学会報告-2

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皆様おはよう御座います。寒い朝ですね。「北風吹き抜く~寒い~朝も~」って、思わず口ずさんでしまいそうです。

えっ?この歌知らない???ウッソ~~~!!!

センセの場合、この時期の極寒の日々に、フト、口の端に上る歌としては、上記吉永小百合の「寒い朝」の他に、「いぢわ~る~木枯ら~し~ふ~き~つける~白い~セーターボロシューズ~」とか、「雪が降ってきた~ほんの少しだけ~れど~」とかが出てきます。ナンか、年末の「昭和三十年代の思い出」を未だに引きずっている様ですね。

さて、先週末に日本列島を襲った大寒波は、ここ坂城にも大雪をもたらしました。センセの膝小僧まで積もりましたので、大体40cm ぐらいかな?天気予報によれば「南から流れ込んだ湿った空気による大雪」との事でしたので、春先の湿って重い雪を考えておりましたが、長野は気温が低いモノですから、幸か不幸か、雪質はきれいなパウダースノー。「幸か不幸か」と言うのは、雪質が軽くてふかふかですので雪かきは比較的楽である一方、すぐ溶けないので、根雪となって残る確率が高くなるためです。

日曜~月曜は一日中雪かき。研究所に加えて工場の駐車場も雪かきしなくてはなりませんので、足腰立たなくなって、夜はひっくり返ってそのままバタンQ~。ここぞとばかりにお酒をちびりちびりやりながらソチオリンピックを見物してましたが、ここまで日本選手はバタバタと全員討ち死に!元気が出ないこと限りナシ、、、。

「ソチらはソチで何をしておるのじゃ?」

と言いたくなりますが、選手の皆さんも全力を出しておりますので、「それは言わない約束でショ?(ザ・ピーナッツの声で)」と言うカンジかな?  まだ引きずってる、、、。

さて、大雪とオリンピックは良いとして、年明け一番にビッグニュースが飛び込んで参りましたね!もちろん小保方さんのSTAP細胞のお話です!前回お話した様に、今回は「肥満とガンの関係」についてのご報告をする予定でしたが、急遽内容を変更しまして、STAP細胞に因んで、「乳酸菌と多能性細胞」のお話を致します。

皆様も既にご存じの様に、「多能性細胞」とか「多能性幹細胞」とか呼ばれる細胞とは、条件次第で、基本的に「どのような組織にも変化しうる」細胞の事です。初めはES細胞と呼ばれる細胞が脚光を浴びておりましたが、これは受精卵からしか作製することが出来ませんので、倫理的にも大いに問題がありました。それがために某国のウソツク教授が退任となったのも、記憶に新しい所です。その後に山中先生がヒトの皮膚の繊維芽細胞(せんいがさいぼう)にわずか4種類の遺伝子を導入することによってiPS細胞を作りだし、これがためにノーベル賞を受賞したのもつい先頃の事でしたね!

ところが今度は30歳のイマドキの女性がトンデモナイ発表をしたもんだから、世の中上へ下への大騒ぎ!とにかく今回は「遺伝子導入」とか言う「それっぽい」方法じゃなく、pH5 程度の溶液に細胞を漬ければ細胞がデフォルトされるってんですから、これには世界中が驚いてしまいました。

皆様もご承知の通り、多くの草木は接ぎ木で簡単に増やすことが出来ますし、プラナリアやヒトデなどは体を半分にされても再生して体は二つになってしまいますし、イモリなどの手足をちょんぎってもそこから新しい手足が再生しますし、人間ですら多少の傷は修復~再生されますし、或いは、ヒトの肝臓などは非常に再生力が強い臓器として有名です。

さらに言えば、お魚のフナ、関東の池や沼で普通に見られるのは銀ブナという種類ですが、これは殆どの個体が雌で、雄は居ない。じゃ、どうやって増えるのかというと、雌が生んだ卵が「何らかの刺激」を受けて発生が開始されるとの事です。実験室内では、金ブナやゲンゴロウブナなど、他の種類のフナやドジョウ(どぜう)の精子による刺激によって発生が開始する事が分かっていますが、この場合、他の種類の精子と合体して受精卵を作るのでは無く、これらの精子は、単に発生開始のために、銀ブナの卵子に「何らかの物理化学的な刺激」を与えるだけだそうです。従いまして、こうなりますと、理論的には大多数の銀ブナは親の遺伝子をそのまま受け継ぐクローンであるはずですが、実際に調べてみますと、将にその通りなのだそうです。また一方で、実験室内ではそのように他の魚の精子で発生を開始させる事が出来ますが、実際に野外でこの様な形で発生が開始されるかどうかは不明、との事です。

いずれにしましても、先頃、東京の井の頭公園の池の水をさらった所、8~9割の魚がブルーギルやブラックバスなどの外来魚で占められていたとの事ですので、あんなにありふれた魚であった「フナ」ですら、日本の池や沼から駆逐されてしまいつつある様です。あの「メダカ」は既に絶滅危惧種となっておりますし、クサガメやイシガメも殆どがミドリガメに置き換わりつつある現状ですから、「こぶな釣りし彼の川~」も「ブルーギル釣りし彼の川~」と歌詞を変えなくてはならない時代がやってくるのでしょう。情けないですね、最近の日本は!

 

 

・・・・またもや脱線しました・・・・ この続きはお昼を食べた後で・・・・

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このページは、喜源テクノさかき研究室が2014年2月11日 10:16に書いた記事です。

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