その後の昨今-1

その後の昨今、などとへんちくりんな表題をつけましたが、
要するに、
システム変更のためにしばらくお留守となっていたセンセのブログ、
留守の間にいろいろあったあのことこのことを
取り合えず書き散らかしてみるべい、
ということであります。
まずは訃報から。

ニュースでも比較的大きく取り上げられていましたが、
1960年代のアメリカの黒人俳優、シドニー・ポワチエ氏。
有名なのは「野の百合」、「夜の大捜査線」、「招かれざる客」、
「いつも心に太陽を」などがあります。
センセは「夜の大捜査線」と「いつも心に太陽を」を見たことがあります。
「夜の大捜査線」では、
署長役のロッド・スタイガーとの共演が印象に残ってます。
「いつも心に太陽を」は、
荒れた高校に赴任した教師が最終的に生徒の信頼を得る、
という青春ものの典型パターンのお話ですが、
LuLu の主題歌が、当時、ヒットしました。

お次はザ・ロネッツのリードだったロニー・スペクター。
大ヒット曲、「Be My Baby」を知らないヒトは居ないと思います。
若いヒトで、曲名を聞いてピンとこない方でも、
曲を聴けば「ああ、これか!」というタイプの曲ですね!

ウッドストックの仕掛け人も亡くなられました。
スゴイ時代でしたね、あの頃は・・・いろんな意味で・・・ホント・・・。

それから人類学者にしてケニアの政治家でもあったリチャード・リーキー。
知らないヒトの方が多いでしょうが、
両親であるメアリーとルイスと共に、
リーキー家は人類学の分野では非常に有名な一家です。
東アフリカ大地溝帯のオルドヴァイ渓谷にて、
ヒトのルーツを、文字通り、掘り進めてきた一家でした。
息子のリチャードはケニアに生まれ育ち、
人類学のみならず環境保護活動にも力を入れ、
政治家としても精力的に活動したヒトでありました。

最後に漫画家の水島新司氏。
紹介するまでもない方ですが、
この名前で思い出されるのが永島慎二氏。
マニアックな方でないとナカナカ知らないと思いますが、
センセなんかは永島慎二のマンガには結構影響されました。
どうぞググって下され!

昔も今も、エンタメを芸術のレベルまで昇華しよう、
と試みる方々が居ります。
永島氏もそのような一人でした。
もちろんエンタメはエンタメとして意義がありますけどね!

因みにセンセ世代の野球漫画の変遷を、
ここで少し覗いてみようと思います。
昭和 30 年代のお話です。

少年サンデーの寺田ヒロオの「スポーツマン金太郎」がありました。
この名前を下書きにしたのが、「サラリーマン金太郎」ですが・・・。

わちさんぺいの「ナガシマくん」とか「背番号110 番」とか。

一時代を画したのが、ちばてつやの「ちかいの魔球」。
少年マガジンだったと思います。
このマンガから、投手と捕手の組み合わせ + 魔球、
というパターンがこの先しばらく続くこととなります。

で、これの極めつけが川崎のぼるの「巨人の星」。
説明は無用かと・・・。

以上、全ての亡くなられた方々に、
宗教には頓着なく、
ご冥福をお祈りいたします。

ちばてつや氏と川崎のぼる氏は、現時、ご健在です!
一層のご活躍を期待しております。