今月のウクライナ-212

自民党総裁に石破茂氏が選ばれました。
読売新聞オンラインには、小学生の頃の石破氏の写真が載ってました。
可愛かったんですね WWWWWW。
いや、特に深い意味は無いのですが・・・。

中東情勢もウクライナ情勢も、ナンか、もやっとしたカンジで、
先行き不透明です。
加えて極東情勢も、中国が大陸間弾道弾の試し打ちを行うなど、
これもナンかもやっとしたカンジ・・・。
プーチンが核使用の閾値を下げましたが、これはいつもの オ・ド・シ。
国内タカ派への リップ・サービス でもありませう。
いずれにしましても、
11 月の大統領選挙までは何かとグダグダした動きが続いていくのでしょう。

さて、O1b2 です。
古代中国の東夷がいたと思われる地域からはほとんど見つからない一方で、
満州族、ナナイ、ウリチ、ウデヘなど、北方のツングース-1 系※からは
少ないながらも一定程度検出されている。
※センセが勝手に付けた名前です。
より新しい時代に混じた可能性もあるが、古い時代に混じった可能性もある。
いずれにしても、
O1b1 と分離後に北方に向かった連中の子孫である可能性が高くなった。
であるならば、朝鮮半島の基層は O1b2 である、と考えるのが合理的だろう。

過去ログのどこかで書いたように、センセは
曽畑式(そばたしき)土器を縄文人に教えたのは C2 であろう※」
と考えてましたが、

基層に O1b2 が居たのであれば、むしろ彼らから教わった可能性が高い。
日本人には N は非常に少ないですし・・・。
※正確に言うと、櫛目文土器(くしめもんどき)を教わった縄文人が
曽畑式土器を作りました。

さらに言うならば、濊貊・沃沮・夫余・高句麗のツングース-2 系※もまた、
※センセが勝手に付けた名前です。
O1b2 なのではなかろうか?
あるいはモンゴルやツングース-1 系とある程度混じた O1b2 であるとか・・・。
位置的にも O1b2 の故地として適当な気がするし、
その後の彼らの南下の流れを見ても妥当だし、
何といっても言語~文化的に
濊貊・沃沮・夫余・高句麗は粛慎~靺鞨の連中とは大きく異なることが
中国の歴史書で何度も指摘されている。
この時代のこの地から出土した人骨を用いて YDNA 分析ができれば決定的だが、
これは高望み。
将来を期待しませう。
で、これら濊貊・沃沮・夫余・高句麗の頃はすでに歴史時代であり、
比較的新しい時代のお話ではありますが、
考古学的結果からは、紀元前 1000 年紀の時代においても、
北 → 南の流れが指摘されている※。
※一方で、支石墓の形式や分布などから、
江蘇省 → 半島南西部の流れも指摘できると思います。

N による遼河文明であるが、
時代が下るにつれて N が駆逐されていくことは証明されている。
しかしながら、
この N による文明が周辺の連中に大きな影響を及ぼしたのは明らかで、
中華文明を象徴する龍の紋章なども N の影響である可能性が指摘されている。
加えて、わずかに残った高麗語の研究などから、
濊貊・夫余・高句麗の連中と倭人とがルーツを共有する可能性も出てきた。
以前のセンセは、倭人は彼らとルーツを共有しているのではなくて
彼らの言語~文化に影響されたのだ、と考えていた。
けれども O1b2 の故地が半島基部~南満州あたりだとするならば、
彼らと兄弟の関係にあった可能性すら生じる。

ならば東夷の連中はナンなのだ?
単純に O2 ということなのか?
も、みい~んな O2 なのか?
いや、それの可能性だって大いにあるし
彼らが O2 であったらセンセの預貯金額が大幅に減るわけでもないので
O2 であろうがなかろうが全然構わないわけではあるが、
でも、「面白くないジャン!」

つづく!