昭和40年代:時代と音楽-36

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バンドをやる前の中学時代、ラジオの深夜放送なんてのが流行りました。特にハープ・アルファートとティファナブラスの「Bittersweet Samba」 でオープニングが始まる「オールナイトニッポン」は、当時の中学生の「夜のお友達」でした。
センセも中三まではよく聴き、「カメカメ、エブリボディ!」とかナンとか、懐かしいです。でも、音楽に目覚めた後は日本のラジオ放送なんぞは物足りなくなって、進駐軍向け放送の「FEN」を専ら聴くようになりました。これも普段から兄の部屋から流れていた影響だと思います。

因みにFEN、今ではAFNと改称されているようですが、「エフ・イー・エヌ」と呼びます。昔、FENを聴きもしないのに聴いてるふりをする連中が「フェン」とか知ったかぶりしてよく言ってましたが、それを言うと「聴いて無い」ことがすぐにばれたもので、センセも「ププッ!」と腹の中で笑ったものです、、、、、、ププッ!
FEN ってFar East Network の略で、極東に在駐している米軍向けの24時間のラジオ放送です。ニュースや天気予報、「業務連絡」やキャンペーン放送などを除き、内容の大部分が音楽番組で占められているので有名でした。要するに、米国で流行っている曲を真っ先に日本で聴くことができるのが、FENでした。

FENで流す曲は流行歌だけではありませんでした。クラシック番組もありましたし、カントリー専門、イージーリスニング番組、さらにはラテン専門の番組もありました。イージーリスニングはPete Smith の「Sketches in Sound」という番組で、ストリングスのオープニングが印象的な番組でした。今でもあの美しいオープニングの旋律が、耳に残っています。日本のFMラジオ番組、城達也の「ジェットストリーム」を思い出して頂ければOKです。
耳に残っているオープニングとしては、当時のニュースの前に必ず流れた「Blood Sweat & Tears」の「Spinning Wheel」の出だしです。そうです、あの「チャカチャカチャー、チャカチャー!」です!

けれどもFENと言えば、やはりポップやロック、ソウルの番組でしょう。特に当時有名だったのが、オオカミの遠吠えで始まる「Wolfman Jack Show」!1973年に封切りされたジョージ・ルーカス監督の映画、「American Graffiti」にも出演していましたね!
Wolfman Jack 以外には、American Top 40、Charlie Tuna、Don Tracy、Golden Days of Radio、Time Machine、Dick Clark のMusic Machine なんかを良く聴いてました。
当時、大晦日になると、その年の年間ヒットチャートを一日中流す番組があり、しかも1950年代からの通算を延々と流しておりました。オープニングは、ビル・ヘイリーの「Rock Around the Clock:暴力教室」でした。
で、12月31日になると、センセはラジオの前にたくさんのカセットテープを用意して、一日中録音してました。今でも当時録音したたくさんのテープを持ってますが、ラジオから流れる音をカセットテープで録音するという超原始的方式なので、音としては凄まじい・・・。毎年録音してましたが、今、押入の中のテープをざっとチェックしたところ、大体1980年代の半ばくらいで録音が終了してるようです。大体この頃から、センセの「洋楽はやり歌」に対する興味が少しずつ薄れ始めたようですね。

「洋楽はやり歌」に対する興味は以前のようには湧かなくなったセンセでしたが、こんどは英語の勉強のためにFEN は相変わらず熱心に聴き続けておりました。ニュースやOPINION、Paul Harvey のThe Rest of the Story、Mystery Theater なんかをテープに録音し、何度も聴いて勉強したものです。
また、ヒロコ・クボタさんのPhrase of the Day も懐かしい!「おはようございます=Good Morning」って、日本語も勉強しました www!「A Little Language Goes a Long Way!」という最後のフレーズ、今でも耳の奥に残ってます。


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このページは、喜源テクノさかき研究室が2017年1月 4日 20:47に書いた記事です。

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