今月のウクライナ-300

2 週間のご無沙汰でした。
センセの実験が全くもって不可解な結果を叩き出し、
これを説明するには驚愕的な仮説を引っ張り出さざるを得ず、
その仮説の妥当性を導き出すためには新たな実験系を組まざるを得ない、という
ある意味「金鉱脈を掘り当てた」、
ある意味「やっかいな穴に落ち込んだ」状況となってます。
人生も残り少ないのに「いつまでやってんだ!」という思いもあるのですが、
「死なば諸共!」の気持ちの方が勝ってしまうのがセンセの特徴でして WWWW

さて、再び動かなくなったイラン情勢ですが、
アメリカの建国 250 周年の記念にあわせて故ハメネイ師の国葬を執り行うという
イラン人の執着性というか嫌がらせといおうかナント申しましょうか、
BS の報道番組にしばしば出演される元イラン大使の齊藤氏によれば、
「イラン人の欠点の一つは、
交渉ごとにおいて優位に立つとさらにハードルを上げる傾向があるため、
結局は元の木阿弥になることが多い」とのこと WWW
現状は一種の「凪(なぎ)」の状況で、
おかげさまで原油市場も落ち着きを取り戻しておりますが、
イランもどこまで粘れるか・・・
トランプ氏は相変わらず口では勇ましいことを言っておりますが、
交渉が決裂して「石器時代」に逆戻りさせるような攻撃はもはや行わない、
と思います。
それよりもトランプ氏、
「もう飽きた・・・」とか言ってヴァンスに丸投げしておしまい、
となる可能性の方が強いかも WWWWWWWWWWWW

翻って高市氏、あまりにもトランプにすり寄りすぎなのではありませぬか?
アメリカの建国 250 周年はアメリカの建国 250 周年であって
取り立てて日本がもろ手を挙げてお祝いするものではありませぬ。
もちろん日本とアメリカは世界でも最も緊密な同盟関係にありますし、
最近の中国の動きを見るまでもなく、
今後はより一層、両国関係の維持~強化に向けて働くのは当然ではありますが、
それにしても 250 本の桜を送ったり全米各地で花火を打ち上げたりしますかね?
ま、以前の訪米時に約束していたとのことですし、
一昨年の岸田元首相もその旨述べていたことを考慮に入れても、
それこそ G7 レベルから見ても「やりすぎ」に見えるかと思います。
建国 250 周年において「祝辞」を述べるはよろしいかとは思いますが、
あの「トランプ」に対して
「追従~おべっか」と取られかねない態度を示すのは、
色々な意味で、世界的に見ては「逆効果」かと思われます。
高市氏、自身の長期政権を目指しておられるようですが、
仮にアメリカの次の政権が民主党に移行した場合、
次期大統領に対してどのように振る舞うのか、
世界から色々と値踏みされる立場に自らを置く形となるようにも思えます。
カナダのカーニー首相は反トランプ演説を行ってオトコを上げましたが、
高市氏、この調子では「オンナ」を上げることは難しいかと・・・

また、例の皇位継承問題に関しても、
個人的に見る限り、
国民的な議論が全く足りないと思います。
基本的にセンセはこの手の問題に深入りするのは避けたいのですが、
その理由は、
この問題は深く追求~議論すべきものであるのは確かであるにもかかわらず、
その本質に迫れば迫るほど、
合理的な回答が不可能な「壁」に突き当たるのが必然であるからです。
それらが何であるかは申しませぬが、
今を時めく最新の AI モデルですら解決はできません。
AI ができるのは、これらの問題点を列挙することだけです。
で、そのような複雑な(「根源的な」というべきか)問題に対して
「今国会で成立させる!」というのはこれは拙速極まる!
と言わざるを得ませぬ・・・
「高市氏、圧勝する WWW」の中で、センセは、
「ここは是非とも憲法改正に向けて国民的議論を巻き起こしてほしい!」
と述べましたが、
今回の皇位継承問題に関しても同様に、
まずは大々的に国民的規模の議論を行い、
議論が煮詰まったところで国民投票を行う、
という段取りであるべきだと思います。
同時に、今上天皇がいまだお若くご健勝である現段階で、
この問題に関して急ぐ必要は全くないと思います。

これも以前に指摘しましたが、
円安進行下での拡張的経済政策にも一抹の不安を覚えます。
「失われた 30 年」の間、あれだけ「ジャブジャブ」の経済政策を行っても
有効には程遠かった「骨太の方針」ですが、
また再び同じことを行うのでしょうか?
金融政策としては不況時にジャブジャブするのは正しいと思いますが、
そのジャブジャブが有効に生かされなかった原因は何かという点を、
日本人は徹底して突き詰めて考える必要があると思います。
これも何度も指摘してきたところですが、
本来であれば輸出が急激に伸びるはずの「円安」が、
現状では輸入額超過の最大の原因となっております。
結局のところ、
日本企業の力(ちから)が相対的に低下したのが原因ではありますが、
それに対して高市政権の「重点的に予算を配分する」方策が功を奏するか、
お金を供給すれば日本企業~日本の技術力は再生するのか、
日本の科学力は浮上するのか、
日本人は再び「24 時間戦う」ようになるのか、
「24 時間戦う」方向だけで戦闘力が増すのか、
甚だ疑問ではあります。
老齢化~労働力の減少もまた最大の要因の一つであるのは
間違いないところですが、
外国人労働者の受け入れにもまた様々な問題があり、
一筋縄では行かないのは皆さまも良くご存じの通り。
現在進行形の社会問題となっております。
このような現状でも日本はナンとか命脈を保っておりますが、
これというのも経常収支が黒字を保っているおかげであり、
経常収支黒字の内実は、すなわち、
「♪ 昔の稼ぎで生きてます~」ということです WWWWWWWWW

何か他に本質的に足りないものがあるのではないのか、
と、センセは時々考えますが、
あれだけ多くの問題を抱えているアメリカと中国が
それでも世界経済の 1~2 位を独占するという事実、
その過程を考えれば、
何らかのヒントが得られるかも知れませぬ。
戦後のアジアの発展が
日本による「雁行(がんこう)形態」によるものであるのは
間違いないところですが、
このような雁行が早晩崩れることは
鄧小平による「Take off = 離陸」の時からそもそも予想されていたことであり、
この 10~20 年で加速した~しつつあるのを目の当たりにしている、
ということでしょう。
この見方は単純ですが、正しいと思います。
共産主義の仮面を被りつつ、
一党独裁の「うまみ」を利用して、
資本主義経済の本質を突く形で
莫大な労働力と資源を利用してまずは生産力を上げる、
輸出によって国内に流入した資金 × 人口 = 巨大市場となりますので、
今度は逆に海外の中国に対する経済的依存度が上昇する。
一方で、このパターンが成り立つためには
「儲けるための方程式」がすでに用意されている必要があります。
要するに、自身が「技術革新」を行う必要はない、
すでにあるものをより低価格で販売する仕組みを
大規模に構築すればよいだけ、ということです。
従いまして、いずれ中国も、ことによると
「China As No.1」の時代を迎えるのでしょうが、
「No.1 になったは良いが、この先何をすればよいのか?」
という状況に陥る可能性も無きにしも非ず・・・
中国の歴史はそれこそ王朝の勃興と衰退の繰り返しですが、
仮にキンペー王朝が「China As No.1」となった場合、
深くて長い眠りの時代に突入していく可能性もゼロではありません。
一方で、「量の増加がある一線を越えると質に変化する」
という可能性も残されております。
この点、大変に興味のあるところで、
今後の中国の分岐点となる局面かも知れませぬ。

その一方で、アメリカという国はまことに大きく異なります。
アメリカのユニークさというものはやはり突出しており、
前々回で DNA 解読と AI 開発との類似点を指摘しましたが、
そもそもの AI 開発前の IT の発展もアメリカの一人勝ちです。
ここら辺の事情は共和党~民主党の違いを飛び越えて、
将にアメリカの、
少なくとも戦後のアメリカの本質を突くポイントなのでは?
と思います。
このアメリカのユニークさに関して、
いずれ考えて書いてみたいと思いますが、
お腹が空いてきたので、本日はここまで!

※ ヴィレッジ・ピープルの「警察官」ことヴィクター・ウィリスが
死んだ・・・74 歳・・・
センセのブログ、特に、
「坂城散歩道」シリーズでしばしば紹介しているヴィレッジ・ピープルの音は、
元気は出るが、ハッキリ言って、ポップに過ぎない。
だからトランプも好きなんだろう WWW
でも、あの、60~70 年代の音に疲れたアメリカ人にとっては
ヴィレッジ・ピープルの頃から始まった「分かりやすい音」には
実際のところ、ホットしたことであろう WWWWWWWWWW

合掌・・・