにダイエット、等という余裕が無かったのかも知れません。いずれにしましても、働き盛りで脂ぎってエネルギッシュである人たちが、いきなりガンや心臓病などの宣告を受ける、と言う例が増えております。

猛烈に仕事をするヒトの間にしばしば見られる肥満体型、人ごとではありませぬ。仕事の成果と疲労と休養と栄養と運動の関係、どのようにして折り合いを付ければ良いのでしょうか?

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