坂城散歩道-16

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みなさまコンニチハ!
夏休み真っ最中の方々も多いかと思いますが、如何お過ごしでしょうか?
センセもみっちりとした実験の日々から解放されて、大いに羽を伸ばしております。

でも、今年の坂城の夏は少しおかしい。・・・お日様が出てこない。毎日どんよりとした天気で、時々小雨が落ちてくる・・・。
ま、あの猛烈な日射が無いだけに過ごしやすいですが、ちょいとさみしい気もします。
で、先日はいつもバイクの練習でお世話になっている水晶林道をテッテ的に探索してやろうと、登山靴を履いて「行けるところまで行く」ことにしました。

昨年バイクを購入して初めて入山した林道が水晶林道でしたが、この時の印象から「水晶林道は恐ろしかとこバイ・・・。コケたら谷底へ真っ逆さまで命がいくつあっても足りんバイ・・・。」といきなり九州弁で思ってしまいましたが、ことによるとそれは初心者の偏見では?という気がしてきましたので、それを確認することに加え、歩いて散策すれば細かな観察ができると同時に運動にもなって良いな!と思いましたので、夏休みですし、十分に時間もありますので、ひたすらテクテク歩いて行くことにしました。
水晶林道から芝峠に向けて登山をする方々のためのガイドにもなっておりますので、どうぞご利用ください。


で、カメラを持って第一研究所をまさに出発せんとしたとき、庭のトサミズキの木の下のアシナガバチの巣をスズメバチが襲撃している瞬間に出会いましたので、行き掛けの駄賃に、まずはこれを撮影しました。
フタモンアシナガバチを襲うヒメスズメバチ.jpg
アシナガバチはフタモンアシナガバチという種類で、普通のアシナガバチよりも小柄です。また、一方のスズメバチはヒメスズメバチで、これもやや小ぶりです。ずっと観察していると、スズメバチはどうやら中のサナギを狙っているようですが、ひたすらウロウロするばかりで巣からサナギを引き出すことができません。また、アシナガバチの方はスズメバチを攻撃しますが、TVなどで見るようなミツバチが大群でスズメバチを攻撃して殺してしまうようなことはなく、時々刺すようなそぶりを見せるだけで、ナンカ、間延びした光景です。
で、これ以上付き合っていられないので、結果を確認することもなく、9:30 に出発しました。


夏の第一研究所.jpg
平成29年夏のさかき第一研究所外観。ノウゼンカズラとムクゲの花が満開です。


坂城インター.jpg
坂城インターへ向かって坂道を登ります。高速の下をくぐり、右手にインターを見ながら直進します。


水晶線入り口.jpg
御堂川を渡り、道なり(左寄り)に数分も歩くと、右手に分岐します。ここが水晶林道の入り口です。因みに左手は葛尾の焼却施設~墓地となります。


水晶線看板.jpg
林道水晶線の案内板。芝峠を経て、水晶山と大道山方面に登れます。案内板のすぐ横に、車を止めることができます。


ダート入り口-2.jpg
ほどなくダート道になります。初めの1 km ぐらいは細かな砂利の直線で、走りやすいです。


途中-1-1.jpg
すぐにこんなカンジになって、深山幽谷の雰囲気となります。
加えてここら辺からカモシカクンが出没するようになります。
本日もこの先で若い個体に出会いました。大きさ~出没場所から、先月出会ったものと同じヤツだと思います。とっとと逃げたので、写真撮る間がなかった。


御堂側-1.jpg
初めの左ヘアピンに入る直前、御堂川に下りられます。



途中-2-2.jpg
ヘアピンを抜けたのち、開けたところに下ります。その後、写真のオニグルミの木のところから、再び登っていきます。
初めて走ったときは急な坂道に見えたけど、今から見ると全然たいしたことない・・・。


途中-3.jpg
こんなカンジ。今回もまた林道の写真ばっかし載せますので、興味のない方には申し訳ないです。当分「林道シリーズ」が続く予定です・・・。


危険箇所.jpg
ここがヤバイ箇所です。すぐ左の崖が崩落するので(次の写真を参照)、落石が道をふさぎ、さらには御堂川に流れ込んで来ます(矢印)。


崩壊寸前の崖.jpg
矢印で示した岩、いつ何時落ちてきてもおかしくないです。ここを通過する前は一旦停止し、岩が落ちてこないことを確認のうえ、通過するのが良いかもしれません。

たぶん、この場所が、初めてバイクで走ったとき、ビビったところだと思います。

先の写真を見ても、路肩からバイクごと川に落ちれば五体満足とはいかないように思えます。けれども、今回の探索結果から、このような場所は水晶林道を通して二~三か所しかありませんでした。しかもバイクが通過する幅は十分ありますので、軽トラの対向車が来ないかぎり、全く問題ありません。但し、バイクが谷側を走る一方で対向車が山側を走る状況では、注意しなくてはなりません。そのような状況は帰路に発生しますが、その場合でも向こうから対向車がやってくることは見渡せますので、手前で待ち、やり過ごしたのちに通過すれば良いだけです。以上から、「水晶線は危険では無い」と結論づけられました!

因みに、バイカーは軽トラにはキチンと挨拶を心掛けてください。遊びで走るのと仕事で走ることの違いです。時折、普通乗用車が走ってますが、これは登山者の車だと思います。
さらに、登山者の方々は、車を奥まで乗り入れない方が良かろうと思います。道が狭すぎます。出来うる限り、先に紹介した林道入り口の車置き場に停車し、歩いて行く方が無難かと思われます。車が対向するチャンスは小さいですが、一旦対向する羽目に陥った場合、通過はナカナカ辛いと思われます。


グーグルマップの最終点.jpg
ここはグーグルマップでU字に大きく曲がっているところです。
初めて水晶線に入ったとき、ここでUターンしようとしてコケました・・・。



松茸山の看板.jpg
この場所にはこのような看板が立ってますので、これを見て引き返そうとUターンしたところ、コケました・・・。
今から見れば何でもない所ですが・・・。


御堂川-2.jpg
御堂川上流部です。マップのU字部で、御堂川を跨ぎ(またぎ)ます。



途中-4.jpg
ここから先は未知の世界。でも、思いの外(ほか)、走りやすそうです。



松林-2.jpg
ほどなく松林になります。そろそろ入山禁止の季節だと思います。


途中-5.jpg
松林を抜けると杉の林となり、その後はクヌギ林となります。
まだまだ道は走りやすそうです。


芝峠の看板-1.jpg
時折、看板が出てきますが、一本道なので間違いようもありませぬ・・・。



水源-2.jpg
さらに登っていくと、御堂川もさらにちょろちょろと・・・。




御堂川水源の一つ。
大体この辺りから道が荒れだし、幅も狭くなってきます。
センセの場合、今の腕ではバイク登坂はこの辺りまでかと思います・・・。


ガレ-1.jpg
ここから先はこういうカンジ・・・。


ガレ-2.jpg
ガレ+急坂+ヘアピンの連続技!


ガレ-3.jpg
もう一丁!


ガレ-4.jpg
しつこいっす!

上手いヒトなら何でもないところだと思いますけど、まだまだ下手くそなセンセとしては、芝峠に到達するまでに5回はコケるかと思います・・・。
ガレてるだけじゃなく、車がほとんど入らないので、路面が緩いのが問題です。もっと締まっていればガレ場も恐れるに足らず、と思いますが・・・・・・言い訳だよね?


ギボウシ.jpg
ギボウシ。


キツネノカミソリ.jpg
キツネノカミソリ。


キオン.jpg
キオンの花。


ヒヨドリバナ.jpg
ヒヨドリバナ。


クズの花.jpg
クズの花。
因みにセンセは葛餅が大好き!


クサギ.jpg
クサギ。
たくさん咲いてました。
周りにクロアゲハも飛んでた。


ボタンヅル.jpg
ボタンヅル。


ヤマアジサイ.jpg
ヤマアジサイ。


ホオノキ.jpg
ホオノキ。
段々と頂上に近づいてます。



カラマツ.jpg
この辺りからはカラマツ林。霧にむせぶカラマツの姿。



カモシカとの出会い.jpg
ここで二頭の親子のカモシカに出会いました。またもシャッターチャンスを逃した。それにしてもカモシカ、うようよ居るようです。

「山を歩くときには獣臭に気をつけよ」と言われますが、カモシカの臭い=牛の臭いです。坂城に赴任して初めて水晶林道を散歩したとき、牛の臭いがプンプンしたので、センセはてっきり近くで牛を飼ってるとばっかり思ってましたが、今回テクテク登ってきてハッキリと認識しました。
歩きながら時折プンと鼻につく牛の臭いは、あれはカモシカが近くに居るか、またはカモシカの糞塊があるのか、あるいはカモシカが臭腺をこすりつけてアピールする縄張りに入ったか、の何れかと思います(カモシカの臭腺の臭い、嗅いだこと無いけど)。ナルホド、確かにカモシカは牛の仲間でありました。

一言、言ってくれれば良かったのに・・・カモシカくん、キミも牛臭いねエ~・・・。


芝峠登山口.jpg
ほどなく道が三方に分かれた。矢印の左右は林道で、左はたぶん大道山方面に向かうのかな?右は分かりませぬ。真ん中の矢印が芝峠への登山口。看板が出てます。


芝峠の看板-2.jpg
ここからは山道となり、車はもちろんのこと、一部のヘンタイ連を除き、バイクも通れません。
小雨がパラつきはじめ、お昼ご飯も持ってこなかったので、芝峠を目前に、ここから引き返しました。12:00 を少し回ってました。


地図-3.jpg













本日のルート。9:30出発で13:50 帰宅。往復の直線距離およそ10 km、標高差およそ800 m 弱。途中、カモシカ3頭とヤマドリ2羽に出会いましたが、霊長類との遭遇は一切ナシ!例によって、シャワー後に焼きサバと冷やしソーメン+ビールで昼食を取りました。

結論は、「二~三か所気を付ければ、水晶林道のバイク走行は問題ナシ!」でありました。

めでたしめでたし!


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この記事について

このページは、喜源テクノさかき研究室が2017年8月16日 14:58に書いた記事です。

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