坂城散歩道: 2017年3月アーカイブ

坂城散歩道-10

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みなさまこんにちは!坂城は今日も良い天気です。

ここ数週間の週末、坂城はお天気に恵まれ、センセもお散歩がてらの山登りとかに励んでます。土曜日は専ら疲れてますので一日中部屋にひっくり返ってるのが多いのですが、日曜日には回復し、お出かけ、というパターンが多いです。で、当然、月曜日は疲れて会社のPCの前で仕事をするフリをしてボヤ~っとしてる、というパターンとなります。と、いうのは冗談ですので、信じないこと!(と言うか、他言は無用!)

で、先週の日曜日は、近くの和平(わだいら)高原を散策してまいりました。
秋の和平高原は以前に「坂城散歩道-2」でご紹介いたしましたが、今回は晩冬の和平高原をご紹介します(真冬は無理!)。

和平までの道.jpg
坂城の町の雪はほとんど消えましたが、和平への道はまだまだ残雪も多い・・・。
まだ当分、バイクの出動は不可能です。


和平看板.jpg
で、わずか15分くらいで到着します。この近くに車を停めて、歩いていきます。


キャンプ場への道.jpg
キャンプ場への道。雪がアイスバーン状態で、何度かコケそうになりました。


キャンプ場ロッジ.jpg
キャンプ場のロッジ。当然、人影は見あたりません。


廃屋.jpg
キャンプ場の向かいにある「ラム肉料理屋、元祖信州サフォーク牧場」!!!
廃屋ですが・・・。


真田方面へと向かう道.jpg
真田方面へと向かう道。この季節、誰も通らない。


大道山?.jpg
南東に大道山(だと思う)を臨む。手前は鳩が峰(だと思う)。


南西方向を臨む.jpg
南方向。正面に見えるのが、虚空蔵山。その右側に大きく切れ込んでいるのが、「のぞき」と呼ばれる戦国時代の大きな堀切の跡(だと思う)。その西側(写真右方向)が、先々週に登った和合城跡(だと思う)。


ここからダート.jpg
雪が無ければ、ここからは赤土のダート道のはず。雪が溶ければ、ここからバイクで地蔵峠まで進軍開始予定!今回は徒歩で縦走だ!


カモシカの足跡.jpg
けものの足跡。偶蹄類。カモシカだと思う。センセの足跡をこの上に重ねて行きます。センセも昔、「ケダモノ!近寄らないでっ!」ってよく言われたので、大いに資格ありかと思います。うそですよ!本気にしないでね!


坂城-真田 看板.jpg
分岐点に到着。ちょっとピンぼけで申し訳ない・・・。ここから先はさすがにカンジキの類がないと動けませんので、ここから引き返した。

で、しばらく歩いていると、左側になにやら気配が・・・。見ると、10m先くらい先に大きなカモシカがドットとセンセから逃げていく!で、急いでカメラを向けて撮影!


カモシカ-1.jpg
雄か雌か分かりません。カモシカの雌雄を区別するのは難しいそうです。


カモシカ-2.jpg
しばらくにらめっこ。ようやく相手も、こちらも同じ「ケダモノ」だと認識したのでしょうね!ナンか、誇りに思うぞ!!!写真は遠くに写っているモノを引き延ばしたもの。なので、ちょいとボケてます。


白樺、モミ~ツガ~トウヒ.jpg
帰り道、キャンプ場ロッジの遠景。ロッジは白樺林の中にあり、手前には大きなトウヒの木(だと思う)。左手前はカマツカの木(だと思う)。だいたいこの標高(およそ1,000m)から、白樺~モミ~ツガなどが現れるようになります。


カマツカの実.jpg
カマツカの木の下には、小鳥が食い散らかした赤い木の実がたくさん落ちてた。


北極キツネ.jpg
おとなしくお留守番をしていた北極キツネクン。坂城で楽しく暮らすには、軽の四駆は必須です。


和平地図.jpg
本日のルート。車でわずか15分くらい。お昼を食べて、ちゃちゃっと出かけて、そんで野生のカモシカに遭遇できますので、センセにとってはとても楽しい町です。これでカモシカには2回遭遇しました。

一度、千曲川を、立派な角を生やしたニホンジカの大きな雄が悠々と泳いでいるのを見たことがあります。対岸の蓼科方面にはニホンジカがうようよ居ますが、坂城方面では、少なくともセンセは見たことありません。千曲川が侵入を防いでいるのでしょうかね?ネットで調べたところ、2001年の「長野県ニホンジカ保護管理計画」の地図が見つかりました。これを見る限り、やはり千曲川が防波堤になっているようです。

クマに関しては、これは確実に居ます。「坂城散歩道-2」でも紹介したように、センセも足跡を見つけたことがあります。研究所のすぐ裏の水晶林道でも、時々クマの罠がかけられたりします。

一度、大きなムジナ(ニホンアナグマ)が、すぐ裏の農道にひっくり返って死んでいるのを見つけたことがあります。まるまると太って50cmくらいもある成獣です。最初は車にはねられたのかな?と思いましたが、目立った外傷も無く、死んだばかりで腐敗も無く、仰向けにきれいに横たわっておりました。センセが推測するところ、道の端が切り崖になっておりますので、そこから落ちたところが打ち所が悪く、お陀仏、という結論となりました。ナムナム・・・。

一昨年完成したばかりの第二研究所周辺には、多くのキジが居ります。春から初夏にかけて、「ケーンケーン」とうるさいくらいに鳴いてます。時には雄雌のペアが草むらからいきなり飛び出してきて驚かせます。

従業員の前沢さんは地元の方で、山の方に住んでますが、イノシシには畑を荒らされ、テンやイタチは天井でドタドタうるさいだの、研究所では白いヒゲを生やしたケダモノに悩まされるだの、、、

どーもスイマセンね!

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