今月のウクライナ-219

まだ正式な発表ではありませんが、トランプ氏が勝った、
と言ってよろしいでしょう。
それも「地滑り的な勝利」、と言っても過言ではないと思います。
アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のための選挙ですから
部外者があ~のこ~の言ってもそれはどうでも良いことですし、
米国の内政がいまさらど~なろうとそれはそれで構わないわけですが、
以前から何度も申し上げているように、
事程左様に影響力の大きい国のトップにあのお方が付いたわけですから、
各国共々、以前からすでに色々と対策は練ってきてはいるのでしょうが、
それでもいざ現実となる、あるいはなった、のを目の当たりにすると、
この先に生じるかもしれない、あるいは生じるであろうことを改めて想起して、
暗澹たる想いに陥りつつある政府や軍の関係者の方々もさぞかし多かろう、
と、PC のキーを叩きながら感慨にふけるセンセであります。

早速ネタニヤフ氏が祝電を送ったのは正直な心の発露ということでしょうが、
引き続いて祝電を送ったゼレンスキー氏の場合は・・・ナントも・・・。
心情を推し量ると心からの同情に耐えませぬ・・・。
石破氏も祝電を送りましたが、
まあどこまで対応出来るか、
頑張って下され、としか申し上げられませぬ・・・。

アメリカは上下両院ともに共和党になる勢いですが、
現行のアメリカ共和党、
もはや以前の共和党ではなく、
トランプ党」とでも言うべきものになり果てております。
すなわち、トランプ氏のやることやりたいことに対して
議会がラバースタンプ化する可能性大です!
前回はそれでも側近として正統的共和党重鎮的な方々が付いておりましたが、
彼らが押しなべてトランプを見限って離れていったのは
皆様方もよくよくご記憶のことかと思います。
今回は間違いなくお付きの者どもには追従者のみを選ぶでしょうし、
また、追従者には事欠かないと思いますので、
これはもはや典型的な「裸の王様」化するのは必定!
まずは真っ先に自分を訴追した連中をやり玉に上げ、
議会乱入事件でしょっぴかれた連中に恩赦を与え、
いや、自分自身にも自分で恩赦を与え、
最高裁を始めとする司法や行政府の各所に自分の息のかかる者を配置して、
クレムリンもかくや!
と思わせるような独善的政府機構に仕立て上げるやも知れませぬ。

対外的には、
ゼレンスキー大統領が胃をキリキリしているのは間違いありませんが、
フィンランド、バルト三国、ポーランドに加えて
先日に再選を果たしたばかりのモルドバ共和国大統領もまた、
同じく胃がキリキリ痛み始めていることでしょう。

プーチン氏はクレムリンの奥深くでフッとほくそ笑んでいるかも知れませんが、
キンペー氏はどう思っているでしょうかね?
さらにキムくんは?
キムくんの打ち上げ花火が最近多いですが、
キムくんによるロシアへの北朝鮮軍派遣と
ロシアのウクライナ東部戦線に対するここ最近の強度の高い攻勢と
アメリカ大統領選と、
それぞれは関連しているのでしょうかね?
トランプ氏が実際にアメリカを動かすまでにはまだ少し時間がありますし、
泥濘でストップする前に何とかポクロフスクを落としたい、
それを餌にしてトランプ氏による交渉時に有利な立ち位置を確保したい、
ということでしょうか?
停戦交渉となると、これは是が非でもクルスクは奪還しておきたいですね!
となりますと、
先に送った精鋭の「暴風軍団」はもったいないから、これに加えて
精鋭じゃない「ひき肉軍団」を送る必要がありますね!
すでに
「北朝鮮部隊との間で戦闘が生じ、北朝鮮兵には多くの死傷者が出ている」
との最新の報道もあります。※-1
となりますと、
最前線には「ひき肉部隊」が配置され、
その後方には「バラ肉部隊」が配置され、
さらに後方には「ヒレ肉・ロース肉混成部隊」が配置される、
という構図でしょうか?

もちろん極東の半島北部の王宮には
ひき肉でもバラ肉でもヒレ肉でもない、
キング・オブ・ザ・ラードがいらっしゃります WWWWWWWWW。

ラード、大事ですよね!
すき焼きには欠かせない必須アイテムです!※-2

※-1 アメリカの大きな新聞社によるものですが、
否定的な情報もあります。
※-2 地方や使用者によって意見が異なるようです WWW。