夏休みも研究所に通って庭の芝刈りに勤しんでいたセンセですが、
昨日の猛暑の中、研究所の庭木の剪定作業でさすがに疲弊し、
本日はお休みをとりました。
で、夜になって今現在回復しつつあるので、ブログを更新いたします。
はじめにウクライナのクルスク侵攻局面ですが、
当初センセはドーリットル中佐の B25 による東京空襲みたいなものだろう、
と考えていましたが、どうやらそうではなく、
ヒットエンドランどころか「面」そのものを取りに行っているようですね!
空母ホーネットより発艦する B25 ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=53303による
センセが所属していた W 中学/高校にも、
この時の空襲で 1 発の焼夷弾が落とされた、ということです。
主軸は北進し、両翼は「面固め」として動いているようです。
塹壕まで築きつつあるとのことですから、
比較的長期にわたって維持しようとする意図が見て取れます。
特に西ではセイム川にかかる橋をハイマースで二つも落とし※、
逃げ遅れたロシア軍が袋のネズミ状態となっているとのこと。
※三つだそうです※。
※四つになりました WWW※。
※舟橋だそうです※。
※五つになりました。きりが無いので、もう止めます。
この方面のロシア兵の多くが新参の徴兵部隊で、やる気もなさそうなので、
一網打尽も視野に入ってきました。
橋の破壊は、たぶん、ロシア兵を捕獲するのが目的ではなく、
西側からのロシアの援軍阻止が目的なのだろう、と思います。
すなわち、中央軸に対して西側の緩衝地帯を設ける、ということです。
同様に東でも攻勢をかけ、すでにスジャという町を落とし、
さらに東に拡大しつつあるようです。
で、主力部隊の目指す方向にはクルチャトフという町がありますが、
ここにはロシアの原発があります。
この原発を確保、あるいはハイマースなどの射程内におくことによって
ロシアに対する取引材料にする、との説もあります。
なるほど、一考の余地はあります。
例え相手がロシアであったとしても
ウクライナ側から先に原発を破壊すれば
ウクライナ側が世界中から非難されるのは見え見えですが、
それはロシア側も同じなので、
実際には破壊しなくても
「やろうと思えばやれる」という状況を作り上げるのが大事、
ということなのでしょうかね?
ゼレンスキー氏は「緩衝地帯を設けるため」と発表しましたが、
ハルキウ防御のための緩衝地帯にしては部分的に過ぎると思いますし、
停戦交渉時に土地の交換をするためだ、という説もありますが、
同様に、小さすぎると思います。
今後さらに拡大させていくためにはさらなる人員と機材が必要ですが、
兵隊さんと武器弾薬その他関連機材の量には限りがあります。
これはロシアも同じで、反撃がやけに遅いですよね?
ロシア軍の反撃が遅いのを良いことに
ウクライナ軍、調子に乗ってどんどこ北進してしまうと、
これはえらいことになると思いますが・・・。
昔の日本軍とは違って、やらないとは思いますけど・・・。
今一つ分からないクルスク侵攻作戦ですが、
「21 世紀版バルバロッサ作戦」として、
ウクライナ側としては久方ぶりに意気が上がる局面である、
とは言えるでしょう。
東部戦線のユンカース JU87 ストゥーカ急降下爆撃機 ウイキより
Bundesarchiv:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5477308による
訃報を一つ。
アラン・ドロン氏が亡くなりました。88 歳。
センセの一つ上の世代の方々が熱中しておりましたが、
四人兄弟の末尾に位置するセンセなので、耳年増ではありました。
「太陽はひとりぼっち」とか「太陽がいっぱい」とか、
「大洋は三原監督」とか・・・。
ジャン=ポール・ベルモンドとかイヴ・モンタンとか・・・。
NHK 朝の BS ニュースでは、フランスの放送局は昨日~本日にまたがって
追悼番組一色でした。
ナンか、ホント、フランス絡みが多いですね、最近。
センセが実際に見たことのある彼の映画は、「仁義」です。
イヴ・モンタンがライフルをわざと三脚から外して撃つシーンとか覚えてます。
あと、アラン・ドロンと三船敏郎とチャールズ・ブロンソンの
三者そろい踏みの B 級映画がありました。
「ウ~~~ン・マンダム・・・」って、懐かしいですね!
千鶴子センセが見たら発狂しそうな内容です WWWWWWWWWWWWW!
あ、あと、ナントかという女子アナさんもかな WWWWWWWWWWWW!
昭和も遠くなりにけり・・・。
心より、お悔やみを申し上げます。
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