今月の書評-49

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縄文時代の幕開けが大体今からおよそ1 万年前くらいとして、丁度その頃に最後の氷河期が終了を迎え、時代は温かくなりつつありました。

現在では典型的な北方型モンゴロイドの形質を示すC2 のハプロタイプを持つ連中ですが、氷河期の最中、その数は少なかったようです。
また、驚くべきことに、当時のC2 の連中は、ことさらに「朝青龍」のような顔立ちではなかったことも指摘されています。

要するに、最終氷河期が終了して気候が温かくなり始めたころになって初めて彼らは数を増やし、典型的な北方型モンゴロイドとなって勢力を拡大し始めた、というのが真相のようです。そして、その要因となったのがトナカイの家畜化であった可能性があります。
実際、現在のツングース民族には「オロチ」だの「オロチョン」だの「オロッコ」だの似たような名称が多いわけですが、これ全て「トナカイ」に関連する名前です。

で、氷河期が終了し、あのマンモスも絶滅しつつある状況で、トナカイの遊牧を発明した連中が生き残り、北東アジアで勢力を拡大した、ということなのでしょう。

因みに、飽くまでも大型獣の追っかけを追及した連中が、アメリカ大陸に渡った人々なのかも知れません。

となりますと、「朝青龍」のような典型的な北方型モンゴロイドの形質は、事によると、トナカイの家畜化と関係があるのかも知れません。以下、おなじみのセンセの妄想です。

北方型モンゴロイドに典型的な形質である短躯、一重瞼、平たい顔面、小さな鼻、薄毛、乾燥した耳垢などなど、これらが極寒~乾燥の環境への適応であることに合理的な矛盾は感じませんが、なぜこれらの適応がマンモスを追っていた氷河期の真っ最中には生じず、氷河期後に生じた可能性があるのか。


センセのお答え

「寒気に暴露する時間がむしろ増えたから!」


トナカイ-2.jpg
RUSSIA BEYONDより https://jp.rbth.com/society/2016/09/22/632145
朝青龍のお母さんと子供の頃の朝青龍。     ・・・ではありませぬ。


要するに、大型獣を狩猟する場合は、仕留めたら オ・シ・マ・イ。
夏場に一頭のマンモスを仕留めれば、たらふく食べた後は乾燥肉にする。
これで冬場でもOK 牧場!
冬は、マンモスの糞を乾燥して作った燃料を燃やしながら寝て暮らす。
くさいけど・・・。

一方でトナカイの飼育はそうはいかない。
毎日世話をしなくてはならない。
そのために、そりも発明!
そりに乗って厳寒の大気に身をさらす厳しさよ!!!
耳はちぎれ、鼻ももげる。
湿った耳垢を持ってたヤツは耳の中が東証一部上場。
じゃね~よ!凍傷にかかって大変だ!

北方型モンゴロイドの特徴の一つは、歯が大きいこと。
シノドントと呼ばれる、シャベル型の歯だ。
連中、トナカイの皮をなめすため、毎日毎日かみかみしなくちゃならない。
スンダドント型の小さな歯ではやってらんない。
あごも丈夫になって、あご筋が通るエラの部分も張り出したニダ!


実際、世界的にみても、稲作や畑作が発明されると人口も増えるようになりますが、人々はむしろ重労働に携わらなくてはならない羽目に陥ることとなります。
動物の家畜化に成功することで人口も増えましたが、動物の生活パターンに自らを合わせなくてはならない生き様に陥る結果ともなりました。

これは現代でも同じで、満員電車に揺られて2時間もかけて通勤する生活を数万年も送れば、人類は満員電車に適合するようなスリムな体系に変化するかも・・。

今から楽しみですねっ!






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このページは、喜源テクノさかき研究室が2019年2月23日 16:25に書いた記事です。

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