今月のウクライナ-284

トランプ氏、イスラエルに引き続いてイランを攻撃し、
ハメネイ氏の爆殺に成功した、と報道されてます。
イラン政府は否定しています。
まだどちらが正しいのか、分かりませぬ・・・
ま、そのうち分かりますからそれまで待てばよろしいだけです。

で、やはりピンポイントで個人を狙った攻撃だったわけですが、
仮に本当にハメネイ氏が死亡したのだとしたら、
もうホントに、心の底から、
「イランてバカな国だなあ~・・・」と言わざるを得ない・・・
それも「あきれるくらいバカな連中だなあ~・・・」と、
天を仰いで慨嘆せざるを得ない・・・

同じ過ちを何度も何度も何度も何度も(以下、省略)繰り返す・・・
しかも相手側から何度も何度も何度も(以下、省略)警告されているのに
面白いように繰り返す・・・
最高指導者をピンポイントで狙うと公言されているのに「自宅」で爆殺される
という・・・

いや、まだ本当のことは分からないのですけどね!

センセは自分では自分のことを
慎ましくて温厚で、あまり目立たない地味なオトコだと考えているので WWW
「バカ」などというあからさまな表現を使うのはまれ。
どうしても使いたいときは白絹(しらぎぬ)かけて「BK」とか、
「首の上が不自由なヒト」とか、
「脳内にお花畑を敷き詰めているかた」とかの穏やかで婉曲な表現を用いる。

・・・白絹かけて包めども、知能はほのかに出でにけり・・・

というカンジ。

しかしながら、今回の場合は婉曲表現では済まされない水準なので、
申し訳ないが、
「バカ」そのものの直截的な表現を用いました WWW
不快に思ったイラン人にはごめんなさいします WWW

で、イランに関しては以前から何度も言及しておりますので、
まずはこれらをお読みになってくだされ。
書いた本人からみてもナカナカ良く書けております WWW
古代中東に関しては「-33」くらいから、
古代ペルシャに関しては「-133~143」くらいから、
そして肝心の近代イランから昨年のバンカーバスターにかけては
「-253~257」にかけて書いてます。

これらを読んでくだされば最早あなたもいっぱしの中東情勢専門家、
というわけにはいきませぬが WWW
この地域の不安定さに関して基本的な知識は得られると思います。

で、仮にハメネイ氏が死んだと仮定して
今後のイラン情勢の行方を考えるわけですが、
先の「12 日戦争」の時と同じく今回もイスラエル主導であった事実から、
トランプ氏よりもむしろネタニヤフの思惑が主要因で、
トランプ氏の個人的思惑、例えば 11 月の中間選挙対策とか、
などは、あったとしても、副次的なもの、
と言えるのではないのでしょうか?
仮にネタニヤフの思惑が今回の攻撃の主要因であったとしたら
それは「イランによる核開発の阻止」ということですが、
しかしながら前回の攻撃で
イランの核開発は相当にダメージを受けているのは明らか。
また、ハメネイ氏を殺害しても、
氏自身はすでに相当な高齢である(あった)ことを考えれば、
氏の後継者が程なく後を襲うのも明らか。
「体制の転覆を図る」とトランプが言ってますが、
甘すぎるでしょ。
ベネズエラやキューバと違って中東の大国たるイランですので、
ちょいちょいと民衆のデモが発生したところで
その民衆の道徳的規律を統括するイスラム教による統治を
ひっくり返すことは至難の業です。
一般的なイラン人の間に
現在の経済的困窮をもたらしてきた現体制に対する
根強い不満があるのは明らかですが、
この動きと現在アメリカに亡命中のパーレビ王子の動きを連動させるのには
無理があります。

そもそもパーレビ国王が亡命を余儀なくされた原因の一つは、
自国民、特に貧しい地方の内陸部などに住む住民などが
唯一の心のよりどころとしているイスラム教に対する理解の足りなさにあった、
と言っても過言ではないのでしょうか?

今回の爆撃によって仮にハメネイ氏が爆殺されたとして、
それに対して喝采を叫んだ人々ももちろん多いのかもしれませんが、
一方で、
小学校が爆撃されて多数の小学生が死亡したという報道もありますので、
これに対してイスラエル~アメリカに対して
さらなる敵愾心を抱いた人々も多いかと思います。
現体制を支持する「愛国者」もいるでしょうし、
支持しない「愛国者」もいるでしょう。
両者ともに「愛国者」なのです!
従いまして、
両者に共通する「愛国」に対して冒涜を浴びせるようなやり方は
上手くいかないのは明らかです。

ゲマインシャフトとゲゼルシャフトという概念を用いても良いかもしれませぬ。

で、イスラエル~アメリカ両国ともに
陸軍を送り込むには至らないことも明らかですので、
仮に体制の崩壊を目指しての今回の攻撃であったとすれば、
頼りになるのは民衆の蜂起だけですが、
上記したように、
無理筋かと思われます。

ならば本当に目指していたのは何か、ということですが、
「時々思いついたように爆撃して慢性的に封じ込める」
ということなんぞを考えているのでは?
ある意味「モグラたたきゲーム」みたいなカンジです。
IAEA の協議なんぞを当てにする必要もなくなりますし、
ヒズボラやハマス、あるいはフーシ派などへの影響力も封鎖できるでしょう。
またぞろイランが「悪さ」し始める兆候が見られたら再度攻撃する、
これを繰り返す。
で、そのうちイランの体制派、嫌気がさして、ホントに体制を投げ出す、
などということを狙っているのかも???

このような方法は時間はかかりますが、
地上部隊を送ることに比べれば比較的安価に実行できますし、
「力」の差が圧倒していますので、
実効性の高い方法と言えるかも知れませぬ・・・
ある意味、これまでイランが自身の proxy を使って行ってきたことを
より強い形でイランに対して行う、
ということなのかも知れませぬ・・・

いずれにしましても、
も少し様子を見ていきませう! ※

※ 書き終えた直後、
イラン国営放送からハメネイ氏の死亡が確認されました!

お昼を食べに(狐どん兵衛)お湯を沸かして TV をつけたら、
例の NHK の利根川アナウンサーが
ハメネイ氏の死亡がイラン側から発表されたと報じた!
で、イラン側も報復のミサイルを飛ばしているが、
どういうわけか対岸のアラブ沿岸諸国の国際空港にドカドカ着弾している!

WHY ???

なんでアラブ?しかも国際空港??分からん・・・※
※ アメリカの同盟国 ~ アメリカ軍事拠点の存在、という理由らしいです。
それにしてはホテルなどにも着弾してますが・・・ 260303

いずれにしましても、
強制的にも自主的にもホルムズ海峡は実質的に当面閉鎖だ。

直ちに頭をよぎるのは石油。
解説の方によれば、日本は備蓄があるから当面の心配はないそうだが、
当面とやらがどの程度続くのか不透明。
市場は明日開くが、原油先物、窓を開けて高値で始まるのは見え見え。
高市首相、就任早々から奇問難問山積状態でありますが、
このような状況に対処できるヒトとして国民が選んだのが彼女、
というわけですので、
これは「働いて × 10 回」くらい働いてもらわなくてはなりませぬ。
でも、円安と相まって、単なる 2 年程度の対食料品消費税減税などでは
対処できなくなるやもしれませぬ。

で、ハナシを戻してハメネイ氏。
死亡して喜ぶ人々と悲しむ人々の両者がいるでしょうが、
悲しむ人々にとっては、氏は「殉教者」となります。

「死するハメネイ、生けるネタニヤフとトランプを走らす」

の状況になる可能性もあるわけです。
すなわち、イランの内乱です!

「イラン内乱テヘラン混乱、夜になって ~ 火がついて ~ ♪♪♪」
の状況です WWWWWWWWWW

1979 年の内乱時には、
ムジャヒディン・ハルクなどという共産主義イスラム組織すら登場しました。
シリアやイラクの混乱ぶりを見ても、
あそこら辺のイスラムの連中は何をもって徒党を組み、
何をしでかすか分かりませぬ。

ま、今後の成り行きを見守っていくしかありませんね・・・

※ ニール・セダカ氏が亡くなりました・・・
センセの世代では、
「チューチュータコかいな」とか
「カレンダー・ガール」が有名です。
プレスリー後、ビートルズ前、の時代です。

また、過去ログの「坂城散歩道-31」の最後の方にのせた
Laughter in the Rainもはやりました。
これは 1970 年代の曲ですね ♪

謹んでお悔やみ申し上げます。