今月のウクライナ-252

さて、今回は「今週の世界」とタイトルを変えて登場 ♪
まずはウクライナから!

1. ウクライナの「蜘蛛の巣作戦」、トロイの木馬もビックリ!
これはすごかったですね!
ウクライナ保安局(SBU)によって周到に仕組まれた
ロシア領内奥深くに忍び込んでの大型機に対するドローン攻撃が大成功!!!
日本領海近傍の偵察活動などで昔からおなじみの
ターボプロップエンジンによる大型偵察機、ツポレフ TU-95
いわゆる「ベア」とか、
大型爆撃機 TU-22M、さらには早期警戒管制機 (AWACS) の A50 とか、
ボッコボコに破壊した!!!

TU-95 ベア.jpgツポレフ TU-95 ベア  ウイキより
Marina Lystseva - http://www.airliners.net/photo/Russia---Air/Tupolev-Tu-95MS/1328519/L/


破壊数に関しては情報が錯綜してますが、
完全に損壊した機体でも 10 機は下らなさそうだ。
修理不可能レベルに破壊した機体を含めると、30~40 はいきそうだ。
しかもこれらの大型機、非常に高価なだけでなく、
現在では生産されていないとのこと。
つまり、補充が効かないということだ。
情報によれば、
これらの機体は実際に連日のように大型誘導爆弾~ミサイルを積んで
ウクライナ方面に出動していたとのこと。
鮮明な映像もいくつか発表されてますが、
ドローンが機体の下に潜り込んで爆破する映像もある。
そこには翼下に懸架された大型ミサイルが確かに写っている。
加えて、どういう訳か、機体の上にたくさんの古タイヤが載せられている・・・
あれは「ドローン除け」というハナシだが、
全く役に立ってはいないのは明らかだ WWWWWW
何かのおまじないなんでしょうかね???

Tu-22M.jpgツポレフ TU-22M   ウイキより
Dmitriy Pichugin - http://www.airliners.net/photo/Russia---Air/Tupolev-Tu-22M-3/2560067/L/


驚くべきことは、その作戦の実行方法だ!
多くのドローンが仕掛けられた木造家屋型コンテナを積んだトラックが
空軍基地近くまで接近し、
おもむろにコンテナの天井が開いたと思ったら
「ブ~~~ン」とドローンが飛び出してくる・・・。
で、ほんの数百メートルくらい先で大爆発が起きている・・・。
つまり、破壊工作員が現地で全ての仕組みを仕込んで実行した、ということだ。
家屋を運んでいるトラックなど、
たぶん、あの広大なロシアでは珍しくもないのだろう・・・。
日本では結構目立つような気がするが・・・
で、当の工作員たちは、ウクライナの発表によれば、
全員が無事に生還した、とのことだ。

A50 AWACS.jpgAWACS A50   ウイキより
Встреча нового самолета дальнего радиолокационного обнаружения и управления А-50У (г. Иваново)


ロシア諜報機関の建物のすぐ隣から操縦したとの情報もある。
で、これら一連の仕事は緻密な現地の情報がなければ成しえない。
SBU は元々はソ連の KGB から派生した組織ということから
ロシアの諜報機関にも入り込んでいるのでは?
SBU は、以前は腐敗の温床としてウクライナ国民の支持は低かったようだが、
近年はこれも大きく改善され、
今回の成功によって支持率も急上昇しているようだ。
その発想と大胆さ、そして実行力には恐れ入った!
イスラエルのモサドもビックリの今回の攻撃。
21 世紀版トロイの木馬作戦であるのは間違いない!

2. イーロン・マスクとトランプがここに来て大ゲンカ!
これまでもメンバー間で何かと色々ありましたが、
ともかくも「ご苦労様」と平和裏に分かれた二人・・・
・・・のはずでしたが、いきなりの大ゲンカが始まった WWWWWWWWWWW
切っ掛けは、トランプ肝いりの「Big Beautiful Bill」、
いわゆる「大きくて美しい歳出法案」が下院を一票差のギリで通ったこと。
これにマスク氏が噛みついた!
で、この法案、
トランプの第一次政権時に決めた「各種の減税をそのまま継続する」、
という内容らしい。
減税法案であることから、
早いハナシが、歳入が大幅に減少して財政赤字が拡大することに
DOGE で大ナタを振るって来たマスクとしては頭に来たらしい。
実際には DOGE による大ナタ効果は、
お金に換算すると大した額にはならないようですが・・・
一方で、
法案内で述べられている「EV に対する税額控除の廃止」案など、
自らに対して不利な内容に対してアタマに来ているのでは?
という見方もある。
で、マスク、自らの X を用いて、連日、
法案やトランプに対して猛烈な非難の言葉を浴びせかけているらしく、曰く、
「不快で忌まわしい存在だ!」
「法案に賛成した議員は恥を知れ!」
「トランプは弾劾されるべきだ!」
「大統領になったのはオレのおかげだろ!?」
とまで WWWWWWWWWWWWWWW
これに対してトランプ氏、
これは自らの SNS プラットフォームである Truth Social から
「crazy !」
「あいつは仕事でやせ細って来たからやめさせたんだ」
さらには、マスク氏と政府との間で結ばれた
巨大な額にのぼる契約の打ち切りを示唆するまでに!
利用者の数から言っても X は Truth の 100 倍以上はあるでしょうから
今のところは「口喧嘩」はマスク氏の方が優勢のようですが WWW、
テスラ株はまたもや大暴落の模様です WWWWWWWWWWW
この先どうなるか分かりませぬが、
ま、「野盗の群れ」から最初に脱落するのはマスク氏であろうというのは
センセを含む大方の見方であったのは確かです WWW
で、今回、センセは、「abomination:忌まわしい」という
滅多に目にしない耳にしない単語を覚えることに成功しました!!!
ただし、三歩歩いたら忘れることは確実でしょうがね WWWWWW

3. 長嶋茂雄、死す!
いつかくるものとは知りながら、という感覚でしょうか、
あのミスター・ジャイアンツが他界されました。89 歳。
センセが小学生の頃の少年サンデーや少年マガジンの表紙は、
長嶋茂雄か王貞治か、大鵬か柏戸か、戦艦大和かゼロ戦かのいずれかで
ローテーション的に、順繰りに、飾られておりました。
時々、毛むくじゃらの初代朝潮とかが載っておりましたが、
力道山とか載ってたかな~?記憶にないが・・・
当時の野球漫画と言えば、まずは寺田ヒロオの「スポーツマン金太郎」。
本宮ひろ志の「サラリーマン金太郎」のネーミングの元となったマンガです。
少年マガジンでは、ちばてつやの「誓いの魔球」が秀逸でした。
長嶋に関しては、
何と言ってもわちさんぺいの「ナガシマくん」!
わちさんぺいには、その他に「背番号 110 番」なんてのもあった。
TV 番組では、

♪ バッター三番ナガシマく~ん、
どんなカーブも、ドロップで~も、
狙って打てば、ホームラン~ ♪

て、やつがあったが、なんて名前の番組だったっけ?
ネットで調べても出てこない・・・歌だけ覚えてる・・・
「王、金田、広岡!」などというダジャレも今では通用しない・・・
力道山も川上巨人も大鵬も長嶋も、みい~んな逝ってしまったなあ~~
あとはワンちゃんと卵焼きとに頑張ってもらわないと・・・

心よりお悔やみを申し上げます。