今月の書評-8

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みなさまこんにちは。温かくなってきましたね!
この季節になりますと例年のごとくにスギ花粉に悩まされることとなりますが、どういうわけか、ここ坂城では、今のところさほどひどくない。センセの鼻も、いまだ上下線ともにスムーズな開通状況を保っております。ま、この先どうなるか、予断を許しませんが・・・。

さて、クロボク土に端を発した古代シリーズですが、縄文人のお話です。まず初めに、1月と2月に購入した書籍をご紹介いたします。

1月分
今月の書評 180203.jpg
イモムシハンドブックを除き、日本の古代史に関する本を搔き集めてみました。
これに加え、本棚にもとからあった関連書籍を表にしました。

もとからあった関連書籍
今月の書評 180203 sp.jpgさらに2月分を加えると、
今月の書評 2月分.jpg
アイヌから沖縄まで網羅しましたので、ま、一応のお話はできるかな?

さて、縄文人を語るには、まずは日本列島に住み着いた旧石器時代人からお話する必要があるようです。
旧石器時代人と申しましても、我々の直接のご先祖さまであるホモ・サピエンス・サピエンス、いわゆるクロマニヨン人とかに代表される「新人」のお話です。

現代の我々が住んでいる日本列島にはおよそ1万年くらい前から縄文人が住み着いていたことは数多くの遺跡や人骨などから疑いのない事実でありますが、いきなり彼らが出現したはずもなく、さらに昔の時代に縄文人のご先祖さまたちが大陸から渡ってきました。
これらの旧石器時代人の人骨はほとんど残っていないので、その他の手がかりから推測していかなくてはなりませんが、その第一の候補が石器です。
で、1980~90年代には驚くべき古さの石器が日本列島各地から続々と発見されまして、「日本列島にもネアンデルタール人のような「旧人」が住んでいたのは間違いない!」などと喧伝されましたが、これがまあ驚くことに某氏によるインチキであることが2000年に判明しまして、このような単純なインチキに対する検証も出来ないような考古学の非科学性に対する批判にまで発展(ま、例の割烹着のお姉さんのお話からも分かるように、生物学も似たようなモンですが・・・)。みなさまもTVの映像などで良くご記憶のことかと思います。

で、その後に徹底した再検証が行われまして、現在では、ホモ・サピエンスとしての旧石器時代人が列島に住み着くようになったのは、おおよそ4万~3万5千年前くらいから、と考えられるようになりました。

で、3万年前くらいの最も古い旧石器時代の遺跡が、九州から東北まで、列島くまなく発見されておりますが、北海道からはこの時代の遺跡はいまだ見つかっていない。北海道で最古の旧石器時代遺跡はおよそ2万年前のものですので、旧石器時代人は、まずは南からやってきた、と考えてよさそうです。
従いまして、「今月の書評-4」で「スンダランドからスンダララッタ~とやって来たご先祖さまが何もわざわざ船を駆って危険な海を渡る必要性はなかったんじゃない?」などというのは単なる「妄想」かと思われますので、この場で訂正いたします。



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このページは、喜源テクノさかき研究室が2018年3月11日 10:32に書いた記事です。

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