今月の書評-30

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みなさまこんにちは!研究所も今日から夏休みです! ルンルン♪ ♪ ♪ 
しかも本日は涼しい!この調子で一週間もってくれれば良いのですが・・・。

で、先日NHKのニュースでやってましたが、鳥取の弥生時代の遺跡から出土した40体の人骨を用いてDNA 分析を行うとのこと!
実は弥生時代の人骨って、縄文人に比べて出土率が低いらしいです。ましてやDNA 分析できるほどに状態の良いものはほとんどないとのことですので、大いに期待できます。

また、鳥取ですから、古代の出雲とも深く関連しているのではないでしょうか?

知ってるヒトは知ってるでしょうが、出雲地方って、東北地方と何らかの関連があると考えられている場所なのですよね!
両者とも言葉にズーズー弁が残っているし、斎藤成也氏の「核DNAでたどる日本人の源流」によれば、現代の出雲の人々の核DNA パターンと東北地方の人々のそれとはよく似ているとのことです。出雲地方はむしろ朝鮮半島に近いわけですし、歴史的にも何かと大陸との関係が指摘されていますので、DNA も朝鮮の人々により近いだろうと考えがちですが、ナカナカどっこいそうはいかない!
また、この先、今月の書評シリーズでは日本語の起源にも触れていく予定ですが、その際、「日本人とは?」を考えていく上で、DNA パターンとズーズー弁という言葉の特徴とがセットになっているという事実は誠に重要な点なのです!

斎藤氏の分析はあくまで現代人を用いたものですから弥生時代以降のノイズがたくさん混入しているわけですが、今回、直接的に弥生人骨を用いた分析結果が出れば、これは日本人形成における重要な転回の時代を直接的に反映することとなりますので、今からすんごくワクワクしています!
単に縄文系のDNA の有無だけじゃなく、朝鮮半島や長江文明、あるいは遼河文明や黄河文明を作り出した人々の影響すら検知できれば、ことによると、教科書を大きく塗り替える結果となるかもしれません。

さらに言えば、出雲って、ヤマタノオロチやスサノオノミコト、さらにはオオクニヌシノミコトなどの神話の宝庫ですので、ことによると、これらの神話を何らかの形で裏付けるような、そんな結果すら期待してしまいます。



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このページは、喜源テクノさかき研究室が2018年8月11日 18:07に書いた記事です。

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